こんにちはnicoです。
千葉ロッテマリーンズで打撃投手を務める池田重喜さんが、5月で70歳を迎える今年も、現役打撃投手(バッティングピッチャー)を務める事が決まりました。
70歳と言う高齢でありながら、未だにバッティングピッチャーとして現役のプロ野球選手を相手にボールを投げ続けている「池田重喜」さんとはどんな方なのでしょうか?
今年、仙台育英高校から千葉ロッテマリーンズに入団した「平沢大河」選手にも投げるのでしょうか?
今回は、70歳を迎えるバッティングピッチャー「池田重喜」さんについてチェックしてみたいと思います。
40年間のユニフォーム生活
昨年、数々の最年長記録を残して現役を引退した中日ドラゴンズのピッチャー山本昌さん。
彼が現役引退した年齢が50歳でした。
池田さんは、そんな山本昌さんより更に20歳も年上でありながら、裏方とは言え、今尚
現役のプロ野球選手相手にボールを投げ続けているのです。
そんな池田重喜さんのプロフィールを見てみましょう。
池田 重喜(いけだ しげき)
国籍:日本
出身地:大分県臼杵市
生年月日 1946年5月1日(69歳)
身長・体重:178 cm・74 kg
投球・打席:右投右打
ポジション:投手
プロ入り:1967年 ドラフト4位
初出場:1968年4月7日
最終出場:1974年5月5日
選手歴:
大分県立津久見高等学校
日本鉱業佐賀関
大洋ホエールズ (1968 – 1970)
ロッテオリオンズ (1971 – 1977)
コーチ歴:
ロッテオリオンズ
千葉ロッテマリーンズ (1976 – 1997, 2001 – 2002, 2009 – 2011)
現役選手を引退した後の経歴を見ると、一時的にテレビの解説者を務めたりして離れた時期もあるようですが、ほぼずっとロッテのスタッフとして働いているようです。
投手コーチを務めたり、資格を取ってトレーニングコーチを務めたり、その他用具係やブルペンキャッチャーを務めたりと、時期によって多岐にわたる役目を請け負っていたようです。
そんな中でも球団への所属期間中全てに渡って務めていたのがバッティングピッチャーだそうです。
バッティングピッチャーとして投げた相手は、既に引退している選手も数多く、古くは「喝っ」でお馴染みの張本勲さんや野村克也さん、落合博満さんなどそうそうたる選手達にも投げていた様です。
池田さんのピッチングは今現在でも現役選手にとても好評のようで、その第一の理由は「コントロールの良さ」だとの事です。
現在でも時速100キロを超える球速で、ストライク率は90%を超えるそうです。
100球投げて90球以上がストライクってめちゃくちゃコントロール良いですよね!
それに70歳を迎える年齢で球速100キロ以上って言うのも凄いですね!
このコントールの良さと打ちやすい球速のボールを数多く投げられるので、今でもバッティングピッチャーを依頼されている様です。
こちらは2015年2月のものですが、井口選手に投げている映像になります。
たまにプロ野球選手のOB戦とかで、往年のピッチャーが投げるのを見ますが、ドローンと山なりのボールを投げています。
池田さんより年下の方もいますが、現役のプロが練習相手として満足できるピッチングをこの年齢で出来る人はそうそう居ないんじゃないでしようかね。
やはり毎年継続してピッチングの為にトレーニングをして精進している努力の賜物なんでしょうね。
池田さんは毎朝眼が覚めると、先ず布団の中で30分間ストレッチを行うそうです。
そう言った日々のコンディショニングが有るからこそ、現在の活躍があるんでしょうね。
もう一つの肩書きとは?
池田さんのもう一つの肩書きが、埼玉県浦和市に在る、千葉ロッテマリーンズの選手寮「マリーンズ寮」の寮長です。
マリーンズ寮は千葉ロッテマリーンズ2軍のホームグラウンドである「ロッテ浦和球場」に隣接しており、入団して間も無い新人選手達が独り立ちするまでの数年間を過ごしています。
そこの寮長として若い選手たちの面倒を見ているそうです。
右も左もまだ分からない新人選手たちに、規律や選手としての心構えなどを教えているそうです。
また時には、一緒に風呂に入りながら、若い選手にこれから先の長い人生の生き方をアドバイスする事もあるようです。
今年は平沢大河にも投げる?
千葉ロッテマリーンズと言えば、昨年末のドラフト会議で仙台育英高校の「平沢大河」選手を楽天との競合を勝ち抜き、見事1位指名で獲得しましたね。
平沢大河選手も新年早々浦和のマリーンズ寮に入寮した様ですので、池田寮長とも既に対面済みだと思います。
今はまだ、体力測定を元に基礎体力作りからの段階でしょうが、徐々に実践向けの練習へ進み、近い内にバッティング練習で池田さんのボールを打つ事になるでしょうね。
どんな対戦になるのか?と楽しみでもあります。
とは言っても、池田さんはバッティングピッチャーとして臨むわけで、バッターに気持ち良く打ってもらう為に投げるわけですから、ご本人には全くそんな気は無いでしょうけどね(笑)
平沢大河選手には、池田さんの投げるボールを気持ちよく打ってバッティングの調子を上げ、早く一軍で活躍する姿を見せてもらいたいものです。
まとめ
千葉ロッテマリーンズの池田重喜さんは、今年もNPB最年長となる70歳でバッティングピッチャーを務める事が決まりました。
池田さんは、古くは張本勲さん、野村克也さん、落合博満さん達にもバッティングピッチャーとして投げていた。
もう一つの肩書きとして、選手寮の寮長を務め、若手選手をサポートしている。
今年注目の平沢大河選手にも投げる予定。
きちんと自己管理する事によって、70歳という年齢でプロの世界をささえている池田さんの凄さを実感しました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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