6月17日、19日追記しました。
こんにちはnicoです。
昨シーズンのトリプルスリー達成者の1人、東京ヤクルトスワローズの「山田哲人 」選手。
今年もバッティング絶好調で、史上初の2年連続トリプルスリー達成の期待もかかっています。
そんな山田選手、残り少なくなったセ・パ交流戦で期待されるもう一つの記録があります。
※6月17日に西武ライオンズから第22号ホームランを放ち、見事に記録達成しました!
交流戦が始まって可能になった記録
2005年から始まったセ・パ交流戦。
それによって、1シーズン中に11球団と対戦するようになり、新しい記録の誕生も期待されてきています。
投手で言えば、1シーズン中に全11球団から勝利。
ただ、これは交流戦が、対戦相手の1球団とホーム・ビジターそれぞれ3試合づつの2カード6試合を行い、6球団合計で36試合開催されていた交流戦開始当初では可能性がありました。
しかし、現在は対戦相手との試合数が減り、1球団とは3試合しか行われなくなり、6球団合計で18試合しか開催されなくなってしまっているので、先発投手のローテーションを考えると、ほぼ不可能な記録となっています。
同じく、投手として1シーズン中に11球団からセーブと言うのは可能性が有りそうですね。
そして打者としての記録で言うと、1シーズン中に全11球団からヒット、盗塁、打点などいろいろ考えられますし、投手と比べると比較的達成しやすそうです。
その中でなかなか難易度が高くて記録達成が難しいと思われるのが「1シーズン中に全11球団からホームラン」ではないでしょうか。
因みに、同一シーズン中に11球団からホームランの記録達成は意外に多く、2005年の交流戦開始から14人で16回達成されています。
《2005年》36試合制
・金本知恵(阪神)
・前田智徳(広島)
・セギノール(日本ハム)
・ズレータ(ソフトバンク)
・今岡誠(阪神)
・中村剛也(西武)
《2006年》36試合制
・イ・スンヨプ(巨人)
・ラミレス(ヤクルト)
・リグス(ヤクルト)
《2007年》24試合制
・ガイエル(ヤクルト)
《2008年》24試合制
・T.ウッズ(中日)
《2009年》24試合制
・ブランコ(中日)
・中島裕之(西武)
《2012年》24試合制
・中村剛也(西武)
・ブランコ(中日)
《2013年》24試合制
・バレンティン(ヤクルト)
西武ライオンズの中村剛也選手と、当時中日ドラゴンズのブランコ選手が2回づつ達成しているのは流石ですね。
ただ、2014年の交流戦24試合制までの時は、同一チームとの対戦がホームとビジターで日にちの離れた2カードに分かれており、言ってみれば2回づつチャンスがありました。
それと比べると、2015年に18試合制になってからは、対戦が1球団に対して3試合の1カードのみとなってしまっているので、打撃不振になった時に立て直す時間的なチャンスが少なくなり、難易度が一気に上がったと思います。
そんな中でこの記録が達成されたとしたら、それは今まで以上に物凄く価値がある記録であると思います。
今、その記録に着々と向かっているのが、東京ヤクルトスワローズの「山田哲人」選手です。
18試合制となって初の記録達成か?
山田哲人選手、6月12日現在、セ・パ交流戦の4チーム目となる千葉ロッテマリーンズ戦が行われている時点までで、自チームのスワローズを除くセ・リー5チームと交流戦の現在まで対戦した4チーム全てからホームランを放っています。
因みに本数は
巨 人:3本
阪 神:2本
広 島:3本
中 日:3本
DeNA:4本
日ハム:2本
ロッテ:1本
オリックス:1本
楽 天:1本
ソフトバンク:未 1本(神宮)
西 武:未 1本 2本(神宮)
となっています。
この後、ソフトバンクと西武からホームランが出れば、史上初の1シーズン中11球団からホームランという事になります。
どちらのカードも神宮球場での開催となるので、余計に可能性は高そうです。
※追記1:6月15日のソフトバンク戦で、見事に第21号ホームランを放っています。
※追記2:6月17日の西武戦で、見事に第22号ホームランを放ち、見事に記録達成となりました!! そして6月19日には西武戦2本目となる第23号ホームランを放ちました!!
まとめ
山田哲人は今年も絶好調。
史上初の2年連続トリプルスリーの可能性。
更に、18試合制となって初の1シーズン中11球団からホームランの可能性記録達成。
いつの間にかすごい選手になってます。
いずれメジャーに行くのでしょうか?
この調子で行くと後2〜3年でヤクルトは年俸面で山田哲人選手を抱えられなくなるのではないでしょうか?
先ずは、今週中に達成かどうかが分かる山田哲人選手の1シーズン11球団からホームランの記録に注目ですね。
見事に期待に応えて記録達成しましたね!!
おめでとうございます!!
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。