こんにちはnicoです。
2017年のNPBプロ野球も開幕から約2週間が経過しました。
各チームとも10試合以上消化したところで、現在セ・リーグは昨年覇者の「広島東洋カープ」が、昨年の勢いをそのまま引き継いで、頭一つ飛び抜けています。
そしてパ・リーグは、昨シーズン5位の「東北楽天ゴールデンイーグルス」が予想外と言っては失礼ですが、やはり頭一つ飛び抜けた感じで首位に立っています。
今回は、東北楽天ゴールデンイーグルスの予想外の好調を裏付けると言われている「3つのジンクス」についてチェックしてみたいと思います。
ここ3年の低迷期
2013年、現在ニューヨーク・ヤンキース所属で、当時楽天のエースだった田中将大投手の「伝説の24連勝無敗」と言う驚異的な成績に引っ張られて、球団史上初のリーグ優勝と日本シリーズ優勝を成し遂げた「東北楽天ゴールデンイーグルス」。
しかし、その後は打って変わってチーム成績が低迷してしまっていました。
先ず優勝翌年の2014年は、絶対的なエース田中将大が、MLBアメリカ・メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースに移籍した事や、星野仙一監督の健康上の理由からの休養などの影響により、プロ野球史上5チーム目となる「優勝翌年の最下位」と言う屈辱的な成績を記録してしまいました。
翌2015年は、賛否両論あったデーブこと大久保博元監督就任の影響もあり、2年連続の最下位。
昨年2016年、梨田昌孝監督となり、大型補強やチーム構造改革などを敢行してなんとか最下位を逃れるものの5位と3年連続Bクラスとなってしまいました。
春の珍事?
そして今年2017年シーズン、現在まだ開幕から約2週間程ですが、12試合終了時点で10勝2敗・勝率.833と、2位以下から頭一つ抜けた感じで首位を走っています。
一部では「春の珍事」などと揶揄されています。
しかし、今年は楽天にとって優勝まで望めそうな「3つのジンクス」が当てはまる年となっているのです。
1つ目のジンクス
2005年に球団が創設された東北楽天ゴールデンイーグルス。
先ず1つ目のジンクスは「WBC開催年の成績が良い」という事。
2009年、イチローの劇的な勝ち越しタイムリーヒットが今でも鮮烈な印象に残っている「WBC第2回大会」が開催され、楽天は野村克也監督が率いて、リーグ2位で初のクライマックスシリーズ進出を決めました。
2013年、侍ジャパンが残念ながら3大会連続の優勝を逃してしまった「WBC第3回大会」が開催され、楽天は星野仙一監督が率いて球団初のリーグ優勝を成し遂げ、その勢いのまま日本シリーズでも初の日本一になりました。
そして今年2017年は「WBC第5回大会」が開催された年という事で、好成績が期待されます。
2つ目のジンクス
楽天が好成績を収めた2009年と2013年は、それぞれの年に宮城県出身の有力選手が加入しています。
2009年は、亘理郡山元町出身の「小坂誠」選手が、読売ジャイアンツから移籍してリーグ2位。
2013年は、仙台市出身の「斎藤隆」投手が、MLBアリゾナ・ダイヤモンドバックスから移籍してリーグ優勝と日本一。
そして今年2017年は、仙台市出身の「岸孝之」投手が、埼玉西武ライオンズから移籍しました。
こちらも好成績を予感させます。
3つ目のジンクス
そして3つ目のジンクスが、昨年から楽天を率いている梨田昌孝監督の就任2年目のジンクスです。
2001年、近鉄バファローズの監督に就任して2年目、前年の6位からリーグ優勝。
2009年、北海道日本ハムファイターズの監督に就任して2年目、前年の3位からリーグ優勝。
そして今年2017年は、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に就任して2年目となります。
昨シーズン、リーグ5位の成績から「2度あることは3度ある」となるのか、「3度目の正直」となるのか。
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まとめ
今シーズンは、2番バッターのペゲーロ選手のホームラン量産が話題になったりしていますが、楽天が成績好調の戦力的な分析は、専門家にお任せしたいと思います。
ただ今年2017年、先に挙げた3つのジンクス全ての符号が一致する事は、ある意味オカルト的ではありますが、東北楽天ゴールデンイーグルスにとって、優勝に向けてとてつもない後押しになるのではないかと思います。
果たして今後「あれはやはり春の珍事だった」と言われる事になるのか、「今年の楽天の強さは本物だった」と言われる事になるのか。
今回の3つのジンクスを「信じるか信じないかはあなた次第 by やりすぎコージー」と言った感じで、胸に留めておいて頂ければと思います。
という事で、今回は2017年開幕から絶好調の「東北楽天ゴールデンイーグルス」にまつわる「3つのジンクス」についてチェックしてみました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。