こんにちはnicoです。
阪神タイガースのマット・マートン選手が2010年から6年間在籍した阪神タイガースを退団することになりましたね。
安打製造機とまで言われ、今年西武の秋山翔吾選手に破られるまでシーズン最多安打の記録を持っていた程のマートン選手は、なぜ退団したのか?その真相と今後の去就についてチェックしてみました。
来日後6年間の好成績
先ずはマートン選手のプロフィールから
Matt Murton(マット・マートン)
正式名:Matthew Henry “Matt” Murton
(マシュー・ヘンリー・“マット”・マートン)
国籍:アメリカ合衆国
出身地:フロリダ州フォートローダーデール
生年月日:1981年10月3日(34歳)
身長・体重 :185cm・99kg
投球・打席 :右投右打
ポジション :外野手
プロ入り:2003年 ドラフト1巡目補完(全体32位)
初出場:
MLB / 2005年7月8日
NPB / 2010年3月26日
年俸:$3,900,0000(約4億6800万円)(2015年)
経歴:
イーグルズ・ランディング高校
ジョージア工科大学
シカゴ・カブス (2005-2008)
オークランド・アスレチックス (2008)
コロラド・ロッキーズ (2009)
阪神タイガース (2010- )
2010年に阪神タイガース入団後の活躍は凄いものがありましたね。
ざっとこの6年間の成績を上げてみると
2010年:打率.349で両チーグ最多安打記録となる214安打を記録しました。これは2015シーズンに埼玉西武等イオン図の秋山翔吾選手に216安打で破られるまで日本記録でしたし、現在もセ・リーグ及び右打者としての最多安打記録となっていますね。
2011年には惜しくも5厘差で首位打者を逃しましたが、180安打を記録して、2年連続で最多安打を記録しました。
2012年はシーズンを通じて精彩を欠き、緩慢なプレーで試合にも影響を与えてしまったり、その理由として「能見さんが嫌いだからランナーを2塁まで進ませてやった」などとチーム内の確執を過激なジョークとして発言するなど問題行動もありました。
2013年は成績も復調し、178安打で3度目のリーグ最多安打を記録しました。
2014年は打率.338で来日後初の首位打者を獲得しまいた。
2015年には打率.276にとどまりましたが、初打席から809試合目で公式戦通算1000本安打を記録しました。
と、安打製造機の名に恥じない素晴らしい成績ですよね。
性格は真面目だけど波がある?
そんな素晴らしい成績を続けていたマット・マートン選手は、なぜ阪神タイガースから退団することになったのでしょうか?
阪神タイガースは今年から新体制となり、金本監督が指揮をとることになりましたね。
金本監督が現役時代からマートン選手とはチームメートでしたし、彼の性格や成績も勿論よく知っているわけですよね。
それでも彼を切って、新しい外国人選手獲得に至るにはどう言った理由があるのでしょうか?
マートン選手は両親とも教師という家庭に生まれ、敬虔なクリスチャンで、大の努力家でもあります。
普段はとてもおとなしい性格と言われていますが、一旦野球の世界に気持ちスイッチが入ると、妥協を許さない性格で、審判にクレームをつけたり、精神的な「波」からチームメイトを批判する言葉を口にしたりなどがありました。
その辺りから、球団側との人間関係が上手く行かなくなってしまっていたのではないか?と想像されます。
阪神側としても、球団最高額を支払っていた今シーズンの成績が、前年までの成績と比べると落ちていることもあり、お互いに気持ちが離れていたことも想像できましね。
ということで、退団の理由は成績不振を表の理由とした人間関係が原因なのではないか?と僕は想像します。
どこに移籍するのか?
阪神球団を退団したマートン選手の今後の去就はどうなるのでしょうか?
34歳という年齢と現在の年俸からして、これからメジャーリーグへ復帰を狙うのは難しいと思われますし、やはり日本国内での他球団への移籍が有力と思われますね。
僕が思うに、マートン選手のように、他球団で数年間好成績をあげた選手が「大好き」なのが、「東京読売ジャイアンツ」ではないかと思います。
過去にはヤクルト・スワローズからロベルト・ペタジーニ選手や、アレックス・ラミレス選手、古くは大洋ホエールズからジョン・シピン選手など、他球団で活躍し退団した選手を多く獲得してきています。
今年の読売ジャイアンツは、阿部選手や村田選手などの不振が続き、極度の貧打に泣いたのは記憶に新しいですよね。
そこにマートン選手の阪神退団報道は、まさに「渡りに船」ではなかったのではないかと推測します。
逆に、もしかしたらマートン選手も事前に接触があり、退団を決めたのかもしれませんね。
そのほかに移籍が有力な球団としては、やはりこう言った選手が好きなオリックス・バファローズかな?とも思われます。
元西武ライオンズのアレックス・カブレラ選手や清原和博選手などを獲得していますし、可能性はありますよね。
何れにしても、環境が変わればまだまだ活躍が期待できると考えます。
まとめ
マートン選手の退団理由は、成績不振を表の理由にした人間関係と思われます。
獲得すると思われる球団の最有力は読売ジャイアンツを推測します。
マートン選手の素晴らしいバッティング技術がこれで見られなくなるのは寂しいです。
ぜひ国内の他球団に移籍して来シーズンも活躍を見たいものですね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
宜しければこちらも御覧くださいね。
コメント
自分の願望でもあるんですが、高齢に差し掛かっているのとセ・リーグ球団だと守備が緩慢という指摘が続きそうなので、パ・リーグ球団へ移籍すると思います。
宮崎 様
マートン選手、なかなか次の移籍先が決まらないですね。
多少衰えたとは言え、あのバッティング技術はまだまだ通用しますよね。
パ・リーグへ移籍も面白いかもしれませんね。
マートンは巨人に行くと思うよ
山田 様
マートン選手、なかなか動向が見えませんね。
本人はメジャー復帰の気持ちも強そうですので、今はそちらの道を探っているのかもしれませんね。
また日本でのプレーを見てみたいですね。