こんにちはnicoです。
アメリカ・メジャーリーグの「トロント・ブルージェイズ」でプレーし、昨シーズンオフにFA(フリーエージェント)となっていた「川崎宗則」選手。
2016年の日本球界復帰も噂されていましたが、電撃的に「シカゴ・カブス」とマイナー契約を交わした事が分かりましたね。
今回は、川崎宗則選手の今後についてチェックしてみたいと思います。
より多くの出場機会を求めての移籍
アメリカへFA移籍後はメジャーに定着できず、マイナーとメジャーとの間で行ったり来たりをずっと繰り返している「川崎宗則」選手。
家族の為に収入面も考え、2016年は高額提示をされたと噂された「福岡ソフトバンク・ホークス」に復帰か?と思われていました。
しかし結局シカゴ・カブスとマイナー契約を交わし、アメリカに残る事が決まりましたね。
2015年まで3年間所属していた「トロント・ブルージェイズ」では、愛嬌のある振る舞いと喋りでファンやチームメイトに愛されていました。
移籍の話が広まったトロントでは、川崎選手の移籍を悲しむ声が多く聞かれていますね。
では、今回新しく契約したシカゴ・カブスとはどんなチームなのでしょうか?
シカゴ・カブスは、MLB・ナショナルリーグ中地区に所属するチームで、アメリカの北中部「イリノイ州」の最大都市である「シカゴ」をホームタウンとする球団です。
「アトランタ・ブレーブス」と共に1871年創設の古いチームで、創設以来本拠地を移転していないチームとしては最も長い歴史を持つ球団です。
ホーム球場の「リグレー・フィールド」も歴史の古い球場で、バックネット側のレンガの塀と、蔦の絡まった外野フェンスで独特の雰囲気を醸し出していますね。
カブスには過去に多くの日本人選手も所属していました。
ざっと名前を挙げてみると
福留孝介
高津臣吾
田口壮
門倉健
高橋尚成
藤川球児
和田毅
などとなっています。
そんな歴史の古いチームで川崎選手は今年メジャー昇格を目指すわけですね。
トロント・ブルージェイズでは、なんだかんだ言って主力選手の故障に伴い、結構メジャー昇格期間が有りましたが、カブスではどうなんでしょうか?
今回移籍したカブスは、川崎選手にとって初めてのナショナルリーグのチームとなります。
これは川崎選手が移籍にあたって希望していたものでした。
ナショナルリーグは、日本で言えばセ・リーグと同じで「DH制」を採用していない為に、その分、控え野手を必要とすると言われています。
川崎選手は、ナショナルリーグに移れば、今までよりも出場機会が得られると考え、志願しての移籍だったと思われます。
お金よりも野球の楽しさをもう一度選んだ!
川崎宗則選手の「福岡ソフトバンクホークス」在籍時の最高年俸はアメリカ移籍前年の2011年で2億4000万円でした。
翌年の2012年に「海外FA権」を行使してアメリカに渡ってからは、6000万円前後の年俸契約となり、2015年に至っても出来高を含めても1億円に届かない年俸でプレーをしていました。
そして2015年シーズンオフに「福岡ソフトバンクホークス」の王貞治会長が直々に「現在の10倍以上」と言われる金額を提示してオファーしたと言われていました。
川崎選手は、現在の34歳という年齢を考えれば、この先のプロ野球生活はそんなに長くないと思います。
そして、麻衣さんという綺麗な奥様と、現在2歳の逸将(いっしょう)君という可愛い男の子の事を考えれば、将来的な蓄えを考えて金銭的評価の高い日本に帰る方が有利かな?って思っていました。
がしかし、なんとそこは僕ら一般人とは違う考え方を持っているようで、今年もマイナーからのアメリカ生活をエンジョイする道を選択したことは正直驚きでしたが「川崎選手らしいな」って思いましたね。
予想される年俸は?
2015年の川崎選手の契約年俸は出来高を含めて82万5000ドルと言われています。
今回もマイナー契約ですから、おそらく飛び抜けた金額アップは無いと予想します。
年俸は今までと同じ程度の、出来高を含んで90万ドル〜100万ドル、日本円で1億円〜1億2000万円あたりではないでしょうか?
2017年は日本球界に復帰すると明言!
川崎宗則選手がシカゴ・カブスとマイナー契約した事を、アメリカFOXスポーツの記者が自身のツイッターに投稿したのが1月21日。
Source: #Cubs sign former #BlueJays infielder Munenori Kawasaki to minor-league deal. @FOXSports
— Jon Morosi (@jonmorosi) January 21, 2016
その二日前の1月19日、川崎宗則選手は福岡市の中華料理店で開催された「福岡博多ライオンズクラブ」の例会に、特別講師として招かれていました。
そしてその席で「まるで別世界のような日米両方の野球を体験出来て、自分の野球人生はとてもハッピーだ」と述べた後に「今年(2016年)の秋には必ず日本の野球界に復帰する」と明言したそうです。
つまり、今年噂された日本球界への復帰を、1年遅らせて2017年に実現させると断言したわけです!
このような時期に、そんな事を明言するって、どういう理由からなんでしょうね。
やはり家族の為に、そろそろ蓄えを増やしていかないと!って考えたのか。
お子さんが育ち、幼稚園・小学校とこれから成長していく前に日本に帰っていたいと考えたのか?
それとも自他共に熱烈なファンと認めるイチロー選手が今年達成するであろうメジャー3000本安打を見届けられたら気持ちが収まると感じたのか?
はたまたイチロー選手が秘密裏に今年一杯での引退を考えていて、それを耳にした川崎選手が、メジャーリーグに在籍する意義を失いかけているのか?
まあ、現実的には自分を含めた家族の将来を見据えて「そろそろ潮時かな?」って考えたというあたりが真相なのではないでしょうかね。
何れにしても、今年2016年がアメリカ・メジャーリーグ挑戦最後の年になるとの事なので、メジャー生活の集大成となるような活躍を見せてくれる事を期待したいところですね。
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まとめ
川崎宗則選手は2016年は、MLBナショナルリーグのシカゴ・カブスとマイナー契約を交わした。
メジャー挑戦は今年が最後で、来年2017年は日本球界に復帰すると明言した。
家族の将来を見据えた決断の可能性が高い。
しかし、日本球界復帰にはイチロー選手の記録達成や現役引退の可能性が絡んでいる事も考えられる。
アメリカ球界で愛されている川崎宗則選手のメジャー挑戦ラストイヤーに注目ですね。
という事で、今回は川崎宗則選手の今後についてチェックしてみました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。