こんにちはnicoです。
ロサンゼルス・エンゼルスに移籍した大谷翔平投手。
アメリカ現地時間の2月24日に、とうとうオープン戦デビューを果たしましたね。
2月1日に日本を離れて海を渡り、ロサンゼルス入りした大谷翔平投手がここまで順調にやってこれた一つの要因として、専属通訳として日々の生活をサポートしてくれている「水原 一平」氏の存在が大きいと思います。
その水原 一平氏とは一体どんな人物なのか。
その辺りについて改めてチェックしたいと思います。
水原一平氏とはどんな人物?
アメリカの野球界でも注目度がとても高くなっている、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手。
日々、目にするアメリカでの大谷翔平の映像や画像に、必ずと言っていい程一緒に写り込んでいる、ちょっとポッチャリ系の男性。
彼の名前は水原 一平(みずはら いっぺい)。
大谷翔平投手の専属通訳としてアメリカに同行し、通訳の他にも、運転手やトレーニング相手なども務めるなど、日々の生活を共にしながら大谷翔平投手をサポートしている、言わばマネージャーのような存在です。
大谷翔平投手がオープン戦初登板を果たした後のインタビューでも、しっかりと通訳を務めている姿が映像に映っていました。
It's #ShoTime Saturday! Ohtani had his first start of the season on the mound and looks forward to hitting and having fun!! Take a listen to his first post game interview as an Angel! 👼⚾❤️ pic.twitter.com/oLzfb95lb7
— FOX Sports West (@FoxSportsWest) February 25, 2018
水原氏は現在、32歳との事なので、1985年か86年生まれのどちらかと思われます。
水原一平氏は、北海道苫小牧市出身の日本人ですが、和食料理人である彼の父親「水原 英政(みずはら ひでまさ)」氏の仕事の関係で、6歳の時に家族でロサンゼルスへ移住しました。
メジャーリーグについては、1995年に当時の野茂英雄投手が、水原氏の住む地元のロサンゼルス・ドジャースに移籍した事から、興味を持つ様になったとの事です。
ちょうど水原氏が10歳頃の事でしょうかね。
しかし水原氏自身は、スポーツで野球を選ばずに、学生時代は主にサッカーやバスケットボールをしていたとの事です。
確かに下記の映像で大谷翔平投手のキャッチボール相手をしている姿を見ると、投げ方や捕球の仕方が若干ぎこちない感じに見えて「野球やってませんでした」感が滲み出ている感じがしますね(^^)
エンゼルスの大谷選手がキャンプ地・ディアブロスタジアムでキャッチボール中です。(大リーグ担当) #大谷翔平 #エンゼルス pic.twitter.com/GknPlNr4yp
— スポニチ記者ツイート 野球 (@sponichiyakyuu) February 13, 2018
メジャーに興味は持ったけど、自分がプレーしようと思うまでは野球に興味を持たなかったのでしょうかね。
そして水原氏は、そのままアメリカで大学を卒業しました。
大学卒業後に日系企業に勤めて3年が経過した2010年頃、ボストン・レッドソックスが、当時チームに所属してプレーしていた岡島秀樹投手の通訳を募集していた事を知り、それに応募したところ採用され、岡島投手がレッドソックスを去る2011年オフまで通訳を務める事となりました。
この時から、通訳という仕事によって野球界との関わりが始まった訳ですね。
しかし2011年限りで岡島投手がレッドソックスを退団すると同時に、水原氏も球団との契約が解除されてしまい、無職の身となってしまいました。
そんな矢先、当時テキサス・レンジャースで日本人ながらトレーナーを務めていた中垣征一郎氏から、日本のプロ野球チームである日本ハム・ファイターズが、外国人選手の為の球団通訳を募集していることを紹介されてすぐさま応募。
(水原氏に日ハムの通訳募集を紹介した中垣征一郎氏自身も、同時期に日本ハム・ファイターズに移籍してコンディショニングコーチを務めました。
その中垣氏も現在、再びアメリカに渡ってメジャーリーグのサンディエゴ・パドレスでトレーナーとして活躍している様です)
アメリカで大谷翔平選手と再会した中垣征一郎氏
水原一平氏は日本ハム・ファイターズに採用され、約20年振りに生まれ故郷の北海道に戻る事になりました。
そして2012年から日本ハム・ファイターズの球団通訳として5年間務め、メンドーサ投手やレアード選手の通訳として、日々の生活をサポートしてきました。
2012年と言えば、ちょうど大谷翔平投手がドラフトで日本ハム・ファイターズに入団した年でもありますね。
そして2017年オフ、大谷翔平投手のロサンゼルス・エンゼルス移籍に伴い、水原一平氏は大谷翔平投手の専属通訳という役割を依頼されて承諾、大谷翔平投手と同じ5年間の在籍期間をもって日本ハム・ファイターズを退団する事となりました。
大谷翔平投手より9歳年上の水原氏ですが、その穏やかな人柄によって大谷翔平投手からの信頼を受け、今回のアメリカ移籍に際して同行の依頼を受けたものと思われます。
彼女や奥さんはいる?
そんな水原一平氏。
32歳という妙齢ですが、彼女や奥様と言った立場の女性は居るのでしょうか。
大谷翔平投手が2月1日に日本を離れてロサンゼルスへ飛び立った日、大谷翔平投手の乗った日本航空の飛行機「JL062便」の機内で、突然大谷投手の映像と英語のメッセージが流れ、一緒に搭乗していた、自身のマネージャーと婚約者の2人を祝ったとのニュースが配信されたのは記憶に新しいと思います。
実はこのマネージャーと言われた人物が、水原一平氏の事だったのではないかと噂されています。
その後、その辺りの情報は一切出回っておりませんでしたが、2月24日の大谷翔平投手のオープン戦初登板の日の夜に、その噂の確証を得るTweetが見つかりました。
2月24日の初登板後の夜、大谷翔平投手はエンゼルスのチームメイトである、アンドリュー・ヒーニー投手と共に、NHLアイスホッケーの「アリゾナ・コヨーテス 対 アナハイム・ダックス」の試合観戦に訪れていた様です。
After a great win this morning for the @Angels, Shohei Ohtani & @Heandog8 spent the night cheering on the @AnaheimDucks. What are the odds they get on some skates now?! ⚾️#LetsGoDucks #LAASpring pic.twitter.com/cuShd2YO00
— FOX Sports West (@FoxSportsWest) February 25, 2018
2人はそれぞれ、自身の名前と背番号の入った、アナハイム・ダックスのユニフォームをプレゼントされご満悦でした。
W̶e̶d̶d̶i̶n̶g̶ #DbacksNight Crashers! pic.twitter.com/Jl4W8AcLGv
— Angels (@Angels) February 25, 2018
そしてその試合中の映像に、試合観戦中の大谷翔平投手と水原一平氏に並んで、水原氏の隣に座る女性も映し出されていました。
Thought We All Agreed To Use The H In #Ohtani …#WhatIsHappening @FoxSportsWest @Angels
Screencap: Fox Sports pic.twitter.com/M037pAd9Ac— Anaheim Sports (@AnaheimSports1) February 25, 2018
他にも席が空いているにもかかわらず、水原氏の隣に座り、左手の薬指には指輪が見えます、
こちらの女性が、水原氏がアメリカ行きの飛行機の中でプロポーズした女性であると思われます。
そして、このツイートの中の人物と同一と思われる女性が、約2年前のインスタグラムで、日本ハムファイターズのレアード選手夫妻と水原一平氏と共に写っている画像もありました。
日本から一緒にアメリカに来たとの事ですので、水原一平氏が日本に滞在していた5年間の間に出会い、愛を育んできたのでしょうね。
ただ残念ながら、こちらの女性の名前やその他の詳細な情報はまだ分かっていません。
その辺りはまた分かり次第、追記したいと思います。
父親の働く和食料理店はどこ?
水原一平氏は和食料理人である父、水原 英政(みずはら ひでまさ)氏の仕事の関係で、6歳の時にロサンゼルスに移住しました。
それから約26年間、父である英政氏はロサンゼルスの和食料理店で料理人として働いているとの事です。
水原一平氏の父である英政氏は、一平氏の繋がりから、日本ハム・ファイターズが春に実施した、アメリカでのキャンプに於いて、食事の管理を2016年から3年連続で任されています。
そしてその期間中は、キャンプ地に常駐する事になる為、勤め先から有給休暇を取って対応していた様です。
そんな英政氏が現在働いているお店は、カリフォルニア州ガーデナに在る「さぬきの里」と言う和食料理店になります。
このお店は、大谷翔平投手が所属するロサンゼルス・エンゼルスの本拠地球場「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」から約47キロ、車で約30分の距離にある様です。
水原一平氏の実家となる英政氏の自宅も、エンゼルスタジアムから車で15分ほどの場所との事ですので、水原一平氏にとっても、大谷翔平投手にとっても、「食事」と言う、生活の中でも重要な割合を占める部分にとって、とても心強い味方が近くに居てくれる事になります。
もしかしたら、この水原親子の存在が、大谷翔平投手が移籍先をエンゼルスに決めた要因の一つだったのかも知れないですね。
まとめ
アメリカで日本人選手の通訳としてチームに雇われると言う形態は、その日本人選手の契約解除によって自身の職も無くなってしまうなど、不安定な立場である事を身をもって味わった水原氏。
その後、安定面も求めて日本のプロ野球球団である日本ハム・ファイターズに勤めましたが、5年経過した後、大谷翔平と言う突出した才能と出逢って、再び通訳としてアメリカに移り住む事となりました。
今回の大谷翔平投手の専属通訳と言う仕事が、大谷翔平投手の希望によって、水原氏がエンゼルスに雇われる形となっているのか、それとも大谷翔平投手個人に雇われる形となっているのかはまだ分かりません。
何れにしても、不安定を感じていた1人の日本人選手の通訳として、日本での安定した職を捨ててまで、しかも婚約者と共にアメリカに渡る事にしたのは、大谷翔平投手と言う「怪物」と出逢い、メジャーで活躍する姿を近くで見守りたいと思ってしまったからなんでしょうね。
大谷翔平投手に怪我がない限り、最低6年間はロサンゼルスのアナハイムに滞在する事になるでしょう。
最低でもその期間は、水原一平氏とその父である水原英政氏の万全のサポートによって、大谷翔平投手は野球に集中する事が出来そうですね。
と言う事で、今回はアメリカに渡った大谷翔平投手を通訳として支えている、水原一平氏についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。
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