こんにちはnicoです。
日本のNPBプロ野球と共に、アメリカMLBメジャーリーグも2022年シーズンが開幕して1ヶ月余りが過ぎましたね。
今シーズンは、日本からは新しく鈴木誠也選手がシカゴ・カブス に移籍し、また加藤豪将選手も苦節10年目にしてマイナーリーグ生活からメジャー昇格を果たし、これで現時点でのMLBの日本人選手は、ダルビッシュ有投手・前田健太投手・菊池雄星投手・大谷翔平選手・沢村拓一投手・筒香嘉智選手・鈴木誠也選手・加藤豪将選手の8人となっています。
そして、そんな彼らも今シーズン着用するであろう、2022年の様々な祝日や記念日用のスペシャルユニフォーム達の中の一つである「Mother’s Day(母の日)」用のユニフォームがMLBから発表されました。
今年はどんなデザインになっているのでしょうか。
チェックしてみたいと思います。
統一サプライヤーだから可能なイベント
MLBアメリカ・メジャーリーグには、アメリカ29球団、カナダ1球団の合計30球団が所属しています。
その全30球団が試合の際に着ているユニフォームは、MLB機構と一括契約を交わしているメーカーが「公式サプライヤー」となり、そこから提供された製品を着用しています。
現在、MLBのユニフォーム公式サプライヤーとなっているメーカーは、以下の3社となっています。
帽子:ニューエラ社
ジャージ:ナイキ 社
ソックス:スタンス 社
選手達は、これらの3社から支給されるユニフォームを、チームの公式ウェアとして試合やその他の際に着用してプレーをしています。
ですので、デザインはそれぞれのチームによって異なりますが、質感等は全て統一されている事になります。
そして全30球団のユニフォームメーカーがMLBによって統一されている事によって、特別な日に着用する特別なユニフォーム「スペシャル・ユニフォーム」等のイベントが行い易くなっている訳です。
今シーズンもそれらの特別な記念日や祝日には、全球団が統一してスペシャル・ユニフォームを着用すると共に、それらのそれらのスペシャルグッズの売上金を関連団体に寄付するチャリティーが行われる模様です。
毎年変わるデザイン
毎年5月の第2日曜日に制定されている「マザーズデー(母の日)」。
今年は5月8日になります。
母の日のテーマカラーはピンク色となっていて、この日のスペシャルユニフォームの各所には、ピンク色が配色されています。
スペシャルユニフォームのメインとなる帽子は、今シーズンのデザインは全てのチームが同じカラーリングでデザインされています。
帽子全体は明るいグレーとなっており、バイザーの裏側部分と各チームのロゴ部分はピンクのムラ染め、帽子の後ろに配置されているMLBロゴもピンク色となっています。
ジャージに関しては、ナイキ社製に変更されてからは特別に発表されることは無くなりましたが、昨シーズンを参考に見てみると、各チームの通常のデザインのジャージのまま、左胸に「ピンクリボン」のロゴが配された物になるかと思われます。
そしてスタンス社が提供しているソックスの今年の母の日用のデザインも例年通りピンク色をベースとしたデザインとなっています。
ただストッキングに関しては、現代ではパンツの裾をたくし上げる着用スタイルはポピュラーではない為、それ程目にすることは無いですが、こういう特別な時は敢えてクラシックスタイルで着用する選手も多くなる様です。
そしてこのピンク色は、乳がん検診の啓発キャンペーンとして知られる「ピンクリボン運動」と連動していて、この日のスペシャルユニフォームとグッズの売り上げは「スーザン・G・コーメン乳がん基金」に寄付される事になっています。
その他のグッズや球場もピンク色に
選手達が着用するユニフォームの中で、統一された部分である「帽子」「ジャージ」「ソックス」に関してご紹介しましたが、昨年までの例で言うと、それ以外の部分でも「母の日」の当日は様々な物がピンク色に染まります。
先ずは選手達が身に着ける手袋やリストバンドにサングラス、グローブやバット、スパイクシューズ等。
またキャッチャーはマスクやプロテクター・レガース等もピンク色となるケースが多いです。
これらに関しては、リーグ全体としての決め事ではなく、それぞれの選手個人のグッズ契約や嗜好によって用いられている様ですので、それらは当日のゲームを見てのお楽しみと言う事になりそうです。
またその他、審判もマスクがピンク色になったり、球場もバッターボックスがピンク色になるのをはじめ、各塁のベースにもピンク色が配色されたりと、至る所にピンク色を目にする事になりそうです。
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まとめ
以上の様に、今回は母の日のスペシャルユニフォームについてチェックしましたが、メジャーリーグでは様々なスペシャル・ユニフォームを取り入れて、ファンを楽しませると共に、チャリティにも力を入れており、慈善活動に積極的なお国柄が現れていますね。
こう言うのを毎年見るたびに「日本でも取り入れて実施してくれないかな〜」って思いますね。
しかし、それぞれのチームに様々なユニフォームメーカーが入り込んでいる日本のプロ野球では、全チーム統一しての行動はなかなか難しい womenでしょうね。
まあそれに加えて、母の日や父の日はアメリカと同じイメージで出来るとしても、4月から10月の野球シーズン期間にやってくる日本の祝日を見てみると、「昭和の日」「憲法記念日」「みどりの日」「こどもの日」「海の日」「山の日」「敬老の日」「秋分の日」「体育の日」等となっていて、全球団統一のユニフォームデザインに落とし込むには中々イメージするのが難しい日もありそうですね。
現在行われているように、各チームで色々なサードデザインや、懐かしのオールドユニフォームを着用するくらいが限度でしょうか。
ただ球界全体として、もっともっとチャリティの様な社会奉仕活動が頻繁に行われる様にするなど、マネのできる良い部分は、どんどん実行してもらいたいですね。
と言うことで、今回はMLBアメリカ・メジャーリーグの2022年版の母の日スペシャルユニフォームについてチェックしてみました。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。