巨人の菅野智之!伝説のシーズン防御率0点台を達成できる?

こんにちはnicoです。

NPBプロ野球も現在は交流戦に入り、セ・パの熱い試合が行われていますね。

そんな中、ここまで11試合を投げて、防御率が驚異の0.61と、抜群のピッチングを続けている読売ジャイアンツの「菅野智之」投手についてチェックしてみたいと思います。

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ワンランク上がった球質

先ずは菅野智之投手のプロフィールを

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菅野 智之(すがの ともゆき)

国籍:日本

出身地:神奈川県相模原市南区

生年月日:1989年10月11日(26歳)

身長・体重:186 cm・92 kg

投球・打席:右投・右打

ポジション:投手

プロ入り:2012年 ドラフト1位

初出場:2013年3月30日

年俸:1億3000万円(2016年)

経歴:
東海大学付属相模高等学校
東海大学
読売ジャイアンツ (2013 – )

菅野投手は、大学卒業年のドラフト会議で、抽選の末に北海道日本ハムファイターズに1位指名をされましたが、伯父にあたる「原辰徳」前読売ジャイアンツ監督の影響を受け、これを拒否して浪人、翌年のドラフトで希望通りに読売ジャイアンツに入団しました。

入団1年目から1軍のローテーションピッチャーとなり、3年目となる昨シーズンまで3年連続で二桁勝利を挙げて順調な活躍を続けていますね。

シーズン防御率は、1年目が3.12、2年目が2.33、3年目が1.91と毎年1点台づつ削って来ていて、今シーズンはここまで11試合に登板していて、防御率は驚異の0.61となっています。

この記事を書いている時点で、防御率2位以下は2点台となっていて、パ・リーグの投手を含めても防御率0点台は菅野智之投手一人だけで、いかに菅野投手の防御率が抜きん出ているかが分かりますね。

この成績の躍進には、昨シーズンオフの間に腕周りと指の力を強化した事が理由として挙げられています。

それによってリリース時のボールのスピン量が増し、ストレートはキャッチャー到達時に落差の少ない、いわゆる「キレのある伸びるボール」となり、スライダーは、よりホームベース寄りで急激に曲がるようになり、球筋の判断が付きにくくなっている様で、他球団の選手からも「球質がワンランク上がった様だ」との評価を受けている様です。

奪三振も増えている

実際にデータとしても、昨シーズンから今シーズンにかけての空振り率が、ストレートは6.3%から13.1%、スライダーが13.9%から18.3%と共に上がっていて、先発投手としては上位となっています。

その影響で奪三振も増えていて、11試合で82奪三振と、昨シーズンまでのペースを超えていますね。

菅野投手は27球派?27奪三振派?

ただ、菅野投手は奪三振にはあまりこだわりは無さそうです。

よく、投手が掲げる究極の理想は二通りあると言われています。

先ず一つ目は、すべての打者を初球を打たせてアウトに取り、1イニングの打者3人に対して3球、それを九回まで続けて全27球で試合を終えるのを理想とする「27球派

そして二つ目は、全ての打者を三球三振させ、全81球で27奪三振で試合を終える「27奪三振派

この二通りに分かれると言われています。

菅野投手は、以前のインタビューで「僕は(1試合で)27奪三振よりも、27球で終わった方がいいと思っている」と「27球派」を自称していました。

華やかさと言う点では「27奪三振」の方が上かと思いますけど、なるべく少ない球数で投球イニングを稼ぐのが先発投手の役割だとすれば、「27球派」の考え方の方が理にかなっているんでしょうかね?

まあ、そこにプラスして「イザ」という時に狙って三振が取れるのであれば「鬼に金棒」ですよね。

シーズン防御率0点台は可能か?

このままの調子で行くと期待されるのが、シーズンを通しての防御率0点台って事になりますかね。

因みに、過去の先発投手で、シーズンを通しての防御率0点台を記録したのは、戦後と言う枠で考えると、1970年に阪神タイガースの村山実投手が記録した「0.98」の1回のみとの事です。

今シーズン、もし菅野智之投手がシーズン防御率0点台を記録すれば、実に46年ぶりの記録達成という事になります。

可能性で見るとどうなのでしょうか?

防御率は「自責点×9÷投球回」と言う計算で出す事ができます。

菅野智之投手は、現時点で11試合、88投球回、自責点6という事で、「6×9÷88=0.613」という計算で防御率が0.61となっています。

菅野投手の過去3シーズンの投球回数は、176、158.2、179となっています。

多目に見て、今シーズン180回投げるとすると、「0.99×180÷9=19.8」となります。

という事は、現時点の自責点6を引くと、残りシーズンを自責点13までに抑える事ができれば、夢の「シーズン防御率0点台」が達成出来そうです。

現在開催されている交流戦で強打のパ・リーグとの対戦を、そこそこの成績で終える事ができたら、可能性はそんなに低くは無いのではないでしょうか。

まとめ

菅野智之投手は、今シーズン腕周りと指の強化によって、ワンランク上の球質を手に入れた。

ストレート、スライダー共に、空振り率が上昇し、奪三振数も増えている。

菅野智之投手の理想とする究極のピッチングは、27球で27アウトを取る事である。

交流戦の成績次第では、46年ぶりのシーズン防御率0点台が期待できそうである。

大谷翔平投手の163キロが注目されていますが、それはそれで夢のある素晴らしい事ではありますが、現時点で最強の投手は菅野智之投手と言っても良いのではないか?と、あくまでも私自身の意見ですが思っています。

このまま無双状態を続けて、夢の記録達成を実現してもらいたいものです。

以上、今回は現在防御率0点台でダントツ一位の菅野智之投手をチェックしてみました。

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

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