こんにちはnicoです。
2016年のプロ野球シーズンも「北海道日本ハム・ファイターズの日本一」と言う幕切れで終了してから早1ヶ月以上、今はストーブリーグの真っ最中ですね。
そんなストーブリーグとは関係ない選手達は、来春までのオフをゆったりと満喫しているのかと思いきや、そう言ったわけでは無く、既に来シーズンに向けて身体作りを始めているんですね。
大谷翔平がダルビッシュに弟子入り
昨シーズンオフ、北海道日本ハムファイターズの「大谷翔平」投手が、現MLBテキサス・レンジャーズの「ダルビッシュ有」投手に弟子入りし、身体を大きくする肉体改造に取り組み、話題となりましたね。
筋力トレーニングの他に、プロテインなどサプリメントの補給や、1日7食と言われる食事トレーニングなどをダルビッシュ有投手から学び、身体を大きくしてパワーアップを図りました。
そして2016年シーズンが開幕。
シーズン当初はパワーアップした身体のコントロールに手こずり、思う様な成績をなかなか挙げられませんでした。
その頃は「肉体改造の失敗!」と激しく叩かれ、ダルビッシュ有投手の肉体改造理論も結構否定されていましたね。
しかしシーズンが進むにつれ、徐々に身体のコントロールに慣れてくると、ピッチングのの球速やバッデイングの飛距離が目に見えてアップし出しましたね。
そして最終的には、ピッチャーとして球速を165kmまで上昇させてシーズン10勝を挙げ、バッターとしては他の野手より打席数が少ないにもかかわらず22本塁打を放つなど、驚異的な結果を残す事となり、球界史上初となる「投手とDHの2部門でのベストナイン選出」と「パ・リーグMVP」を獲得した事は記憶に新しいですね。
今年はダルビッシュに弟子入り増加
そして2016年シーズンオフ、肉体改造した大谷翔平投手の飛躍に刺激を受けて、ダルビッシュ有投手に弟子入りする選手が増えました。
その内の1人が、阪神タイガースの「藤浪晋太郎」投手。
所属チームである、阪神タイガース金本監督の勧めもあり、今回ダルビッシュ有投手に弟子入りした様です。
藤浪晋太郎投手は、ピッチングと言う面においては、体格的にも才能的にも、大谷翔平投手に負けない程の活躍を毎年期待されていましたが、今シーズンは若干伸び悩みを見せ、大谷翔平投手に少し差を付けられてしまった様な感じがしました。
確かに今シーズンの大谷翔平投手と比べると、藤浪投手は身体の線の細さが気になりましたよね。
細身の体で、しなやかな腕の振りから放たれるピッチングも魅力的ですが、そこにもうワンランク上のパワーが備われば、さらなる進化が期待されそうです。
合同トレーニングの場所は都内のジム
ダルビッシュ有投手は、シーズンオフとなって日本に帰国しており、大谷翔平投手や藤浪晋太郎投手との合同トレーニングは、都内で行われている様です。
場所は、江東区有明にあるスポーツジム「ドーム・アスリート・ハウス・有明」であると思われます。
ここのスタッフで、パフォーマンスディレクターと言う肩書きを持つ「友岡 和彦」氏は、1998年から2008年までの10年間に渡って、MLB「フロリダ・マーリンズ」「モントリオール・エクスポズ」「ワシントン・ナショナルズ」の3チームでコンディショニングコーチを務めた経歴を持ち、ダルビッシュ有投手からも信頼されている人物の様です。
筋力トレーニングや、栄養補給・食事トレーニングのメニューは、友岡氏のアドバイスに沿って組み立てられていると思われます。
昨シーズンオフに、ダルビッシュ有投手と大谷翔平投手が、お互いに左投げでキャッチボールを行なった際にボールを壁に当てて穴を開けてしまったのも、このジム内の壁の様で、穴を開けた際に穴の横に記念として2人でサインをしていましたね。
その場所が今年はカバーされて綺麗に飾り立てられていたとの事です。
合同トレーニング参加の投手陣の球速が凄い
合同トレーニングに参加している全ての選出を「弟子入り」と言って良いのかは分かりませんが、今シーズンオフにダルビッシュ有投手と合同トレーニングを行なっている選手を上げてみましょう。
【投手】
大谷翔平投手(日本ハムファイターズ)
藤浪晋太郎投手(阪神タイガース)
田中将大投手(NYヤンキース)
則本昂大投手(東北楽天Gイーグルス)
由規投手(東京ヤクルトスワローズ)
北方悠誠投手(愛媛マンダリンパイレーツ)
【野手】
坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)
糸井嘉男選手(阪神タイガース)
1人、元NPBで現在四国アイランドリーグの北方選手がいますが、その他はいずれもNPBでも現在トップクラスの選手達が集まっています。
圧巻のメンバーですね。
上の写真は、左から北方悠誠投手・大谷翔平投手・田中将大投手・田中正義投手・ダルビッシュ有投手で、真ん中で座っているのは、有名なYouTuberのクーニンさんとの事です。
大谷翔平投手と田中将大投手のキャッチボール、なかなか見られない光景ですよね。
参加メンバーの中の投手陣に絞って、彼らのそれぞれの最高球速を見てみるとさらに圧巻です。
大谷翔平投手 165km
ダルビッシュ有投手 160km
藤浪晋太郎投手 160km
北方悠誠投手 158km
則本昂大投手 157km
田中将大投手 156km
田中正義投手 156km
凄いです!
バケモノ揃いです!(失礼!)
こんな彼らが、このオフに更なるパワーアップを図ったら、来シーズンはどうなってしまうのでしょう。
話が飛躍してしまいますが、このメンバーで来春のWBC戦ったら優勝争い待った無しではないでしょうか。
まとめ
昨シーズン、ダルビッシュ有投手に弟子入りした大谷翔平が今シーズン大飛躍した。
大谷翔平投手の飛躍を受けて、今シーズンオフのダルビッシュ有投手との合同トレーニングを希望する選手がかなり増えた。
大谷翔平投手と同期の藤浪晋太郎投手もその内の1人となった。
トレーニングは都内のジムで行われている。
参加している選手は、いずれもNPBトップクラスの選手達である。
中でも投手で参加している選手達は、全員が最高球速156km以上の剛腕揃いで圧巻である。
今シーズン165kmを記録した大谷翔平投手は、日本での最後のシーズンになると思われる2017年は、いったい何キロまで球速を伸ばすのでしょうか。
今シーズン大谷翔平投手に遅れをとった藤浪晋太郎投手は、今オフの肉体改造で大谷翔平投手並みのパワーアップを図れるのでしょうか。
その他の投手達も、更にワンランク上のピッチャーへと進化するのでしょうか。
気が早いですが、今から来シーズンが待ち遠しいですね。
という事で、今回はダルビッシュ有投手や大谷翔平投手、藤浪晋太郎投手をはじめとする選手達が、都内で行なっている合同トレーニングについてチェックしてみました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。