こんにちはnicoです。
日本と同じく、お隣の国・韓国のプロ野球「KBOリーグ」もシーズン終了となりました。
そんな韓国リーグで、今シーズン40本塁打・40盗塁の「40-40(フォーティ・フォーティ)」を達成したアメリカ人選手「エリック・テームズ」選手が、強力助っ人外国人として俄かに注目を集めています。
今回はそんなエリックテームズ選手について色々とチェックしてみたいと思います。
打率も高く、もう少しでトリプルフォー達成も?
先ずはエリック・テームズのプロフィールを
Eric Thames(エリック・テームズ)
国籍:アメリカ合衆国
出身地:カリフォルニア州サンタクララ
生年月日:1986年11月10日(28歳)
身長・体重:183cm・95kg
投球・打席:右投・左打
ポジション :右翼手、左翼手
プロ入り:2008年 ドラフト7巡目(全体219位)でトロント・ブルージェイズから指名
所属球団:NCダイノス(KBO)
年俸:$800,000(2015年)
エリック・テームズ選手は、2008年にMLBトロント・ブルージェイズに指名されて入団し、その後、シアトル・マリナーズ、ボルチモア・オリオールズ、ヒューストン・アストロズを経て、2013年12月に韓国プロ野球・NCダイノスと契約し、2011年球団創設のNCダイノス史上初の外国人野手となりました。
ボルチモア・オリオールズ所属時は、傘下のAAAノーフォーク・タイズの試合で、当時クリーブランド・インディアンズ傘下のコロンバス・クリッパーズ所属の松坂大輔投手との対戦もしているみたいです。
韓国のNCダイノスには2014年からのプレーとなります。
韓国での成績は?と言いますと。
2014年は、37本塁打、121打点の成績で、シーズン後半は4番打者として活躍しました。
2015年はさらに爆発し、韓国プロ野球史上初の、1シーズン2度の「サイクルヒット」を達成し、また、同じく韓国プロ野球史上初の、シーズン40本塁打・40盗塁、いわゆる「40-40(フォーティ・フォーティ)」を達成。
韓国リーグ今シーズン2度目のサイクルヒット達成の時の映像
また打率も.381で自身初の個人タイトルとなる首位打者を受賞しました。
この高打率も凄いですね!
もう少しで打率4割も達成する勢いでした。
日本では、山田哲人選手(ヤクルト)と柳田悠岐選手(ソフトバンク)の二人が、3割・30本塁打・30盗塁のいわゆる「トリプルスリー」を二人同時に達成して、とても話題になりましたが、
お隣の韓国では更に上をいく、4割・40本塁打・40盗塁の「トリプルフォー」をもう少しで達成しそうな強打者が活躍していたなんて驚きですね!
エリック・テームズ選手は日本に来る?
そんな強打者のエリック・テームズ選手ですが、一部では今年貧打に泣いた日本のプロ野球チーム「東京読売ジャイアンツ」が獲得を狙っているとの情報が流れています。
また、今年日本一に輝いた「福岡ソフトバンクホークス」も4番打者の韓国人選手「李大浩(イ・デホ)」選手のMLB挑戦などの状況によっては、獲得を狙ってくるのではないか?とも考えられます。
もちろん、他の球団も狙っているかもしれませんが、エリックテームズ選手の韓国での現在の年俸が80万USドル(約9600万円)と結構高額であり、今回の好成績を残した本人も強気の契約交渉をしてくるでしょう。
また、当然現在所属している球団NCダイノスも年俸アップによる再契約を望んでいるでしょうし、一説ではMLBも彼を狙っているとの話も聞こえてきています。
そんな中で、契約条件が高騰すると予想される時点で、日本で獲得できる球団としては「読売ジャイアンツ」か「ソフトバンクホークス」位なのではないか?と予想されますね。
日本で通用するのか?
そんな好成績を残したエリックテームズ選手ですが、果たして日本の球団に移籍してきたとして、今年と同じような成績を日本のプロ野球で残すことができるのか?という疑問が湧きますよね。
こう言ってはなんですが、日本のプロ野球の対戦相手の研究は韓国より上だと思いますし、数回の対戦で相手の弱点をきっちり突いて攻めていく投球術に長けていますよね。
ここで、過去に韓国プロ野球で40本塁打以上を打って、その後日本球団に移籍して活躍した選手を調べてみます。
タイロン・ウッズ:OB北斗 – 横浜 – 中日
ホセ・フェルナンデス:SK – ロッテ – 西武 – 楽天 – オリックス
などが居ます。
彼らは日本でも十分に活躍した選手として記憶されていますので、そういった点から予想すると、エリックテームズ選手がもし日本球団に移籍したとしても、標準以上の活躍ができると想像されますね。
まとめ
来年はエリックテームズ選手が日本でプレーする可能性がある。
過去に移籍した選手の例から考えると、エリックテームズ選手は日本でも十分に通用する。
ホームランバッターの破壊力に加えて、機動力の足でも活躍できるエリックテームズ選手に注目です。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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