2016年節分恵方巻きの向く方角は?毎年誰が決めてる?

こんにちはnicoです。

今年も新年明けてからもう1週間が経過しましたね。

街中を走っていると、コンビニのノボリには早くも2月の節分に食べる「恵方巻き」の文字が!

最近は、こう言った季節の先取り販売が早すぎて、今現在の季節を落ち着いて楽しめない感じがありますね(苦笑)

そう言えば恵方巻きを食べる時「今年の恵方(方角)」に向かって食べるとか聞きますけど、2016年の方角ってどっちなんでしょう?

そもそも、毎年決められている恵方(方角)って誰がどうやって決めているんでしょうかね?

今回はその辺りについて調べてみました。

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2016年の恵方巻きを食べる方角は?

2016年の恵方はズバリ「南南東やや南」です。

多くの情報サイトでは大まかに「南南東」と書かれています。

やや南」って所が微妙ですね〜

そこって重要なんですかね?

現在、方角を示す場合は「東西南北」を16に区切った「16方位」が一般的ですね。

16方位で言う「南南東」は方位を360度の角度で示す「方位角」で言うと「157.5度

しかし、毎年の恵方を示す方角は「24方位」で示されていています。

今年の恵方は24方位で「」の方角となり、方位角で正確に言うと「165度」となります。

恵方

微妙に角度にズレが生じていますね。

恵方巻きを食べる時は「正確に恵方を向く」事が大事なのでこの「やや南」が大事なんですね。

因みにiPhoneなどのスマートフォンをお持ちの方は、コンパスアプリが入っているかと思いますので、正確に165度に向かって食べると良いですかね。

image

恵方は誰が決めている?

さて、毎年変わっている恵方ですが、これって誰が決めているんでしょうか?

自分のイメージでは、毎年何か占いの偉い人が、何かで占って恵方(方角)を決めているのかな?って思ってました。

それで調べてみた所、実は昔から歴を表す「十干(じっかん)」を元に、毎年の恵方が決められてるそうで、来年以降の恵方も既に決まっているとのことでした。

十干って何?と言うと「(こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・しん・じん・き)」と読むもので、聞いたことありますよね。

そもそも恵方って何のことかと思ったら、陰陽道でその年の福徳を司る「歳徳神(としとくじん)」と言う神様が在する方角のことなんですね。

恵方を向いて恵方巻きを食べる理由とは「歳徳神の在する方角に向かって何か事を起こす事が良い」とされているからだったんですね。

その歳徳神は、毎年「立春」の日に移動して、在する場所が変わってしまうそうです。

歳徳神は女性の神様なので「女心となんとやら」とかで、気が変わりやすいんでしょうかね?

その歳徳神が毎年移動する場所には決まりがあり、それはその年の十干に従っていると言うルールが有るそうです。

先程の十干に、現在の西暦の1の位をそれぞれ当てはめる事が出来るので、それで毎年の恵方が分かるそうです。

まず十干西暦の1の位組み合わせ
「甲(4)・乙(0)・丙(1)・丁(2)・戊(3)・己(9)・庚(5)・辛(6)・壬(7)・癸(8)」となるそうです。

そしてその年の恵方は

【その年の十干】=【西暦の1の位】=【16方位】= 【方角角】として見ると

甲・己 = 4・9 = 東北東やや東 = 75度

乙・庚 = 0・5 = 西南西やや西 = 255度

丙・ = 1・6 = 南南東やや南165度

戊・癸 = 3・8 = 南南東やや南 = 165度

丁・ = 2・7北北西やや北345度

見た目は5通りに見えますが「」と「」は方角が一緒となっているので、トータルで「4通りだけ」となっていたんです。

これから見ると、来年2017年は「」なので「北北西やや北」だと言う事が既にわかりますね。

最後にへそ曲がりの疑問!

そもそも節分の日って何でしょう?

昔は「立春」の日が、現在のお正月の様な扱いとなっていて「旧正月」とも言われています。

とすると「節分」の日は今で言う「大みそか」的な感じですかね?

その年の恵方って立春の日から変わるんだとしたら、前日となる節分の日には、まだその年の方角に「歳徳神は居ない」んじゃないのかな?って疑問が湧くんですけどどうなんですかね?

節分の日に恵方巻きを食べるなら、まだ歳徳神が居る「前年の恵方」を向いた方が良いんじゃないですかね?

さもなければ、翌日の立春の日にその年の恵方を向いて恵方巻きを食べるとか。

もともと恵方巻きは大阪地方を中心とした縁起担ぎの習慣だったものが、コンビニなどの営業戦略で広まったものと言われていますけど、この辺りに疑問を持つ人は居なかったのでしょうか?

最後にへそ曲がりな疑問を投げかけてみました(笑)

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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