※4月5日内容を追加訂正いたしました。
こんにちはnicoです。
間も無く開幕を迎えるMLBアメリカ・メジャーリーグ。
2022年の今シーズンは、何人の日本人選手が開幕メジャーで登録されているでしょうか。
そして彼らの今シーズンの年俸は幾らなのでしょうか。
今回はその辺りをチェックしてみたいと思います。
https://naruheso-news.com/2022/05/02/post-5808/
この記事の目次
今シーズンの日本人メジャーリーガー
2022年の開幕時点で、メジャー契約を結んでいる日本人選手は全部で8人となっています。
大谷翔平 選手(ロサンゼルス・エンゼルス)
ダルビッシュ有 投手(サンディエゴ・パドレス )
前田健太 投手(ミネソタ・ツインズ)
菊池雄星 投手(トロント・ブルージェイズ)
沢村拓一 投手(ボストン・レッドソックス)
筒香嘉智 選手(ピッツバーグ・パイレーツ)
秋山翔吾 選手(シンシナティ・レッズ)
鈴木誠也 選手(シカゴ ・カブス )
上記の8人の他に、テキサス・レンジャーズ傘下でマイナー契約を結んでいる在原航平投手と、トロント・ブルージェイズ傘下でマイナー契約を結んでいる加藤豪将選手の2人が、メジャーリーグのスプリングトレーニングに招待選手として参加していますが、シーズン開幕時にメジャー契約を獲得するのは今のところ難しそうです。
【追記】
トロント・ブルージェイズに招待選手としてキャンプに参加していた加藤豪将選手が、見事メジャー契約を獲得し、更に28人の開幕ベンチ入りまで確実にしました。
それぞれの2022年シーズンの年俸は?
日本人メジャーリーガー 8人の今シーズンの年俸は以下の通りとなります。
大谷翔平:550万ドル(約6億6,000万円)
ダルビッシュ有:1,900万ドル(約22億8,000万円)
前田健太:300万ドル(約3億6,000万円)
菊池雄星:1,600万ドル(約19億2,000万円)
沢村拓一:120万ドル(約1億4,400万円)
筒香嘉智:400万ドル(約4億8,000万円)
秋山翔吾:800万ドル(約9億6,000万円)
鈴木誠也:700万ドル(約8億4,000万円)
【追記】
加藤豪将:70万ドル(約8,400万円)
※1ドル=120円で計算
結構選手によって差が有りますが、総じてやはり日本プロ野球時代よりも金額が高いですね。
さすがメジャーリーグと言った感が有りますね。
ただその中で気になるのは沢村拓一投手が意外と年俸が低くて、日本プロ野球時代の最終年となる2020年の年俸1億5,400万円と変わりが無いのが気に掛かりますね。
シーズン中の働きによる出来高で収入に変動がある2人
先程示した各選手の年俸は基本契約の金額のみで、インセンティブ(出来高)契約についての収入が含まれていませんが、基本的に其れらの殆どはシーズン終了後に表彰される「様々な賞」を獲得した時のものとなっています。
その中で、沢村拓一投手と前田健太投手の2人については、シーズン中の働き具合(登板数や登板イニング数)によって獲得出来る収入の契約があります。
沢村拓一投手は、2021年を例に取ると、登板数によって40万ドル(約4,800万円)の出来高を基本年俸120万ドル(約1億4,400万円)にプラスして獲得しています。
前田健太投手はドジャース時代から含めて、先発回数と投球イニング数によって、最多は725万ドル(約8億7,000万円)から、最小で218.5万ドル(約2億6,220万円)の出来高を、基本年俸の300万ドル(約3億6,000万円)にプラスして獲得しています。
ですが前田健太投手は昨年9月にトミージョン手術を受けており、今シーズンはリハビリで登板の予定が無さそうなので、基本給の300万ドルだけの収入で確定となりそうです。
2023年に年俸が急増しそうなのは誰?
今シーズンの日本人メジャーリーガーの年俸が確認出来ましたが、2023年の来シーズンに年俸が急増しそうな選手はと言うと、大谷翔平選手と鈴木誠也選手の2人になりそうです。
先ず鈴木誠也選手ですが、急増しそうと言うよりも急増します。
何故ならその様な契約を結んでいるので。
鈴木誠也選手は、今シーズンから5年間8,500万ドル(約102億円)の契約を結んでおり、来シーズンから年俸が急増する契約となっています。
その内訳はと言うと
2022年:700万ドル(約8億4,000万円)
2023年:1,700万ドル(約20億4,000万円)
2024年:2,000万ドル(約24億円)
2025年:1,800万ドル(約21億6,000万円)
2026年:1,800万ドル(約21億6,000万円)
となっており、来シーズンは一気に12億円も急増します。
凄い契約を勝ち取りましたね。
そしてもう1人はなんと言っても大谷翔平選手ですね。
今シーズンは年俸調停権によって獲得した2年850万ドルの契約の2年目で、年俸550万ドルとなっていますが、来シーズンは改めて年俸調停権再取得となります。
そして来シーズン終了後にフリーエージェントとなる事を考えると、もし今シーズンも昨年に匹敵する活躍を見せたとしたら、これまで見なかった様な超大型の契約を結ぶ可能性が高いと見られています。
米スポーツ専門局「ESPN」に於いては、大谷翔平選手が今後なんと年俸5,000万ドル(約60億円)の契約を結ぶ可能性を指摘しています。
上記の金額は少し極端な気もしないでは無いですが、そんな巨額契約の実現の為には、マイク・トラウト選手やアンソニー・レンドン選手など、既に複数の大型契約選手を抱えるエンゼルスが、ぜいたく税を払ってでも大谷翔平選手を今後もキープする気でいるかどうか、チームオーナーの腹積もり次第と言えるかもしれません。
ただそれにしても来シーズンは年俸調停によって単年契約だったとしても最低1,500万ドル(約18億円)は超えると思われます。
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まとめ
2022年シーズンの日本人メジャーリーガーは、現時点で8人である。
8人の今シーズンの年俸は、最高年俸がダルビッシュ有投手の1,900万ドル(約22億8,000万円)から、最低年俸は沢村拓一投手の120万ドル(約1億4,400万円)までかなり開きがある。
【追記】
日本人メジャーリーガーの最低年俸は、加藤豪将選手の70万ドル(約8,400万円)となります。
2023年は鈴木誠也選手と大谷翔平選手の年俸が急増しそうである。
如何でしたでしょうか。
やはりメジャーリーガーは野球選手の究極の目標となる場所ですね。
今回も最後まで読んで頂いて有難うございました。