中日ビシエドは本塁打記録を更新する?若くしてなぜ日本に来た?

こんにちはnicoです。

今シーズンから中日ドラゴンズに入団したダヤン・ビシエド選手。

いきなり開幕戦から3試合連続ホームランを記録しています。

凄いですね〜!

今回は、今年の注目選手になりそうな「ダヤン・ビシエド」選手をチェックしてみたいと思います。

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メジャー通算66本塁打

では先ずはビシエド選手のプロフィールを

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ダヤン・ビシエド(Dayan Viciedo)

国籍:アメリカ合衆国

出身地:キューバ・ビジャ・クララ州レメディオス

生年月日:1989年3月10日(27歳)

身長・体重:185cm・108kg

投球・打席:右投右打

ポジション:左翼手、一塁手、三塁手

プロ入り:2009年
(アマチュア・フリーエージェントとしてシカゴ・ホワイトソックスと契約)

初出場:
MLB / 2010年6月20日
NPB / 2016年3月25日
年俸:1億7,000万円+出来高(2016年)

経歴:
シカゴ・ホワイトソックス (2010 – 2014)
中日ドラゴンズ (2016 – )

鳴り物入りで中日入りしたビシエド選手。

オープン戦から活躍し、その片鱗を見せていました。

そしてレギュラーシーズンが開幕してから3戦連続ホームラン!

3月27日の3試合連続となるホームランはセンターバックスクリーンでした。

まだ開幕からたった3試合だけではありますが、この調子で行くと、2013年に東京ヤクルト・スワローズの「ウラディミール・バレンティン」選手が記録した60本塁打の記録を更新するかも?と言う勢いですね。

2015年こそマイナー暮らしで一年を終えましたが、前年の2014年までバリバリのメジャーリーガーだったビシエド選手。

まだ27歳と若く、こんなに破壊力のあるメジャーリーガーが何故日本に来たのでしょうか。

2015年は、結局1年間マイナー暮らしで終わった様ですから、何かしらメジャーに残れなかった理由がありそうですね。

メジャーが求める選手像では無い

ビシエド選手はメジャーでは基本的に外野手として出場していました。

基本的に外野手は打力が重視されるポジションです。

ビシエド選手は、パンチ力のあるバッティングが持ち味で、メジャー生活の5年間で66本の本塁打を放っています。

しかし、その他の打撃成績を見ると四球の少なさや三振の多さが目立ちます。

メジャー最終年となった2014年の成績を見ると、21本塁打を打ちながら、四球はたった32で、三振は122も奪われています。

出塁率は.281でOPS(出塁率+長打率)は.686となっていました。

現在のメジャーの価値観では、外野手は3割以上の出塁率、7割以上のOPSを記録しないとメジャーに残るのは厳しいそうです。

そして、トータルの打力の低さが指摘された上に、若さの割に守備面でも動きが悪く失策も多いという事で、現在求められているメジャーリーガー像に合わないと言う理由があった様です。

一発の魅力だけでは、メジャーに残るのは難しいんですね。

若くして来日した外国人選手たち

そんなビシエド選手ですが、開幕から3試合では3本塁打を含む、13打数8安打で打率.615と、今の所驚異的な成績を残して日本のプロ野球に上手く対応出来ている様ですね。

今後ビシエド選手のバッティングデータが揃ってきて分析されだすと、このままの勢いでずっと行くことは難しいんじゃないかと思いますが、予想としては、過去に日本で成功した外国人選手たちの一人になりそうな感じですね。

ビシエド選手の様に、今までに若くして来日した外国人選手たちの例を挙げてみましょう。

現在、本塁打の日本記録を持っている、東京ヤクルト・スワローズのウラディミール・バレンティン選手も27歳で来日しました。

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バレンティン選手もメジャーではあまり良い成績が出せず、本塁打も通算559打席でわずか15本しか打てていませんでした。

それが2011年に日本に移籍してから3年連続で本塁打王に輝き、3年目の2013年に日本記録の60本塁打を記録した訳です。

日本のプロ野球がメジャーよりレベルが低いから、そこで活躍出来たんじゃ?ってイメージされがちですが、日本はWBCで投手力を柱にして大会2連覇していますから、決してレベルが低い訳ではありませんよね。

メジャーより日本の野球に合っていたって言う事なんでしょうね。

同じ様に若くして来日し、日本のプロ野球に上手くフィットして成功した外国人選手として、阪神タイガースに所属していた「マット・マートン」選手は29歳で来日しました。

マートン

DeNAの「ホセ・ロペス」選手は、メジャーでオールスター戦に選出された程でありながら29歳で来日しました。

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楽天イーグルスに所属していた「ケーシー・マギー」選手はメジャーで4年連続で100試合以上出場しながら、その翌年に30歳で来日しました。

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彼らも、選手としてメジャーの新しい価値観に合致しなかった為に、強力に引き止められずに来日となった様です。

しかし、日本のプロ野球のスタイルに上手く合致出来て素晴らしい活躍を果たす事が出来た訳ですね。

ビシエド選手も彼らに続きそうな気配が有りますね。

まとめ

ビシエド選手は開幕戦から3試合連続ホームランを含めて、3試合で14打数8安打と絶好調。

一発の魅力がありながら、最近のメジャーの求める選手像に合わず、活躍の場を求めて若くして来日となった。

この調子で行けば、バレンティン選手の持つ60本の本塁打日本記録を更新する可能性も。

過去に若くして来日し、日本で成功した外国人選手たちの一人に成れそう。

今シーズンのビシエド選手に注目ですね。

と言う事で、今回は開幕から絶好調の中日ドラゴンズの新外国人選手「ダヤン・ビシエド」選手についてチェックしてみました。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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