こんにちはnicoです。
いよいよメジャーリーグのレギュラーシーズンが、アメリカ現地時間の3月29日 に開幕しましたね。
そして今年も、シーズン中に訪れる記念日に全30球団で統一して着用する「スペシャル・ユニフォーム」が発表されました。
今年はどの様なデザインになるのでしょうか。
チェックしてみましょう。
統一メーカーにより可能なイベント
MLBアメリカ・メジャーリーグには、アメリカ29球団、カナダ1球団の合計30球団が所属しています。
その全30球団が試合の際に着ているユニフォームは、MLB機構と一括契約を交わしているメーカーが「公式サプライヤー」となり、そこから提供された物が着用されています。
現在、MLBのユニフォーム公式サプライヤーとなっているメーカーは、以下の3社となっています。
帽子:ニューエラ 社
ジャージ:マジェスティック 社
ソックス:スタンス 社
選手達は、これらの3社から支給されるユニフォームを、チームの公式ウェアとして試合やその他の際に着用してプレーをしています。
ですので、それぞれのチームによってデザインは異なりますが、質感等は全て統一されている事になります。
また全30球団のユニフォームメーカーがMLBによって統一されている事によって、特別な日に着用する特別なユニフォーム「スペシャル・ユニフォーム」等のイベントが行い易くなっている訳です。
そして今シーズンもレギュラーシーズン開幕後に訪れる特別な記念日に、全球団が統一してスペシャル・ユニフォームを着用し、それらのグッズの売上金を関連団体に寄付をするチャリティーが行われる様です。
今回発表されたスペシャルユニフォームを、訪れる記念日の順に並べてみましょう。
ジャッキー・ロビンソン・デー(4月15日)
マザーズ・デー(5月13日)
メモリアル・デー(5月26日〜28日)
ファザーズ・デー(6月17日)
インディペンデンス・デー(7月2日〜4日)
以上の5種類となります。
(カッコ内は着用する日になります)
では、それぞれのスペシャルユニフォームを詳しく見て見ましょう。
ジャッキー・ロビンソン・デー
MLBでは、20世紀以降に米球界の人種差別の撤廃に大きく貢献した故ジャッキー・ロビンソン氏の功績を称え、彼が1947年に「42」の背番号を付けて初めてメジャーリーグの試合にデビューした4月15日を記念して、この日を「ジャッキー・ロビンソン・デー」と制定しました。
そして現在では、出場選手全員がこの日に背番号「42」のユニフォームを着用して試合が行われています。
昨シーズンまでは、単に通常のユニフォームの背番号を「42」にして着用していただけでしたが、今シーズンは背番号の他に、帽子の横部分・ジャージの右袖部分・ソックスの横部分の3ヶ所に「42」をメインにデザインされた統一のロゴマークが配される事になりました。
We all wear 4️⃣2️⃣ today. #JackieRobinsonDay | #Jackie42 pic.twitter.com/xR6X3zSt8M
— San Diego Padres (@Padres) April 15, 2018
Today we all wear 42 that way they won’t be able to tell us apart. It’s an honor to wear the number that Jackie Robinson wore to show what he did for this game. #Jackie42 #JackieRobinsonDay pic.twitter.com/iqiSz8iief
— Zack Godley (@godleyzt) April 15, 2018
Today we are all 4️⃣2️⃣. #Jackie42 #JackieRobinsonDay pic.twitter.com/GSR1HGbEGK
— New York Mets (@Mets) April 15, 2018
Today, we all wear 42. #JackieRobinsonDay pic.twitter.com/Tt0ih0Zk46
— Pirates (@Pirates) April 15, 2018
The #Orioles will join @MLB in honoring the legacy of Jackie Robinson by wearing No. 42 jerseys today. #JackieRobinsonDay pic.twitter.com/1LkWKHfrQr
— Baltimore Orioles (@Orioles) April 15, 2018
マザーズ・デー(母の日)
毎年5月の第2日曜日に制定されている「マザーズデー(母の日)」。
今年は5月13日になります。
母の日のテーマカラーはピンク色となっていて、この日のスペシャルユニフォームの各所には、ピンク色が配色されています。
帽子はクラウンの部分が霜降り柄のピンク色となり、バイザーの部分がダークカラーとなっていて、各チームのロゴマークもその配色に合わせた色合いとなっています。
ただ全球団を見てみると、大谷翔平投手の所属する「ロサンゼルス・エンゼルス」のみ、バイザーの色が「赤」になっているのが面白いですね。
ジャージに関しては、昨シーズンの様な全てのチームがピンク色ベースの特別カラー仕様では無くなり、各チームの通常のデザインのジャージのまま、左胸に「ピンクリボン」のロゴが配された物になりました。
ソックスは昨シーズンの物に似た、派手なカラーデザインとなっています。
そしてこのピンク色は、乳がん検診の啓発キャンペーンとして知られる「ピンクリボン運動」と連動していて、この日のスペシャルユニフォームとグッズの売り上げは「スーザン・G・コーメン乳がん基金」に寄付される事になっています。
コメント
[…] 大谷翔平も着る!MLBメジャーリーグが2018年ホリデースペシャルユニフォーム発表! […]
どんなヴァージョンであっても、黄緑色のユニフォームを使う球団って無いですよね。何故なんだろう。日本では東京ヤクルトスワローズ(野球以外では湘南ベルマーレとか)が使っているのに、アメリカではMLBどころか、NBAでもNHLでも使わない。
NFLのシアトル・シーホークスが一番黄緑に近い色でしょうか?或いは「聖パトリックの日」仕様のユニフォーム??
NHLの各球団が白いリンクの上で白いユニフォームを着るから、「芝の上で目立たなくなるから」黄緑色は使わない……という理由では無いみたいだし。
色々な場所で書いているのですが、明確な答えを貰った事がありません。
常識的過ぎるので態々書くまでも無いような理由なんでしょうかね?全く見当がつかないのですが……