こんにちはnicoです。
現在、全国各地で「夏の甲子園大会」出場の切符をかけて、熱い熱戦が繰り広げられていますね。
見事に地方大会で優勝し、甲子園の切符を手に入れた学校は、全校あげて喜びのお祭り騒ぎになるんでしょうね。
ところで「いざ甲子園へ!」となった時に、頭の中をよぎるのが「お金いくら掛かるの?」という疑問ですね。
今回は、甲子園出場が決まった時に「どの位お金が掛かるのか?」についてチェックしてみます。
選手の交通費や宿泊費はどうするの?
甲子園出場が決まると、教員や生徒、その他後援会の関係者などの学校関係者も準備に忙しくなる様です。
よくニュースなどで「〇〇高校の大応援団は、数十台のバスで駆けつけました」などと耳にする事があります。
これらの費用は、いくらくらい掛かって、それを誰が出しているのでしょうか。
第98回全国高等学校野球選手権大会の開催要項によると、大会に出場するベンチ入り選手18名と監督1名、責任教師(部長)1名の合計20名に関しては、交通費と滞在費が支給されるそうです。
その支給内容を見てみましょう。
【出場選手の旅費、滞在費補助規定】
交通費
代表校の所在地から大阪までの往復普通乗車運賃(新幹線、特急、急行料金を含む)
船舶利用の場合は普通二等の乗船運賃を支給。
沖縄、南北北海道代表校は航空運賃を支給。
滞在費
抽選日(8月4日)から、その学校の最終試合日までの日数に対し、1日1人4,000円を補助。
結構細かく規定されているんですね。
細かい事を言えば、これで全てが賄えるわけではないので、それなりに持ち出しが出てきますね。
選手達以外の人達の費用は?
そして、甲子園大会といえば、アルプス席を埋め尽くす大応援団ですよね。
そこにはベンチに入れなかった野球部員を始め、ブラスバンドやチアリーダーを含めた応援の生徒達(基本的には全校生徒)が居ます。
その人達の交通費や滞在費は、自腹となります。
更に、甲子園出場となると、せっかくの晴れ舞台なので、ユニフォームやバッグなどの備品も全て新品に買い換えるそうです。
他にも記念グッズや応援団用の応援グッズやお揃いのシャツやタオルなども作製したりしますよね。
更に、応援団の観戦も無料ではなく、アルプス席の入場料が1人あたり600円掛かり、これも自腹購入となります。
その他に事務費などの経費もかかり、1試合で総額1200万円以上!
そしてその費用は、学校が甲子園から遠ければ遠いほど、跳ね上がる様です。
費用は何処から?
ではそれらの費用はどうやって賄うのでしょうか。
学校職員や学校関係者が、甲子園出場決定と同時に「特別後援会」を設置して卒業生や地元関係者などから寄付を集める様です。
ただ、歴史が古く卒業生が多数いる学校は寄付が集まりやすい様ですが、まだ歴史が新しくて、卒業生がまだそれほど多くない学校などは、寄付集めに苦労するそうです。
中には、寄付が思う様に集まらず、借金をして費用に充てた学校もあるとの事です。
側から見るだけでは分からない苦労がある様で、大変ですね。
しかもそれが、勝ち進めば勝ち進むほど、費用が嵩むわけですから、喜んでいいのやら、どうなのやらって感じですね。
甲子園出場と言うのは、とても名誉なことで、その学校だけでなく地元も歓喜に沸くものですが、こう言った苦労があるとは驚きですね。
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まとめ
8月7日から始まる夏の甲子園大会、熱い戦いがまた繰り広げられるでしょうが、舞台裏では資金集めと言う「また別の熱い戦い」が繰り広げられるんですね。
何はともあれ、今年もまた熱い夏がもう直ぐやって来ます。
今年は何処が優勝するのか楽しみですね。
と言うことで、今回は甲子園大会出場に関しての「お金の事情」についてチェックしてみました。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。