こんにちはnicoです。
10月24日(土)からいよいよ2015-2016シーズンのフィギュアスケートグランプリシリーズが開幕となりましたね。
この週末の第1戦アメリカ大会には、ポスト高橋大輔・羽生結弦のライバルとの呼び声高い、注目の日本人選手「宇野昌磨」選手が出場します。
ジュニアで大活躍して今年から本格的にシニアの大会に進出した宇野昌磨選手について、グランプリファイナルに出られる可能性についてチェックしてみました。
グランプリ・ファイナル出場の条件とは?
フギュアスケート・グランプリシリーズは6週連続で世界6ヶ国で大会が開催され、
男女シングル、ペア、アイスダンスの4つのカテゴリーで争われます。
そして、それぞれのカテゴリーの上位6名・6組が、その後のグランプリ・ファイナルと呼ばれる大会に出場する事が出来ます。
今年の大会の日程は
第1戦アメリカ大会(10月24日〜10月26日)
第2戦カナダ大会(10月31日〜11月2日)
第3戦中国大会(11月6日〜11月8日)
第4戦フランス大会(11月14日〜11月5日)
第5戦ロシア大会(11月20日〜11月22日)
第6戦日本大会(11月27日〜11月29日)
となり、その後に開催されるグランプリ・ファイナルは毎年持ち回りで開催国が変わるのですが、今シーズンはスペインのバルセロナで12月11日(金)〜13日(日)の日程で開催される事になっています。
バルセロナは昨年に続き、なんと2年連続でグランプリ・ファイナル開催国となります。
基本的に名乗りを上げた国が開催国となるみたいですが、2年連続で名乗りを上げたのには驚きです。
これはやはり昨シーズンの「世界フィギュアスケート選手権・上海大会」でスペインのハビエル・フェルナンデス選手が羽生結弦選手を破って優勝したことが、スペイン国内のスケート熱に火を付けたからではないでしょうかね。
ハビエル・フェルナンデス選手は今やスペインの英雄となり、サッカーのメッシ選手、テニスのナダル選手に次ぐ有名アスリートになったと言われているみたいです。
各選手は、全6大会あるグランプリシリーズの内の2大会に出場し、それぞれの大会の順位に応じて獲得した合計ポイントによって上位6名・6組がファイナル出場者に選ばれるシステムとなっています。
昨シーズンまで日本の羽生結弦選手がグランプリ・ファイナル2連覇を達成していて、今シーズン男子シングルでは前人未到の3連覇に期待が掛かります。
そんなグランプリシーズンに今年ジュニアから昇格して出場となり、しかも活躍を期待されているのが宇野昌磨選手(17歳)です。
宇野昌磨選手は昨シーズンジュニアの世界で
ジュニアグランプリ 優勝
全日本ジュニア選手権 優勝
世界ジュニア選手権 優勝
など、ジュニアの世界で無敵を誇って、今シーズンのシニア昇格となりました。
宇野昌磨選手ファイナル出場の可能性は?
そんな宇野選手、既にアメリカ大会の男子ショートプログラムが行われ
現在トップから5.89ポイントの差で4位につけています。
宇野昌磨選手の得意科目は、この後のフリープログラムになるのでメダル獲得の期待「大」ですね。
因みに、今年9月に出場したシニア初戦の「2015USインターナショナルクラシック」では、ショートプログラム9位のあとのフリーで1位を獲得し、総合で5位となりました。
このことから考えると現在4位のポジションはとても有望ではないでしょうか?
さて、宇野選手のファイナル出場のためには、2大会でどの順位までに入れば良いのかを検証してみました。
昨年のファイナルに出場した6選手の獲得ポイントを調べてみると
6位で出場を決めた羽生結弦選手の獲得ポイントが22ポイントでした。
グランプリシリーズのポイントは
各6大会の順位 | 男女シングル | ペア/アイスダンス |
---|---|---|
1位 | 15ポイント | 15ポイント |
2位 | 13ポイント | 13ポイント |
3位 | 11ポイント | 11ポイント |
4位 | 9ポイント | 9ポイント |
5位 | 7ポイント | 7ポイント |
6位 | 5ポイント | 5ポイント |
7位 | 4ポイント | - |
8位 | 3ポイント | - |
となるので
22ポイント獲得する為に、出場する2大会の成績が
1位 & 5位
2位 & 4位
3位 & 3位
以上の成績であればファイナル出場の可能性が高くなると思われます。
宇野選手の2戦目となる、第4戦フランス大会には、復帰したあのパトリック・チャン選手も出場するので、2戦目の目標順位の条件を軽くするためにも、ここアメリカ大会では最低でもメダル獲得を期待したいところです。
宇野昌磨選手といえば、年齢の割に身長が低くてカワイイとかの話題が多く出回っていますが、ここで素晴らしい演技を披露して一人の優秀な選手としての評価を高めてもらいたいと思います。
まとめ
宇野昌磨選手がグランプリファイナルに出場するためには
最低でも1回はメダル獲得が条件
2大会メダル獲得すればほぼ出場確定と思われます。
3連覇の期待のかかる羽生結弦選手を脅かす程の活躍を期待しています。
追記:宇野昌磨選手はその後のフリースケーティングで見事1位を獲得し、総合で2位となり銀メダルを獲得しましたね。これでファイナル出場の可能性がだいぶ高くなりました。次戦にも期待ですね。
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