2017年の総収入額は幾らになった?
そんな不安定な起用のされ方をした今シーズンの前田健太投手の収入は、いったい幾らになったのでしょうか。
計算してみたいと思います。
先ず基本給が300万ドル 。
先発回数が25回なので300万ドル (100万ドル×3)
投球回数が134回1/3なので125万ドル (25万ドル×5)
開幕ベンチ入りボーナスが15万ドル 。
と言うことで合計740万ドル (約8億3000万円)となる様です。
前年の収入と比べると、実に4億4000万円以上の減収となってしまいました。
前田健太投手は昨年の10月にサンタモニカに新居を購入していますが、購入金額が379万5000ドル (約4億円)との事ですので、その家一軒分以上の金額が減ってしまった事になります。
カリフォルニア州は州税が高い
前田健太投手が所属する「ロサンゼルス・ドジャース」は、アメリカ西海岸のカリフォルニア州に本拠地があり、前田健太投手も近郊のサンタモニカに昨年家を買い居住しています。
そのカリフォルニア州は、所得に対して13.3%とアメリカで一番高い州税が掛けられている州でもあります。
その他に連邦税や市税なども加わり、年収の約50%を所得税として納めなければなりません。
アメリカの場合、翌年の4月15日が前年の収入に対する確定申告の期限日になります。
ですので、前田健太投手も今年2017年の4月には前年の収入約12億6000万円の50%となる約6億3000万円 近くの税金を納めたと思われます。
そして今年の収入約8億3000万円の50%となる約4億円以上 もの税金を来年2018年の4月15日までに収めることになると思われます。
この辺りは日本でプレーしていた時とシステム的にはあまり変わりが無いので、その分の金額はプールしてあるだろうと思われますが、何にせよ金額が大きいこ事にビックリしますね。
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来シーズンの起用法が気になる
現在アメリカMLBでは、2017年のポストシーズンが始まり、ワールドシリーズ・チャンピオンに向けて熱い戦いが繰り広げられていますね。
前田健太投手の所属する「ロサンゼルス・ドジャース」はNLDS (ナショナルリーグ・ディビジョンシリーズ)を3連勝してNLCS (ナショナルリーグ・チャンピオンシップシリーズ)進出が決まりました。
このポストシーズンで、前田健太投手は先発ローテーションから外れて中継ぎの役割を担っていますが、それが今回ピタリとハマり、クローザーへつなげるセットアッパーとしての評価が高まり、来シーズンに向けても「勝利の方程式」の中の1人としての期待が高まっています。
ただ、そうなると現在の前田健太投手のチームとの契約内容ではほとんど出来高収入が期待出来なくなってしまいます。
この辺り、もし来シーズン以降の役割が先発から中継ぎに変わる様であれば、契約内容も改めてもらわないと前田健太投手のモチベーションも維持出来ないかと思われますね。
果たしてその辺りどうなるのか、気になる所ではありますが、先ずはこのポストシーズンを勝ち上がり、出来れば同期の田中将大投手の居る「ニューヨーク・ヤンキース」とのワールドシリーズを実現して貰いたいですね。
前田健太投手活躍に期待ですね。
と言うことで、今回は2017年シーズンの前田健太投手の確定収入金額と、その税金についてチェックしました。
本日も最後まで読んでいただき有難うございました。