こんにちはnicoです。
韓国KBOリーグ「三星(サムソン)ライオンズ」と、球団所属の強打者「ヤマイコ・ナバーロ」選手との来季の契約交渉が決裂したとの事です。
交渉決裂によって日本進出を模索しているナバーロ選手の移籍先として「千葉ロッテマリーンズ」の名前が浮上してきました。
今回は、サムソン・ライオンズの強打者「ヤマイコ・ナバーロ」選手について詳しくチェックしてみたいと思います。
外国人選手のホームラン新記録!
先ずはナバーロ選手のプロフィールを
Yamaico Navarro(ヤマイコ・ナバーロ)
国籍:ドミニカ共和国
出身地:サンペドロ・デ・マコリス
生年月日:1987年10月31日(28歳)
身長・体重 :183cm・97.5kg
投球・打席 :右投右打
ポジション:二塁手・三塁手
初出場:
MLB/ 2010年8月20日
KBO/ 2014年3月29日
年俸:$700,000(約8400万円)
経歴:
ボストン・レッドソックス(2010 – 2011)
カンザスシティ・ロイヤルズ (2011)
ピッツバーグ・パイレーツ (2012)
ボルチモア・オリオールズ (2013)
サムスン・ライオンズ (2014 – 2015)
韓国KBOリーグの外国人最強打者といえば、今年ホームランと盗塁の40–40(フォーティ・フォーティ)を達成した「エリック・テームズ」選手を以前紹介しました。
その外国人最強打者のエリック・テームズ選手に対して、今シーズンのホームラン数に関してはエリック・テームズ選手の47本を1本上回る48本を記録して、韓国KBOリーグの外国人選手のシーズン新記録を達成したのが「ヤマイコ・ナバーロ」選手です。
エリック・テームズ選手とヤマイコ・ナバーロ選手の二人は、韓国KBOリーグに所属する外国人強打者の双璧として知られています。
打率や長打率などではテームズ選手に敵いませんが、打点も「137」とチャンスに強い長距離打者としての魅力は引けを取りません。
そんなナバーロ選手は、2016年シーズンもサムソンライオンズとの契約を継続すると言われていましたが、ここに来て契約内容で合意が得られず、交渉が決裂したと言われています。
素行不良が交渉決裂の原因?
ナバーロ選手は、ホームゲームが行われる日の集合時間に1時間以上も遅れて現われたり、試合中も試合に集中していなかったりなど、不誠実な態度についてチームメイトから不満が出ていたそうです。
契約合意に至らなかった一番の原因は多分、金額的な事が一番大きいと思いますが、ナバーロ選手のシーズン中の試合に臨む態度について素行不良な面があった事から、契約条件に「誠実に練習と試合に臨む」という条項が「わざわざ」入れられていた事も、交渉が難航した原因と言われています。
ドミニカとかの南米の選手って、野球の成績とは関係なく結構ワガママな性格の人が多いような印象があるんですけど、どうなんでしょうか?偏見でしょうか?
この人が特別なだけですかね?
アメリカ・メジャーリーグ時代には、毎年のようにトレードでチームを転々としていた様ですが、その理由も素行不良な態度が原因と成っていたのかもしれませんね。
しかもパイレーツ時代には飲酒運転で逮捕もされているみたいですし、この選手の素行不良は生まれつきかもしれないです。
メジャーリーガーの選手って、野球の技術面と共に、人として尊敬される人間性も求められると聞いたことがあります。
彼にとっては、そこの部分がメジャーに留まれなかった理由かもしれませんね。
まあ、性格的なものは想像の世界なので良くわかりませんが、野球選手としての技術面では、とても魅力のある選手であることは間違いなさそうです。
移籍先に千葉ロッテマリーンズが急浮上?
そんなナバーロ選手ですが、交渉決裂後は日本への進出を模索していると言われています。
そうなると日本球団の中でどこのチームに行きそうなのか?という疑問が湧いてきますよね。
そこに急浮上してきたのが「千葉ロッテマリーンズ」です。
千葉ロッテは今シーズンオフ、内野手レギュラーだった今江敏晃選手が楽天にFAで移籍し、セカンドを守ったクルーズ選手も契約交渉が決裂して読売ジャイアンツに移籍と、レギュラー内野手が二人も居なくなってしまいました。
ナバーロ選手は主にセカンドとサードを守りますが、今シーズンはショートを守ったこともあります。
守備に定評のあった今江選手・クルーズ選手と同等と言えるかどうかはわかりませんが、今シーズンは韓国プロ野球ゴールデングラブの二塁手部門を外国人選手として初めて受賞していますし、内野手の穴埋めを期待できる大砲としてチームにうまくフィットしそうです。
千葉ロッテは、今シーズン対戦相手として「0勝4敗・防御率3.08」とカモにされていた「福岡ソフトバンクホークス」の天敵「ジェイソン・スタンリッジ」投手を2015年シーズンオフに獲得しています。
人間性の面を考慮した上で、ナバーロ選手も獲得できれば、攻守に渡って戦力的にかなり良い補強ができることになりますね。
ナバーロ選手は日本で通用するのか?
いつもこの様な時に言われているのが「韓国プロ野球で活躍した選手が日本のプロ野球で通用するのか?」という疑問です。
確かに、大きな韓国記録を引っさげて日本プロ野球に移籍してはみたが、期待はずれで退団した選手も何人も見ています。
しかし韓国プロ野球で活躍した外国人選手が、日本のプロ野球に移籍して見劣りなく活躍した例も多くいることは事実です。
以前にも書きましたが、横浜や中日で活躍した「タイロン・ウッズ」選手や、
ロッテ・西武・楽天・オリックスで活躍した「ホセ・フェルナンデス」選手などがその一例です。
ナバーロ選手の実際のバッティング映像を見てみたいと思います。
私の見た印象では、インサイドアウトの綺麗なレベルスイングだと思うので、日本に来たとしてもそこそこの成績を収める事が出来るのではないか?と予想します。
(僕が考えるレベルスイングとは、地面に平行となる水平スイングと考えず、ボールに対して肩から腕・バットが一直線になるスイングの事です。その結果、高めは水平に近くなり、低めはゴルフスイングの様になると考えます。)
まとめ
韓国KBOリーグの強打者「ヤマイコ・ナバーロ」選手は、現所属チーム「サムソン・ライオンズ」と交渉決裂し、日本球界に移籍しそうである。
移籍先として「千葉ロッテ・マリーンズ」が有力となっている。
ロッテはスタンリッジ投手も獲得しており、来シーズンの戦力が上がりそう。
ナバーロ選手は過去に韓国から日本に移籍して成功した外国人選手に続く活躍を期待できそう。
もし本当に来シーズン日本でプレーするとなったら、48本塁打の実力がどんなモノなのか楽しみですね。
今回は、来シーズン日本でのプレーが有力視されている、韓国KBOリーグの強打者「ヤマイコ・ナバーロ」選手について詳しくチュエックしてみました。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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