下町ロケットの世良公則と小泉孝太郎がムカつく!今までのあらすじと池井戸3作の豆知識!

こんにちはnicoです。

今クールの人気ナンバーワンドラマ「下町ロケット

とは言いつつも、実は視そびれていました。

視聴率20%越えとか聞いても「もう乗り遅れたから今更視れないな〜」なんて感じで、視ていませんでした。

でも「そこまで人気があるってことは面白いんだろうな〜?」って気にはなっていても「もう追いつけないんだろうな〜」って。

先日たまたま7話の再放送をタイミングよく視て、男女の違いはありましたけど、ナレーションの声のトーンを聞いて「これって半沢直樹やルーズベルトゲームと一緒じゃん!面白いはずだよ!」って気づきました。

で、先日の8話を始めてリアルタイムで視聴しました。

面白い!

まだ視ていない人!全10話なので残りは2話

残り少ないですけど、絶対視るべきです!

そこで、まだ視たことが無い人のために「人気の秘密」と、残り2話を楽しむための「今までのあらすじ」のまとめと、ちょこっと豆知識を調べてみました。

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「日曜劇場」池井戸潤作品の3作目!

今回の「下町ロケット」は、TBS系列日曜夜9時台のドラマ枠「日曜劇場」の今クール放送ドラマです。

原作は「池井戸潤」氏。

池井戸作品といえば、最終回の視聴率40%越えを記録し、大人気を博したドラマ「半沢直樹」が有名です。

その約1年後に、彼の2作目となる「ルーズベルトゲーム」が放映されました。

「半沢直樹」人気に反して視聴率が伸び悩み、最高で17%強と物足りなさが有りました。

「半沢直樹」の様に「やられたらやり返す。倍返しだ!」みたいな決めゼリフがなかった事も理由としてあるのか、社会的なブームにはならなかったですね。

僕は、この「ルーズベルトゲーム」は1話から通しで視て、とても面白かった印象が強いです。

企業のお抱えの野球部が、ライバル企業間の代理戦争的な役割も担って、野球の戦いと企業の戦いの二重の戦いっていう設定が新鮮で、見入ってしまいました。

現・福岡ソフトバンクホークス監督の長男、工藤阿須加さんの演技も良かったです。

その池井戸ドラマの流れから1年後に始まった今回の「下町ロケット」

「なんで見逃したかな〜」って後悔していますが、今からでも十分楽しめます

人気のある理由とは?

半沢直樹」「ルーズベルトゲーム」「下町ロケット」の池井戸潤作品3部作。
何故これほどに人気が有るのか?その理由を探ってみました。

その理由とは「勧善懲悪」!

昔で言えば「水戸黄門」の様に、日本人は「悪を倒して最後には善が勝つ!」いわゆる「勧善懲悪」ドラマが大好きなのです。

例えば「半沢直樹」は、銀行幹部の私欲のために、半沢直樹を陥れようとピンチを迎えますが、そこを踏みとどまって、最後は逆に悪徳幹部をやっつけると言うストーリーでした。

ルーズベルトゲーム」も、技術力を追求した「青島製作所」に対して、模倣技術と政治的な策略で吸収合併を仕掛けてきたライバル会社「イツワ電気」に、こちらも最後は徹底したこだわりの技術力で勝つと言うストーリーでした。

そして今回の「下町ロケット」も、卓越した技術力を持った町工場の「佃製作所」が、成果を横取りしようとするライバル会社「ナカシマ工業」や「サヤマ製作所」から、様々な妨害を受けたり、中小企業を馬鹿にする大企業「帝国重工」に対して、こちらも最後は圧倒的な技術力で逆転勝利するであろう、ストーリーと予想されます。

どれも共通点は、「最後は真面目に製品作りに取り組んだ正義が勝つ!」というストーリー。

まさに「勧善懲悪」!

もう一つが、日本の町工場がキーワードとなっていて、小さい規模ながらも真面目で優れた技術力を持っていると言う日本の町工場の特徴が最後のカギになっているという事です。

「半沢直樹」に関しては、銀行マンのドラマですが、作品中の半沢直樹の実家は、やはり卓越した技術力を持ったネジ製作の町工場で、銀行の理不尽な融資対応で倒産した経緯があります。

全国の企業数の99.7%を中小企業が占めるとされている日本では、中小企業の優秀性を示す事で共感してもらえる人が多く、その辺りも人気の要因なのでは?と考えます。

残り2話を楽しむ為のおさらい!

下町ロケットは、全10話ですが、1〜5話と6〜10話で違う内容となっているため、途中からドラマを視ても、遡るストーリーの量が少なくて済むので、途中からでも十分に楽しめます。

また、善悪の役どころがハッキリしているので「この人は善い人、この人は悪い人」の見分けが付きやすいのも特徴です。

大まかなあらすじを書いてみます。

下町ロケットの主役企業は「佃製作所

その社長が阿部寛演じる「佃航平

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1〜5話

大企業「帝国重工」が巨額をかけて開発するロケット用新型水素エンジンの一部部品について佃製作所が特許を持っており、帝国重工は佃製作所に特許の譲渡を20億円で持ちかけられたが、特許譲渡よりも自社制作の部品をロケット用エンジンに搭載してもらおうと奮闘するストーリー。

2〜10話

5話までのストーリーの3年後の話。

精密バルブ作りの評判を聞いて、子供用の心臓人工弁作りの協力を持ちかけられ、様々な妨害を受けながらもその実現に奮闘するストーリー。

その人工弁を作るドラマ中の計画の名前が「ガウディ計画」という事で、後半のタイトルが「下町ロケット2ガウディ計画」となっています。

8話までで、ガウディ計画を持ちかけた協力依頼者の資金難、ライバル会社と手を組んだ大物医療関係者の妨害工作による承認問題の難航。

ピンチ・ピンチの連続です。

それにしても、後半の悪役を演じている世良公則さんと小泉孝太郎さんが、それこそ憎たらしい程いい味出してますね。

また、後半の重要な役となる「一村医師」役の今田耕司さんもいい味出しています。

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あと、帝国重工の善い人役「財前」を演じる吉川晃司が渋くてカッコイイ!

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多分、予想では第9話も佃製作所にとって辛い状況が続き、9話の終わり頃から10話にかけて、一気に逆転勝利!「あー〜スッキリ!」という感じに成ると予想されます。

因みに、9話では今回のキーとなる人物として、フリーアナウンサーの高島彩さんが出演します。

ここまでの予備知識で12月13日からの残り2話を是非楽しみましょう!

12月13日のセミファイナルは、放送枠15分拡大との事なので、より中身の濃いストーリー展開が期待できますね。

池井戸3部作のおまけ豆知識

「半沢直樹」から「ルーズベルトゲーム」には、いわゆる「池井戸ファミリー」と呼ばれる俳優たちが引き続きキャストとして配役されていました。

check2 香川照之

check2 石丸幹二

check2 宮川一朗太

check2 須田邦裕

check2 小須田康人

check2 手塚とおる

check2 高橋洋

の7名

今回の「下町ロケット」には

「半沢直樹」からは

check2 倍賞美津子の1名のみ

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「ルーズベルトゲーム」からは

check2 立川談春の1名のみ

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意外と少ないですね。

それぞれ前作では「悪役」でしたが、今回の下町ロケットでは「善い人」側にまわっています。

悪役の時は、徹底的に憎たらしい役を演じていたので、善い人役への配置転換は、俳優としてのイメージ回復のための気遣いなのかもしれませんね。

以上、今回は視聴率絶好調の「下町ロケット」についてチェックしてみました。

本日も最後まで読んでいただき有難うございました。

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