こんにちはnicoです。
日本人メジャーリーガーの1人として活躍していた青木宣親選手が、2018年より電撃的に日本プロ野球のヤクルトスワローズに復帰することが分かりました。
青木宣親選手はつい先日、アメリカ西海岸のニューポートビーチに家を購入した事が報道されたばかりでの日本プロ野球球界復帰。
購入した家や家族は今後どうするのか、チェックしてみたいと思います。
まさに電撃的な日本復帰
1月30日のマスコミ報道によると、「ニューヨーク・メッツ」からフリーエージェントになっていた青木宣親選手が、今年2018年から3年間総額10億円と言われる契約で、古巣のヤクルトスワローズに電撃復帰 することが分かりました。
青木宣親選手自身は当初、2018年もアメリカMLBでプレーする事を希望していたと思われます。
しかし当のMLBはこのオフ、ダルビッシュ有投手をはじめとした、有力なFA(フリーエージェント)取得選手達でさえも移籍話が中々決まらない程の歴史的な停滞となっています。
今年のFAの選手の中でも、契約の優先順位が低いとされる青木宣親選手にとっては、時間的にもこれ以上移籍先の決まらない状態を先延ばしに出来ないと言う思いから、今回の決断を下したと思われます。
ましてや青木宣親選手は、アメリカMLBに移籍後、ほぼ毎年所属チームが変わり、その度に家族共々引越しを繰り返して来た上に、2017年はシーズン中に2度もトレードされて、結局「ヒューストン・アストロズ」「トロント・ブルージェイズ」「ニューヨーク・メッツ」と3つのチームを渡り歩くなど安定しない選手生活を過ごしました。
Embed from Getty Images
Embed from Getty Images
Embed from Getty Images
そんな中で、ヤクルトスワローズとの「3年 」と言う久々の複数年契約は、精神的にも肉体的にも金銭的にも安定した状態でプレーに専念する事が出来ると考えたのでしょう。
まだまだ選手として一線で活躍出来る、脂の乗った状態でのヤクルトスワローズ復帰は、チームにとってもそうですが、本人にとってはベストな選択だったのではないでしょうか。
アメリカに家を購入していた
そんな電撃的な日本プロ野球への復帰を決めた青木宣親選手ですが、実は2017年の年末にアメリカはカリフォルニア州オレンジ郡の都市「ニューポートビーチ」に、一軒家を購入していた事も分かりました。
青木宣親選手が購入した家の金額は、245万ドル(約2億7000万円)との事です。
ニューポートビーチと言えば、ちょうど約1年前にシアトル・マリナーズの岩隈久志投手が新築物件を購入した場所になりますが、こちらは更に上を行く金額でなんと約4億円!
ニューポートビーチという都市は、アメリカ西海岸南部に位置しており、穏やかな気候によって過ごしやすく、この住環境を求めて多くの富裕層がこぞって移り住み、その結果、ニューポートビーチ市内のひと家族あたりの平均収入や資産は、全米有数の水準にあるとの事です。
ですので必然的に住宅価格が上昇してしまうのでしょうね。
往年のハリッドスター所縁の家
青木宣親選手が購入した家は、実は新築ではなく、中古住宅をリニューアルした物件との事です。
ただこの家には、ある往年のハリッドスターと所縁の設備が設置されている、歴史のある住宅との事です。
青木宣親選手が購入した物件について少し詳しく見てみたいと思います。
家そのものは1972年に最初に建てられたとの事ですので、築40年の歴史がある様です。
建坪は3,808スクエアフィートとの事ですので、坪数に直すと約107坪となります。
(かなり大きい家ですけど、アメリカでは普通なんでしょうね)
最初にこの家を建てて住んだのが「チック・アイバーソン」と言う人物です。
彼は当時、ニューポートビーチで「フォルクスワーゲン」や「ポルシェ」などの販売店を経営していた人物で、当時の往年のハリウッドスター「ジョン・ウェイン」とも親しい間柄でした。
多分ジョン・ウェイン氏が、アイバーソン氏から車を購入するなどした、顧客関係から親しくなっていったのかも知れませんね。
そんな二人の親しい間柄を象徴する証として、この家のリビングには、ジョン・ウェイン氏が出演した映画のセットの中で使用された暖炉が、そのまま移築されているそうです。
その後、この家が別の人物に渡った後に、かなり手を加えられて現代風に蘇った様ですが、その象徴的な暖炉などは現在も残されて使用されている様です。
ダイニングテーブルの上部はドーム球場の様に開く様になっていて、家の中に居ながら青空の下で食事を楽しめます。
そして、上記画像の左奥に見える暖炉がジョンウェイン所縁の暖炉と思われます。
庭にはアウトドアリビングのセットが備え付けられておりお約束のプールもあり、プールの一角にはジャグジーも備え付けられています。
ファミリールームに備えられた暖炉もいい味出してますね。
この他にも4ベッドルーム、4.5バスルームが備えられているとの事です。
因みに、青木宣親選手の奥様「青木佐知」さんの12月17日付けのブログによりますと、2017年12月中旬には引越しを済ませていた様です。
私たちは、先日引っ越しをしました!
もう今年は何回目でしょうか??
やはりシーズンオフだからか気合いが入らず、私自身、一番出来の悪い引っ越しでした!笑。
少しずつ、少しずつ進めております!
出典:青木佐知オフィシャルブログ「サチあれ!!」
今後の生活形態はどうなる?
青木宣親選手には、現在7歳になる女の子と、5歳になる男の子の2人のお子さんがいます。
今回、家を購入したのも、上のお子さんが学校に通う年齢になった事で、今までの様に、所属チームが変わる度に新しい本拠地へ移動して家を借りる事をやめ、定住地を決める事で転校などせずに、ずっと同じ学校に通わせようと考えたからかもしれません。
今までは所属チームが変わっても家族全員で引越しをして、いつでも何処でも家族一緒だった青木宣親選手ですが、これからは家族をニューポートビーチに残して、シーズン中は単身赴任を決めていたのかもしれません。
ただこの家を購入し、引越しをした時点では、単身赴任と言ってもアメリカ国内でプレーをする考えもまだ大きかったと思います。
ところが前述した様に、今オフはフリーエージェントの選手達の新たな契約締結が異常に停滞しており、契約の優先順位が低いと思われる青木宣親選手も、このままでは今年のアメリカでのプレーが難しい上に、契約内容も多くは望めないであろうと判断し、日本プロ野球界に戻る決断をしたのだと思われます。
では日本でのプレーを決めた青木宣親選手に対して、奥様やお子さんなど、家族はどうするつもりなのでしょうか。
先ず考えられるのは、引っ越したばかりの家を引き払うか、又は貸すなどして、家族全員でアメリカから帰国する事が考えられます。
お子様達に日本の教育を受けさせようと言うのであればちょうどいいタイミングかも知れません。
もう一つ考えられるのは、元々今年からアメリカ国内でも単身赴任を決めていたのだとしたら、単身赴任先がアメリカでも日本でも、たいして変わりはないだろうという判断から、家族はこのままアメリカに住み、青木宣親選手だけ単身赴任という形で日本に帰国すると言うものです。
これは引退した元広島カープの黒田博樹氏や、今年中日ドラゴンズに移籍した松坂大輔投手らと同じ生活形態になります。
アメリカの自然豊かな環境の中で、大らかにお子さんを育てたいと思うのであれば、こちらでしょうか。
青木宣親選手に関しては、日本復帰が以前から囁かれてもいた中で、敢えてアメリカに家を購入した事を考えると、単身赴任で日本でプレーと言うパターンの方が有力かと思われます。
そして、お子さんが夏休みなどの時には、奥様とお子さんに日本に来てもらって、シーズンが終了したら青木宣親選手がアメリカに戻る、と言う生活になるのではと思われます。
何れにしても、お子さんの成長とともに、学校の事情が絡んで、いつも一緒とは行かなくなるのは、寂しいけれど仕方がない事なんですね。
まとめ
青木宣親選手は、今年2018年から電撃的に古巣のヤクルトスワローズと契約して、日本プロ野球界に復帰する事が決まった。
報道によると3年10億の契約と言われている。
そんな青木宣親選手は、2017年末にアメリカのカリフォルニア州オレンジ郡の都市ニューポートビーチに約2億7000万円で家を購入して引っ越していた事が判明。
家は新築ではなく中古をリニューアルした物だが、往年のハリウッドスター「ジョン・ウェイン」所縁の暖炉が備え付けられている歴史ある物件との事。
今後の生活形態は、家族は学校のニューポートビーチにそのまま住み続け、青木宣親選手だけ、単身赴任の形で日本でプレーすると、なるへそニュースでは予想。
アメリカでプレーをする日本人メジャーリーガーが、また1人消えてしまうのは寂しい事ではあります。
しかしその反面、青木宣親選手がかつて付けていた、背番号1の継承者である山田哲人選手と打順に名前が並ぶのを見るのも、また楽しみですね。
今年の春には、昨シーズン青木宣親選手も所属していてワールドシリーズに優勝した、ヒューストン・アストロズの「チャンピオンリング」も手元に届くと思われます。
この事もまた、アメリカでのプレーを終了する事に踏ん切りをつける事が出来た、一つの要因でもあるかと思われます。
将来、青木宣親選手の経験談を聞き、チャンピオンリングを見せられた山田哲人選手が、メジャー挑戦に気持ちが動くなんて事になっても面白そうです。
兎にも角にも、青木宣親選手の今年の活躍に期待したいですね。
という事で、今回は青木宣親選手のヤクルトスワローズ電撃復帰と、アメリカで購入した新居、そして今年からの家族の生活形態についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。