こんにちはnicoです。
今年2016年で第98回大会となる「夏の甲子園」こと「全国高校野球選手権大会」
今年は8月7日(日)から15日間の熱い戦いが始まる予定です。
現在、甲子園出場の切符をめぐり、全国各地で地方予選が開催され、熱いゲームが連日繰り広げられていますね。
今年もまた、熱い甲子園で様々なドラマが生まれるのでしょうか。
甲子園も含め、高校野球の試合のもうひとつの名物と言えば、やはりスタンドから流れる各校の吹奏楽による応援歌ですよね。
この時期は、色々な応援ソングが流れて来て、耳から離れなくなったりもしますね。
そんな応援ソングの中で、現在多くの学校で演奏される人気の楽曲は何でしょうか。
今回は、高校野球で現在人気の応援歌・応援ソングについてチェックしてみました。
古い曲から新しい曲まで
高校野球の試合で演奏される応援ソングを聞いていると、昔から定番となっている曲もあれば、最近になって新しく取り入れられて、直ぐに全国的な人気曲になったものまで色々あるようです。
今回は、テレビ朝日系のトーク番組「雨上がり決死隊のトーク番組アメトーク」で2016年7月16日に放映された「高校野球大大大大好き芸人・・・栄冠は君に輝くSP」の中で紹介された「2015年 甲子園応援歌ランキングTOP20」を元にランキングをしました。
ランキングの内容は、昨年2015年の甲子園大会で演奏された応援ソングの、演奏した高校の数で、順位を決定しました。
では、それぞれの応援曲をベスト20の第20位からカウントダウン形式で見ていきましょう。
ベスト20位〜11位
第20位
《コンバットマーチ》
《あまちゃん》
《どかーん(真心ブラザーズ)》
《ロッテ・チャンステーマ1》
20位は4曲が並んでランクインしました。
《コンバットマーチ》
コンバットマーチは、1965年に早稲田大学応援部吹奏楽隊によって作曲された応援曲で、以前は甲子園の応援曲と言えばこの曲でしたよね。
未だに根強い人気がありますね。
常総学院高等学校(茨城)の演奏を見てみましょう。
《あまちゃん》
2013年に、NHKの「連続テレビ小説」で放映されて人気を博したドラマ「あまちゃん」のオープニングテーマ曲です。
軽快なリズムで応援も元気が出ますね。
延岡学園高等学校(宮崎)の演奏を見てみましょう。
《どかーん》
1990年にリリースされた、真心ブラザーズのヒット曲ですね。
元気が出る曲ですよね。意外とリリースされた時期が古いと言うのが驚きです。
創志学園高校野球(岡山)の演奏を見てみましょう。
《ロッテ チャンステーマ1》
このところ全国的に応援ソングとして人気が出てきている、千葉ロッテ・マリーンズの応援曲のひとつですね。
ロッテの応援歌は、サッカーの応援に近い感じで、吹奏楽というよりも「太鼓プラス全員の声と拍手」で応援するところがカッコいいと、評判ですね。
花咲徳栄高等学校(埼玉)の演奏を見てみましょう。
第19位
《ドラゴンクエスト戦闘のテーマ》
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」のテーマソング。
上手にアレンジして応援歌にしていますね。
東海大付属甲府高等学校(山梨)の演奏を見てみましょう。
第17位
《パラダイス銀河(光GENJI)》
《SHOW TIME(湘南乃風)》
第17位も2曲が同数校でランクインとなりました。
《パラダイス銀河》
1988年にリリースされた光GENJIのシングル。
ヒットしましたよね。
大阪桐蔭高等学校(大阪)の演奏を見てみましょう。
《SHOW TIME》
2009年にリリースされた、湘南乃風の曲です。
比較的新しい曲になりますね。
敦賀気比高等学校(福井)の演奏を見てみましょう。
第16位
《サンライズ(スタンハンセン入場曲)》
日本のブラスロックバンド「スペクトラム」が1880年にリリースしたアルバム「オプティカル・サンライズ」の収録曲。
当時人気のプロレスラー「スタンハンセン」が入場曲として使用し人気となりました。
小豆島高等学校(香川)野演奏を見てみましょう。
第14位
《さくらんぼ(大塚愛)》
《サンバ・デ・ジャネイロ》
14位も2曲が同数でランクインしました。
《さくらんぼ》
大塚愛が2004年にリリースしたシングル。
軽快で元気になる曲ですよね。
関東第一高等学校(東京)の演奏で見てみましょう。
《サンバ・デ・ジャネイロ》
ドイツのバンドグループ「Belini」が1997年にデビュー曲としてリリースした曲です。
サンバだけに、てっきりブラジルの曲だと思っていたら、ドイツの曲だったんですね。
でも「ノレる」曲ですよね。
岡山理大付属高等学校(岡山)の演奏で見てみましょう。
第13位
《ポパイ・ザ・セーラーマン》
1960年代にアメリカン・アニメの人気キャラクターだった「ポパイ・ザ・セーラーマン」のテーマソング。
演奏しながらも、今の高校生は果たしてオリジナルを知っているんでしょうかね。
日本大学第三高等学校(東京)の演奏を見てみましょう。
第11位
《スピードスター(ロッテ時の西岡剛応援歌)》
《夏祭り(Jitterin’ Jinn)》
11位も同数で2曲がランクインしました。
《スピードスター》
千葉ロッテ時代の西岡剛選手の応援ソングですね。
この応援ソングのオリジナルは、1996年に結成された日本のスカバンド「Oi-SKALL MATES」の「Bring on Nutty Stomter fun」と言う曲になります。
スピード感のあるリズムが、この頃の西岡選手の「打って・走って・守って」の強いイメージを思い起こして、押せ押せムードになる曲ですね。
中京大学付属中京高等学校(愛知)の演奏で見てみましょう。
《夏祭り》
オリジナルはJitterin’ Jinnですが、若い人はWhiteberryの曲と言うイメージが強いですかね。
夏の甲子園と、雰囲気が良く合う曲ですね。
大阪桐蔭高等学校(大阪)の演奏で見てみましょう。
ベスト10位〜4位
2015年の甲子園で演奏の多かった曲のトップ10を見てみましょう。
第10位
《宇宙戦艦ヤマト》
1974年に讀賣テレビ・日本テレビで放映が始まった人気アニメのテーマソング。
しかしもう、ずいぶん昔の事になったんですね。
とても勇気の出る曲ですよね。
作新学院高等学校(栃木)の演奏で見てみましょう。
第9位
《エル・クンバンチェロ》
プエルト・リコの作曲家「ラファエル・エルナンデス」によって1943年に作詞・作曲されたラテン楽曲。
題名だけだと良くわかりませんが、聞いてみると「あ〜この曲か〜♪」って分かる曲です。
石見智翠館高等学校(島根)の演奏で見てみましょう。
第8位
《狙い撃ち(山本リンダ)》
これも高校野球で良く耳にする曲ですよね。
1973年にリリースされた山本リンダのシングルです。
まさかリリース当時は、40年以上の未来に甲子園の応援ソングとして演奏されている事になるとは想像もしていなかったでしょうね。
前橋育英高等学校(群馬)の演奏で見てみましょう。
第7位
《海のトリトン》
1972年に朝日放送で放映されたアニメのテーマソングです。私も見た記憶があります。
この曲も良く耳にしますね。
このアニメの原作が、手塚治虫さんの漫画だったとは知りませんでした。
寒川高等学校(香川)の演奏で見てみましょう。
第6位
《紅(X JAPAN)》
1989年にリリースされた、X JAPANの代表曲のひとつですね。
あの激しい曲を、上手く吹奏楽にはめ込んで演奏されてますよね。
この曲が多く演奏されている理由として、曲名の「紅」と、夏の甲子園の優勝旗が「真紅の優勝旗」と呼ばれている事とは何か繋がりがあるんでしょうかね。
白樺学園高等学校(北海道)の演奏で見てみましょう。
第5位
《SEE OFF(BRAHMAN)》
ロックバンドBRAHMANの曲ということですが、何故この曲がここまで人気になったのかは良くわかりません。
一説では、この応援曲の元祖となったのが茨城県の日立第一高等学校。
2001年、当時日立第一高等学校の3年生で高校野球オタクだった水野舞さんがこの曲をチャンステーマとして作ったそうです。
そしてこの応援を聞いた同じ県の強豪・常総学院高等学校が自校の応援ソングに取り入れて、甲子園で演奏したことにより全国的に広まったと言われています。
東海大学付属札幌高等学校(北海道)の演奏で見てみましょう。
第4位
《サウスポー(ピンクレディ)》
1978年にリリースされたピンクレディのヒット曲。
野球のピッチャーがテーマの曲という事もあり、軽快なリズム感も手伝って人気の曲となっていますよね。
吹奏楽で全国的に有名な習志野高等学校(千葉)の演奏で見てみましょう。
ベスト3位〜1位
では、いよいよベストスリーを見てみましょう。
第3位
《We will rock you(Queen)》
1977年にリリースされた、イギリスのロックバンドQueenの曲。
足踏みと手拍子の組み合わせの様な楽曲は迫力がありますよね。
日本文理高等学校(新潟)の演奏で見てみましょう。
第2位
《ルパン三世のテーマ》
出ましたルパン三世。
テンポの良いリズムは、攻撃に勢いを与えそうですよね。
東海大学付属甲府高等学校(山梨)の演奏で見てみましょう。
そしていよいよ!人気の応援曲ナンバーワンは!
第1位
《アフリカン・シンフォニー》
ヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニーによって、1974年にリリースされた楽曲。
この曲が日本で広く知られる様になったきっかけが、1987年に智辯学園和歌山高等学校が第69回全国高校野球選手権大会に初出場した際に、応援曲として演奏したのが始まりとされています。
壮大なイメージの曲で、つい聞き入ってしまいますよね。
この曲はやはり、最初にこの曲を応援曲として生み出した智辯学園和歌山高等学校(和歌山)のオリジナルの演奏を見てみましょう。
やっぱり良い曲ですね〜。
参考までに、今回のランキングに入ってはいませんが、味方チームがヒットを打ってチャンスが生まれた時に、ほとんどのチームが何度も演奏する「天理ファンファーレ」と呼ばれる曲があります。
聞けば「あ〜この曲よく聞くね〜♪」と分かるかと思います。
古豪の天理高校によって1960年代に作曲されたこの曲は、隠れたナンバーワン曲かもしれませんね。
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まとめ
如何でしたでしょうか。
それぞれ聞いてみれば、聞き覚えのあるいい曲ばかりですよね。
ただ、このランキングは昨年2015年のものになります。
最近は、千葉ロッテ・マリーンズの応援ソングが更に人気となって、各校で採用されているとも聞きますね。
果たして、今年の夏の甲子園では、これらの定番人気曲に加えて、どんな新しい曲が人気となるんでしょうか。
各校の白熱した試合は勿論楽しみですけど、各校の応援ソングにも是非耳を傾けて、楽しんでみてくださいね。
という事で、今回は甲子園の人気応援ソングベスト20についてチェックしてみました。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント
11位の『スピードスター』はロッテのオリジナルの応援歌ではなく、Oi-SKALL MATESというバンドのBring on Nutty Stomter funという曲が原曲になります。バンドに失礼なので訂正してください。
明石様、情報コメント有難うございます。
早速追記させて頂きました。
早急なご対応、ありがとうございました。ロッテファン並びにオイスカファンとして黙っていられなくて…ちなみにアメトーークの高校野球大好き芸人でも同じような誤った紹介をなされていたため番組ホームページを通じて指摘したのですが、見事にスルーされました。余談ですが。
明石様、こちらこそ情報を有難うございました。
また何かありましたら宜しくお願い致します。