こんにちはnicoです。
2016年の昨シーズン、MLBアメリカ・メジャーリーグで108年ぶりにワールドシリーズ・チャンピオンとなった「シカゴ・カブス」
その2016年ワールドシリーズ・チャンピオンを記念して作成されたチャンピオン・リングが、アメリカ現地時間の4月12日に選手たちに贈呈され、そのデザインがベールを脱ぎました。
今回は、そのチャンピオンリングについてチェックしてみたいと思います。
チャンピオンリングとは?
「チャンピオンリング」とは、メジャーリーグのMLBや、アメリカンフットボールのNFL、バスケットボールのNBAなどの「アメリカ・メジャースポーツ」や、NCAAなど「カレッジスポーツ」に於いて、ポストシーズンを制した球団が記念に製作する指輪のこととなります。
近年は日本でもプロ野球、プロバスケットボール、アメリカンフットボール等で優勝記念品として製作される事例が増えていて、多くのスポーツファンにも知られて来ています。
因みに2016年にNPB日本プロ野球の日本シリーズを制した「北海道日本ハム・ファイターズ」が製作して選手たちに贈られたリングはこちらです。
う〜ん、MLB歴代のチャンピオンリングなどと比べるとちょっとアッサリした感じのデザインですね。
下の記事では、これまでにメジャーリーグで日本人選手が獲得したチャンピオンリングを紹介しています。
まあ、日本ハムのチャンピオンリングは、良く言えばギリギリ普段使いも出来そうな、実用的なデザインと言ったら良いでしょうかね。
カブスのリングが遂にベールを脱ぐ
2016年の昨シーズン、108年ぶりにワールドシリーズを制してチャンピオンとなった「シカゴ・カブス」。
2016年のワールドシリーズ優勝が決まった11月2日から、既にどんなデザインのチャンピオンリングになるのか、ネット上では様々なデザイン予想が出回り始めていました。
「なるへそニュース」でも以前、カブスのチャンピオンリングの有力なデザインを紹介していました。
そんな中「シカゴ・カブス」の、2017年シーズン最初のホームゲームが、4月10日・12日・13日と言う変則的な日程の3連戦として「ロサンゼルス・ドジャース」を相手に開催され、2戦目となる4月12日の試合前に、チャンピオンリング贈呈式が行われました。
Bling bling. 💎 pic.twitter.com/hUqeh0IXOX
— Chicago Cubs (@Cubs) 2017年4月13日
そして贈呈式と同時に、数々の推測を呼んだリングのデザインもやっと公表されました。
デザインを見てみましょう。
正面には大きく目立つアイコンが3つあり、先ず中央に大きくカブスのマーク「ブルズアイ」がデザインされており、その上下に「ワールド」と「チャンピオン」の文字が刻まれています。
本体となるリングは、14カラットのホワイトゴールド製で、そこに合計214個のダイヤモンド、3カラットのルビー、2.5カラットのサファイアが埋め込まれています。
リングの上部には、チームのブルズアイのロゴを構成する赤いルビーが33個、ベゼルには108年ぶりのワールドシリーズ制覇になぞらえて108個の白いダイヤモンドが散りばめられています。
サイドの片面には、優勝年の「2016」とホーム球場の「リグリーフィールド」、そしてワールドシリーズの「優勝トロフィー」がデザインされています。
サイドのもう片面には、贈られる「選手の名前と背番号」、カブスが勝利した時に掲げる「白地に青いWのフラッグ」、リグリーフィールド外野フェンスの名物「蔦の葉」がデザインされています。
リングの底には「WE NEVER QUIT」の文字が刻印されています。
「私達は決して終わらない」とか「放棄しない」とかって意味でしょうかね。
リングの内側には、ポストシーズンの「地区シリーズ」「リーグチャンピオン・シリーズ」「ワールドシリーズ」の対戦成績と、ワールドシリーズの優勝が決まった時刻「2016年11月3日午前0時47分」の文字が刻印されています。
そう言えば、優勝が決まった最終戦は延長戦となり、4時間28分と言う長い試合で、ゲームセットは日付が変わっていたんでしたよね。
そしてリング内側の底部には、長らくカブスが優勝から遠ざかった原因とされる「ヤギの呪い」のヤギが刻印されています。
この辺りシャレが効いてますね。
そして贈呈式では、リングはこの様な立派なケースに入れられて、選手を始めとする関係者に贈られた様です。
いや〜カブスのチャンピオンリング、ゴツくて格好良いですね〜
出来る事ならレプリカでも良いので手にしたいものです。
川崎宗則はいつ頃受け取る?
昨シーズンの108年ぶりのカブス優勝に、運良くチームメンバーとして立ち会うことが出来た川崎宗則選手。
川崎選手は、今シーズンもシカゴカブスとマイナー契約を交わし、スプリングトレーニングに参加していましたが、残念ながら解雇されてしまい、5年ぶりの日本球界復帰となりました。
しかし、昨シーズンはメジャー契約を獲得してメジャーの試合に出場もしていましたから、当然チャンピオンリングは貰えるでしょう。
そして既に日本に居る川崎選手には、多分郵送で届けられる事になると思われます。
それが、いつ頃手にする事が出来るのか気になります。
まさか球団が気を効かせて、この贈呈式の日に合わせて手元に届く様に、事前に郵送しているなんて事は無いでしょうね。
多分これから郵送手続きを行うとして、川崎選手の手元に届くのは4月末頃ではないでしょうかね。
本当はこの日のシカゴのセレモニーで直接リングを受け取れれば最高にハッピーだったんでしょうけどね。
一方、現地の贈呈式の場でも、上原浩治投手の様に、今シーズンからカブスに移籍した選手はリング贈呈の対象外でしょうから、式典中はちょっとした疎外感を味わったでしょうね。
まあ上原浩治投手は、2013年のボストン・レッドソックスでのワールドシリーズ優勝のリングを持っているから、まだ救われますね。
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まとめ
アメリカ現地時間の4月12日、シカゴカブスの本拠地リグリーフィールドでのホーム開幕第2戦の試合開始前に、2016年ワールドシリーズ優勝のチャンピオンリング贈呈式が行われた。
贈呈式に伴い、チャンピオンリングのデザインが明らかになった。
リングにはカブスの球団カラーの白・赤・青になぞらえて、数多くのダイヤモンド・ルビー・サファイアが埋め込まれている。
日本球界に復帰となった川崎宗則選手は、後日郵送されて手にする事になると思われる。
今シーズンからカブスに移籍した上原浩治投手は、当然と言えば当然ですが、残念ながらリングを貰えなかった模様。
今シーズン日本球界に復帰した川崎宗則選手は、現在「福岡ソフトバンク・ホークス」の2軍で調整しながら近い内に1軍昇格になると思われます。
近々手にするカブスのチャンピオンリングで、優勝を目指すモチベーションを更にアップさせて、今シーズンは「福岡ソフトバンク・ホークス」でも優勝を飾って、ホークスのチャンピオンリングも手にできる様に活躍してもらいたいですね。
また、上原浩治投手も、今回リングを貰えなかった悔しさをバネに、カブスの連覇に貢献して、改めてリング獲得を目指して欲しいですね。
両選手とも活躍を期待しています。
という事で今回は、昨シーズン108年ぶりにワールドシリーズ優勝を果たしたシカゴカブスのチャンピオンリング贈呈式とそのリングのデザインについてチェックしてみました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。