こんにちはnicoです。
2015年を不本意な成績で終了したイチロー選手。
10月に2016年のメジャー契約を「マイアミ・マーリンズ」と交わして来年メジャ−3000本安打を目指します。
現在42歳のイチロー選手の今後について考えてみました。
押し寄せる年齢的な引き際
まずは改めてイチロー選手のプロフィールを
イチロー(ICHIRO)
本名:鈴木 一朗
国籍:日本
出身地:愛知県西春日井郡豊山町
生年月日:1973年10月22日(42歳)
身長・体重 :180cm・77kg
投球・打席 :右投左打
ポジション :外野手(主に右翼手)
プロ入り:1991年 ドラフト4位
初出場:
NPB / 1992年7月11日
MLB / 2001年4月2日
年俸:$2,000,000(約2億5000万円 2015年)
経歴:
愛知工業大学名電高等学校
オリックス・ブルーウェーブ (1992 – 2000)
シアトル・マリナーズ (2001 – 2012)
ニューヨーク・ヤンキース (2012 – 2014)
マイアミ・マーリンズ (2015 – )
言わずと知れた「イチロー」選手です。
もはや世界の野球界の「レジェンド=未だ現役生活を重ねる伝説的プレーヤー」です。
MLB殿堂入り確実と言われています。
僕たちは「永遠に」と言うか、いつまでも「攻守走」がバランス良く揃ったスーパースターのプレーを目に焼き付けていたいと思います。
しかし時間はすべての人に平等に過ぎて行き、衰えを知らないと思えるイチロー選手も、かつての「マンガの様に驚異的な記録を作るプレーヤー」の次元から「普通の(それでもメジャーの平均以上の)次元のプレーヤー」に徐々に落ちてきているのは誰の目にも明らかです。
世間一般の考える「42歳」という年齢を考えると、野球選手としての「潮時=引退」へ向かって、少しずつカウントダウンが始まっているのは否定できないと思います。
ここまで現役にして伝説的なプレーヤーであるイチロー選手にとって、最善な引き際とはどういった形が理想なのでしょうか?
メジャー3000本安打まであと65本!
今まで様々な驚異的記録を達成してきたイチロー選手にとって、近々達成出来そうな、メジャーでの大きな節目となる記録は二つあります。
メジャー通算500盗塁
2015年シーズン終了時点で498盗塁で現役プレーヤー最多記録となっていて、記録達成まであと2盗塁となっています。
こちらは2016シーズンに確実に達成できるでしょう。
メジャー通算3000本安打
2015年シーズン終了時点で2925安打で現役プレーヤーの中では、2015年に3000本安打を達成したヤンキースのアレックス・ロドリゲス選手に次いで2位となっていて、あと65本と迫っています。
現役プレーヤーとしてピークの頃は、毎年200安打以上を記録していたイチロー選手ですが、ここ数年はレギュラー確約が無く控えに甘んじていて、打席数も減っている事に加えて打率も下がってきています。
そのため、微妙に遠い記録と感じられますが、2015年シーズンが90安打だった事を考えると、同じような起用法であれば達成の可能性が高そうです。
3000本安打達成までの道中には、日米通算記録の参考記録として、世界記録と成っているピート・ローズ氏の4256安打にあと53本で追いつきます。
先ずはこれらの記録を達成するまでは最低でも現役を続けるでしょうし、球団も達成させるためのサポートはしてくれるでしょう。
引き際のケースは4通り?
イチロー選手が類稀な身体能力の持ち主で、伝説的なプレーヤーだとしても、お情けだけでメジャー契約を続けてもらえるほど甘い世界ではない事はよくわかります。
記録達成後に想定する引退への引き際のケースを幾つか考えてみました。
1. 翌年のオファーに関係無く、シーズン終了時に自身で決断して現役引退
自分の力量を見極めて、自分のプレーに満足出来無くなってきたときに自身で決断するパターン。
名選手と言われた人たちが選ぶ一番多い引退のケースですよね。
2. シーズン終了を持って契約終了となり、た球団も含めて次の契約のオファーを待ち続け、翌シーズンが始まっても契約オファーが無いと確定した時点で引退。
自分はまだやれると思っていても、拾ってくれる球団が無いというパターン。
「今更マイナー契約は出来ないし、ここらが潮時かな?」という感じで相手に決断させられるスッキリしない辞め方ですかね?
3. 契約の有るシーズンの初めに引退を決断発表し、引退興行のような形でひとシーズンを送り、シーズン終了を持って引退。
ヤンキースの「デレク・ジーター」選手がこのパターンでしたね。
顔見世興行的で客寄せパンダ的な扱いは、僕が思うにイチロー選手の美学に反するかもしれませんね。
4. シーズン途中に戦力外となり、他球団のオファーも無くそのまま引退。
実は「松井秀喜」選手が残念ながらこのパターンでの引退でしたね。
晩節を汚すとまでは言いませんが、辞め時を逸した感じは否めませんね。
以上の4パターンの中で有力と考えられるのは、やはり「1」の、或るシーズンの終了時に突然引退発表をするってパターンがイチロー選手のイメージには一番合っているのかな?って思いますね。
やはり最後はマリナーズの「エリア51」をもう一度
引退時期に、どこの球団に所属しているか?という事にも関心が湧きますが、やはりイチロー選手のイメージが一番強いのは「シアトル・マリナーズ」ですよね。
イチロー選手の憧れであった「ケン・グリフィー・Jr」選手が選手としてのスタートを切って選手生活の大半を過ごした「シアトル・マリナーズ」に最終的に復帰して、マリナーズの選手として引退しています。
イチロー選手も最後にマリナーズに復帰して、イチロー選手の入団前に背番号「51」使用していた名投手「ランディ・ジョンソン」氏との連名で、確実に永久欠番になると言われているマリナーズの背番号「51」の姿を、もう一度見せてもらっての引退が、個人的には一番理想ですね。
マリナーズの地元、シアトル市民も65%がイチロー選手の復帰に肯定的との事ですし、ぜひ実現してもらいたいものですね。
まとめ
今回は「気が早すぎる」けど「近い将来に絶対やってくる」イチロー選手の引き際「引退」について考えてみました。
とはいえ、引退はまだまだ先の話として、これからも出来る限り長くイチロー選手の「メジャー」での活躍を見続けたいものです。
マイアミ・マーリンズと2016年の契約を交わしたとはいえ、何が起こるかわからないメジャーの世界。
2016年シーズンのイチロー選手が「どこ」で「どんな」活躍を見せてくれるのか、今から楽しみですね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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