こんにちはnicoです。
2015シーズンのプロ野球で驚異的なペースでヒットを量産し、日本プロ野球新記録となる216安打を記録したのが「埼玉西武ライオンズ」の「秋山翔吾」選手。
現在開催中の「世界野球プレミア12」でも侍ジャパンの1番バッターとして活躍しています。
今回は秋山翔吾選手の打撃が覚醒したキッカケや、予想される来季の年俸、家族などについてチェックししてみました。
この記事の目次
シーズン200安打は過去に5人だけの大記録!
先ずは秋山翔吾選手のプロフィールを
秋山 翔吾(あきやま しょうご)
国籍:日本
出身地:神奈川県横須賀市
生年月日:1988年4月16日(27歳)
身長・体重:183 cm・85 kg
投球・打席:右投左打
ポジション:外野手
プロ入り:2010年 ドラフト3位
初出場:2011年4月12日
年俸:6,200万円(2015年)
経歴:
横浜創学館高等学校
八戸大学
埼玉西武ライオンズ (2011 – )
秋山選手は今年プロ入団5年目ですが、昨年までは一度もシーズン打率3割を超えたことが有りませんでした。
安打数も2011年からの4年間でそれぞれ、66安打、118安打、152安打、123安打となっています。
それが何故か今年、いきなりヒットを量産し始め、アレヨアレヨと200安打を記録し、イチロー選手の持つ記録210安打を超え、とうとうマートン選手の持つ日本プロ野球最多安打214安打まで超えて、日本プロ野球新記録となる216安打を記録してしまいました。
因みに、日本のプロ野球で200本安打を達成しているのは
216安打 秋山 翔吾 選手(2015年)
214安打 マット・マートン 選手(2010年)
210安打 イチロー 選手(1994年)
209安打 青木 宣親 選手(2010年)
206安打 西岡 剛 選手(2010年)
205安打 アレックス・ラミレス 選手(2007年)
202安打 青木 宣親 選手(2005年)
以上の6人で7回だけになります。(青木宣親選手が2回達成しています)
秋山選手以外の選手たちを見ると、すごい選手ばかりですよね。
そんな選手達の仲間入りをしたのですから、今や球界を代表するバッターの一人と言って良いでしょうね。
打撃覚醒のキッカケはチームの後輩!
果たして今年の打撃覚醒は、偶々今年だけのものだったのか?確信的で永続的な飛躍となるのか?と気になるところですよね。
実は今年の秋山選手は、昨シーズンから劇的に打撃フォームを変えて、それが効果を発揮してヒット量産に繋がったと言われています。
その新しい打撃フォーム作りのヒントとなったのが、同じ埼玉西武ライオンズのチームメイトで後輩になる「森友哉」選手です。
元々秋山選手の打撃フォームは、グリップを高く構えてそこからバットを振っていた為、バットの軌道とボールの軌道がクロスしていて、軌道が重なる範囲が狭く、所謂「ボールを点で捉える」事になっていた為、ヒットになる確率が低くなっていました。
それを今年は、後輩の森友哉選手の打撃フォームにヒントを得て、構えた時のグリップの位置を低くした為、バットの軌道がボールの軌道に近くなり、軌道が重なる範囲が広くなった為、所謂「ボールを線で捉える」バッティングになる事で、ヒットの確率が格段に上がったと言われています。
森友哉選手と言えば「小さなドカベン」と言われるほど、小さい体ながらもバッティングセンスは抜群で、数々のプロ野球選手を輩出した「大阪桐蔭高校」の西谷監督をして「今までで一番の選手」と言わしめた程の才能を発揮しています。
そんな素晴らしいお手本が近くに居た事もラッキーでしたが、7歳も年下である彼をヒントに打撃フォームの改造に取り組んだ秋山選手の決断も素晴らしいものですね。
ファンには複雑な気持ちも
そんな最多安打を記録した秋山選手ですが、最多安打を記録しながらも、残念ながら首位打者のタイトルを獲得する事が出来ませんでした。
その理由が今年、秋山選手の最多安打と共に、流行語大賞にまでノミネートされそうな「トリプルスリー」を達成した福岡ソフトバンク・ホークスの柳田悠岐選手の存在でした。
秋山翔吾選手の今年の打率は.359でした。
この数字自体もかなり高打率で、他の年度であれば十分に首位打者となる打率となっていました。
しかし今シーズンは、柳田選手が.363と驚異的な打率をマークした為、最多安打を達成したにも拘わらず、首位打者のタイトルを獲れないと言う残念な事になってしまいました。
今年は例年に無く非常にレベルの高い打率争いだったんですね。
来シーズンの年俸予想は?
秋山選手は、2011年に入団してから毎年順調に年俸アップを繰り返して来ましたが、昨シーズンの成績不振により、初めて300万円の年俸ダウンを経験しました。
この事も、今回の打率フォーム改造へ気持ちを動かした大きなキッカケとなったんでしょうね。
そして最多安打を記録した今オフ、現在6200万円の秋山選手の年俸は、どこまで上がるのでしょうか?
シンプルに考えれば、やはり日本新記録達成のご祝儀的な要素も加えて、1億5000万円位まで行くのでは?と予想します。
ただしマイナス要素として、首位打者のタイトルを獲得できなかった事と、シーズン最後に負けてチームが4位Bクラスで終戦と言うものが有ります。
その辺りを考慮してみると、1億円から昨年の年俸6500万円の倍額となる1億3000万円位の間に落ち着くのでは?と予想しますがどうでしょうかね?
遠距離恋愛を乗り越えて結婚!そして親となる!
秋山選手は、2013年に彩香(旧姓:鈴木彩香)さんと、高校3年からの7年間の遠距離恋愛を乗り越えて結婚しました。
人気の出た野球選手は、マスコミの女子アナウンサーと交際結婚するエピソードが多く聞かれますが、まさに真面目な秋山選手らしい純愛を貫いたラブストーリーですね。
また、2014年の11月18日に男の子も生まれて、今年もうすぐ1歳を迎えようとしています。
秋山選手は、現在27歳ですから、お子さんが成長して大きくなって、父である秋山選手の活躍する姿を理解して記憶してもらえる時期まで頑張って活躍してもらいたいものです。
まとめ
秋山選手は、プロ野球史上6年目となるシーズン200安打以上を放ち、しかもプロ野球新記録となるシーズン216安打を記録達成した。
打撃好調となった今年のフォーム改造のヒントとなったのは、チームメイトの後輩「森友哉」選手であった。
最多安打を記録したが、残念ながら首位打者のタイトルは取れなかった。
来シーズンの年俸は1億円から1億3000万円と予想します。
奥さんとお子さんという、守るべき家族を持った秋山選手には、お子さんの記憶に残る時期まで活躍してもらいたいものです。
この打撃覚醒が本物と言えるようになるのは、来シーズンの成績次第と言えますね。
来シーズンも同じような成績が残せれば、西武ライオンズの看板選手として年俸面もさらに優遇されていくと思います。
来シーズンの活躍が楽しみですね!
以上、今回は2015年目覚しい活躍を遂げた埼玉西武ライオンズの秋山翔吾選手についてチェックしました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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