こんにちはnicoです。
現在プロ野球の日本シリーズ開催中で、福岡ソフトバンクホークスと東京ヤクルトスワローズの間で熱い攻防が繰り広げられていますね。
そんな日本シリーズが終わると、11月8日からいよいよ「WBSC世界野球プレミア12」が開催されます。
今回はプレミア12の賞金関係について調べ、その他の世界のスポーツ大会の優勝賞金と比べてみました。
優勝賞金は低い?
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が、日本と台湾で11月8日から開催される野球の国際大会「プレミア12」の優勝賞金が100万ドル(約1億2000万円)になると発表しました。
賞金総額は380万ドル(約5億6000万円)となり、2位は60万ドル(約7200万円)、3位は40万ドル(約4800万円)になるとのことです。
今回の発表を聞いて思ったのが
「ショボいな〜」
というのが僕の正直な気持ちでした。
ベンチ入りする選手数が28名、それに監督やコーチの5人を含めると合計で33人になります。
仮に優勝したして、単純に1億2000万円を33で割ったとすると一人当たり約360万円になります。
2位だとすると、一人当たり約220万円、3位だと約145万円。
優勝から3位までになるにはトータルで8試合(強化試合も含めると10試合)戦うことになります。
野手で全試合に出場したとすると、1試合あたり約36万円から約14万円。
先発投手だと多くて3試合出場と考えられ、1試合あたり約108万円から約43万円となります。
ただし、これらは3位までに入ると考えての賞金であり、4位以下になった場合は賞金が幾らになるかは詳しく発表されていませんが、優勝から3位までの賞金を賞金総額から差し引いた残り、約2億円が9チームで順位別に分配されると想像されます。
これらの金額って、私達一般人から見たら十分すぎる金額だと思いますけど、プロスポーツ選手として、特に日本で侍ジャパンに選ばれる選手クラスの収入の中で考えたら少ないのではないかと思います。
本来は長期間に渡って戦ったレギュラーシーズンの体の疲れを、来シーズンに向けて癒さなければいけないこの時期に、「更に」ゲームに出場すると言う事は、怪我をして翌シーズン以降に影響を与えるかもしれないリスクも考えられ、果たして何処まで真剣にプレー出来る金額なのか?と疑問に思われますね。
過去のこういった大会の例を見ても、当時ボストン・レッドソックスに所属していた松坂大輔投手が、WBCでの活躍から一転して故障者となり、その後の選手生活に大きく影響を及ぼした例とかがありますし、その辺りの補償問題も絡んでいる事が、MLBのメジャー選手が参加しない理由でもあると思いますね。
まあ、侍ジャパンの日本チームとして考えれば、チーム自体に色々なスポンサーやテレビ放映権などから入るお金で、賞金以外の手当ても出るでしょうから、各選手の収入は賞金以外で潤うのかもしれませんけどね。
他のスポーツ高額賞金大会と比べてみる
先ず、まっ先に比較する大会として思い浮かぶのが、2013年に第3回大会が開催された、同じ野球の世界大会である、WBC(ワールド・クラシック・ベースボール)になりますね。
WBCは大会賞金総額が1500万ドル(約18億円)で優勝賞金が340万ドル(約4億1000万円)プラス収益分配金となりました。
またWBCの時は運営側が約20億円近くのメジャー選手の保険代も別途支払っていましたが、今回は保険代を捻出できない事も、メジャー選手不参加の理由と考えられますね。
次に、野球以外にも目を向けて、世界のスポーツ大会優勝賞金ベスト10を調べてみました。
順位は以下の通りとなりました。
1位 UEFAチャンピオンズリーグ(サッカー)4340万ドル(52億5000万円)
2位 UEFA欧州選手権(サッカー)3300万ドル(39億9000万円)
3位 FIFAワールドカップ(サッカー)3100万ドル(37億5000万円)
4位 フェデックスカップ(ゴルフ)1000万ドル(12億1000万円)
5位 UEFAヨーロッパリーグ(サッカー)900万ドル(10億8900万円)
6位 ワールドシリーズオブポーカー(ポーカー)890万ドル(10億7700万円)
7位 スーパーボウル(アメフト)850万ドル(10億2800万円)
8位 MLBワールドシリーズ(野球)790万ドル(9億5600万円)
9位 ドバイワールドカップ(競馬)600万ドル(7億2600万円)
10位 スプリントカップ・シリーズ(NASCAR)580万ドル(7億200万円)
すごいですね〜!
特に4位のゴルフと6位のポーカーは個人競技ですからね!
中でも、6位のポーカーってカードゲームですよね?
こんなに賞金が高額だなんてビックリしましたよ(笑)
まとめ
以上のように、世界の様々な高額スポーツ大会と比べると、ちょっと金額的に「大会に箔がつかないな〜」なんて感想を持ちました。
まあ、今回は第1回目ですし、WBCも大会を重ねるごとに賞金が上がってきていますし、今後の大会の成長を期待したいところです。
後は、選手の皆さん達には、国を代表する者としてのプライドで頑張ってもらい、ぜひ優勝して頂きたいものです。
以上、今回はプレミア12の優勝賞金と他のスポーツ大会の優勝賞金を比べてみました。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よろしけらばこちらもご覧くださいね