こんにちはnicoです。
第99回全国高校野球選手権大会、いわゆる「夏の甲子園大会」が8月8日から開幕します。
本来は8月7日が開会式だったのですが、台風の影響で天候が荒れる事が予想され、第96回大会以来3年ぶり4度目の順延となりました。
これからほぼ毎日の様に、熱い試合が繰り広げられて行くと思われます。
楽しみですね。
ところで、甲子園大会に出場する各高校は、どんな宿に滞在しているのでしょうか?
今回は、各県代表校の宿舎についてチェックしてみたいと思います。
2018年度版はこちら
宿舎はほぼ毎年同じ
毎年この時期、全国の各県から甲子園大会出場を決めた代表校は、大会期間中の自校が勝ち進んでいる間、甲子園近辺の宿泊先に連泊して滞在します。
各高校は、1校あたり、ベンチ入り選手18名・監督1名・部長1名の合計20名が、滞在期間中、高野連からの宿泊費補助(1日あたり1人4000円)を交通費と共に受けて、滞在費用の足しにしています。
しかし各高校は、甲子園出場が決まってから独自に宿探しをしていては、場所柄や季節柄、到底人数分の宿を押さえることは難しいと思われます。
そこで、高野連側で毎年その期間の宿を複数押さえておき「出場の決まった学校にそれぞれの宿を割り当てる」と言う形をとっている様です。
その割り当て先の宿を見てみると、各県の割当先の宿舎は、ほぼ毎年同じの様です。
と言うことで、各県各高校に割り当てられた宿泊先を見てみましょう。
甲子園大会出場校の宿泊先
《北北海道》滝川西高等学校
グリーンリッチホテル大阪空港前
池田市空港1-9-6
大浴場付きなので、リラックス度は高そうですね。
《南北海道》北海高等学校
グリーンリッチホテル大阪空港前
池田市空港1-9-6
北と南の北海道の2校は、仲良く同じホテルに滞在の様ですね。
《青森》青森山田高等学校
ホテルクライトン江坂
吹田市豊津町1-40
こちらも大浴場付きなので、リラックス度は高そうですね。
《岩手》盛岡大付属高等学校
チサンホテル神戸
神戸市中央区中町通2-3-1
香川の三本松高等学校と同じ宿舎の様ですね。
《秋田》秋桜高等学校
ホテル・アゴーラ大阪守口
守口市河原町10-5
《山形》日本大学山形高等学校
大阪キャッスルホテル
大阪市中央区天満橋京町1-1
千葉の木更津総合高等学校と一緒の宿の様ですね。
《宮城》仙台育英高等学校
ホテル新大阪
大阪市東淀川区東中島1-20-33
《福島》聖光学院高等学校
HOTEL NCB
大阪市北区中之島6-2-27
宮崎県の聖心ウルスラ高等学校と同じ宿舎の様です。
《茨城》土浦日本大学高等学校
ホテルルートイン大阪本町
大阪市西区西本町2-6-6
こちらのホテルも大浴場が有る様です。疲れを取るには大きい湯舟に浸かるのが良いですよね。
《栃木》作新学院高等学校
シティホテル青雲荘
堺市堺区出島海岸通2-4-14
《群馬》前橋育英高等学校
ホテル京阪天満橋
大阪市中央区谷町1-2-10
《埼玉》花咲徳栄高等学校
伊丹シティホテル
伊丹市中央6-2-33
三重県の津田学園高等学校と同じ宿舎になっている様です。
《千葉》木更津総合高等学校
大阪キャッスルホテル
大阪市中央区天満橋京町1-1
山形の日本大学山形高等学校と同じ宿舎の様ですね。
《東東京》二松学舎大学付属高等学校
甲子園ホテル夕立荘
西宮市甲子園七番町19-3
甲子園球場が直ぐ近くに見えていますね。これだけ近いと、歩いて移動も可能で便利だし、常に甲子園の歓声が聞こえてモチベーションも保てますね。
規模的には小浴場という感じですが、設備されています。ユニットバスよりはリラックス出来そうですね。
《西東京》東海大学菅生高等学校
都ホテルニューアルカイック
尼崎市昭和通2-7-1
《神奈川》横浜高等学校
大阪ガーデンパレス
大阪市淀川区西宮原1-3-35
《新潟》日本文理高等学校
アパホテル<大阪肥後橋駅前>
大阪市西区土佐堀1-2-1
立派な大浴場ですね。リラックス度は高そうです。
《長野》松商学園高等学校
アパヴィラホテル<大阪谷町四丁目駅前>
大阪市中央区農人橋1-1-27
アパホテル系は、大浴場が充実していますね。個人的な感想としては、アパホテル系に割り当てられたらラッキーですね。
《山梨》山梨学院高等学校
新大阪江坂東急REIホテル
吹田市豊津町9-6
《静岡》藤枝明誠高等学校
ハートンホテル北梅田
大阪市北区豊崎3-12-10
《愛知》中京大学付属中京高等学校
ホテルクライトン新大阪
大阪市淀川区西中島2-13-32
こちらのホテルも大浴場プラス露天風呂が設備されていますね。
《岐阜》大垣日本大学高等学校
ジーアールホテル江坂
吹田市江坂町2-1-63
こちらのホテルも立派な大浴場が設備されていますね。富士山溶岩による「バナジウムの湯」として遠赤外線効果があるそうです。
《三重》津田学園高等学校
伊丹シティホテル
伊丹市中央6-2-33
埼玉県の花咲徳栄高等学校と同じ宿舎になっている様ですね。
《富山》高岡商業高等学校
アパホテル<大阪天満>
大阪市北区同心2-16-15
こちらもアパホテル系なので、大浴場は充実していますね。
《石川》日本航空高等学校石川
アパヴィラホテル<淀屋橋>
大阪市中央区伏見町3-1-9
こちらも同じくアパホテル系なので、大浴場はサウナまで付いて充実していて、リラックス度が高そうですね。
《福井》坂井高等学校
新大阪ホテル
大阪市淀川区西中島2-11-21
《滋賀》彦根東高等学校
伏尾温泉不死王閣
池田市伏尾町128-1
滋賀県の代表校の宿舎は、昨年はホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターとなっていましたが、今年は京都府の京都成章高等学校と同じ、この宿舎になります。
甲子園球場からは約30キロ程離れた場所にある、川沿いの温泉宿の様です。
こちらのお風呂は本格的ですね。大浴場に露天風呂まであって、朝に晩に温泉三昧で、何かのんびりとしてしまいそうですね。
《京都》京都成章高等学校
伏尾温泉不死王閣
池田市伏尾町128-1
滋賀県の彦根東高等学校と同じ宿舎になります。
甲子園球場からは約30キロ程離れた場所にある、川沿いの温泉宿の様です。
《大阪》大阪桐蔭高等学校
ハートンホテル南船場
大阪市中央区南船場2-12-22
《兵庫》神戸国際大学付属高等学校
ホテルパールシティ神戸
神戸市中央区港島中町7-5-1
こちらには大規模なガーデンスパという施設がある様ですが、別途有料とのことですので、選手達が利用できるかどうかは分からないですね。
《奈良》天理高等学校
ニューオーサカホテル
大阪市淀川区西中島5-14-1
岡山県のおかやま山陽高等学校と同じ宿泊先の様ですね。
《和歌山》智辯学園和歌山高等学校
湯元「花乃井」スーパーホテル大阪天然温泉
大阪市西区江戸堀3-6-35
地下1000メートルから湧き出る本格天然温泉が設備されている様です。
ここもリラックス度は高いですね。
《岡山》おかやま山陽高等学校
ニューオーサカホテル
大阪市淀川区西中島5-14-10
奈良県の天理高等学校と同じ宿泊先の様ですね。
《広島》広陵高等学校
マスミ荘
池田市満寿美町2-28
《鳥取》米子松蔭高等学校
宝塚ワシントンホテル
宝塚市栄町2-2-2
こちらの宿も、ビジネスホテルではありますが、宝塚温泉の源泉を引き込んだ大浴場が設備されています。
1日の疲れが取れ易そうですね。
《島根》開星高等学校
三井ガーデンホテル大阪淀屋橋
大阪市中央区高麗橋2-5-7
《山口》下関国際高等学校
ホテル中寿美花壇
西宮市新甲陽町5-2
ちょっと小ぶりのペンション風の宿でしょうか。選手達で貸切状態になりそうですね。
《香川》三本松高等学校
チサンホテル神戸
神戸市中央区中町通2-3-1
岩手の盛岡大付属高等学校と同じ宿舎の様ですね。
《徳島》鳴門渦潮高等学校
グリーンヒルホテル神戸
神戸市中央区加納町2-8-3
《愛媛》済美高等学校
ホテルサーブ神戸アスタ
神戸市長田区若松町5-1-1
《高知》明徳義塾高等学校
サニーストンホテル
吹田市広芝町10-3
《福岡》東筑高等学校
寿楼
神戸市須磨区須磨寺町3-5-18
本館と別館がある様ですが、本館は他の宿舎と比べて、若干クラシカルな感は否めませんね。ただ、温泉施設は整っているのでリラックス度は高いのかもしれませんね。
佐賀の早稲田佐賀高等学校と同じ宿舎の様ですね。
《佐賀》早稲田佐賀高等学校
寿楼
神戸市須磨区須磨寺町3-5-18
佐賀県の代表校の宿舎は、昨年はホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターとなっていましたが、今年は福岡の東筑高等学校と同じ宿舎の様ですね。
《長崎》波佐見高等学校
ホテル・アゴーラリージェンシー堺
堺市堺区戎島町4-45-1
《熊本》秀岳館高等学校
ホテルサンプラザ本館
堺市堺区竜神橋町1-1-20
こちらも大浴場が設備されている様です。
《大分》明豊高等学校
ホテルアイボリー
豊中市本町3-1-1
《宮崎》聖心ウルスラ高等学校
HOTEL NCB
大阪市北区中之島6-2-27
福島県の聖光学院高等学校と同じ宿泊先になっていますね。
《鹿児島》神村学園高等学校
やっこ旅館
西宮市甲子園七番町5-19
こちらも甲子園球場から徒歩3分との事で、地理的に便利な場所ですね。
外観の規模から想像すると、多分選手達で貸切状態になるのではないでしょうか。宿の方達とも親密度が上がり、くつろぎ感が高いかもしれませんね。
《沖縄》興南高等学校
大阪ジョイテルホテル
大阪市住之江区新北島1-2-1
宿の差は戦績に影響する?
こうして各県に割り当てられた宿を見てみると、利便性の高い街中の大規模なシティホテルから、のんびりと寛げそうな温泉宿、その学校だけで貸切になりそうなこじんまりとした宿など、様々なタイプの宿がありますね。
選手達によっては、食事の他にも、布団やベッド、枕の硬さ、シャワーのみや大浴場完備などの違いが、好みと上手く合えば、試合へのモチベーションも高く維持できるでしょうが、残念ながら好みと合わなかった場合は、戦績にも影響がでる可能性も無いとは言えないのでは無いでしょうかね。
宿泊費やキャンセル料は?
ご覧の様に、高野連が押さえている宿の種類は様々ですね。
ただ、すべての宿に対して、高野連から期間中の宿泊費を1人辺り1泊2食付きで1万円、昼食代1000円以内に抑える様に協力を依頼されている様です。
1泊2食付きで1万円となれば、各宿とも、この時期の宿泊費の相場から比べると、ほぼ半額程度の低価格での提供となっている様です。
また、出場校によっては、野球部OBや、在阪の卒業生などから、宿泊先へ差入れの申し出もある様です。
しかし、高野連では「食中毒防止」「商材食材の宣伝利用防止」「華美な食材は好ましくない」「予算内でやり繰りしてくれている宿側に失礼」などの理由から、差入れを禁止している様です。
また、何処の学校が最後まで勝ち進んでいくかわからない為、すべての宿は大会期間終了まで約20日間、人数分の部屋を押さえてはいますが、もし早期に敗退してチェックアウトの時期が早まったとしても、残りの日数分に関してはキャンセル料を請求しない取り決めになっている様です。
昨今では、外国人観光客の増加などに伴い、宿の需要が高まっている様ですが、そんな中、採算度外視の協力体制を取ってくれている宿側には頭がさがる思いですね。
こう言った宿泊面の協力体制も、甲子園大会が成り立っている大きな要因の一つとなっているんですね。
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まとめ
甲子園大会に出場する高校の宿は、高野連が押さえている宿の中から、各県に割り当てられる様になっている。
宿には街中のシティホテルから、都会の喧騒から離れた温泉宿まで様々なタイプが用意されている。
県別に割り当てられる宿は、毎年ほぼ固定されていて、選手の好みによってはモチベーションの高さにも影響しそうである。
やはり、滞在期間中を如何に快適に過ごせるかによって、リラックスの度合いも変わり、持てる力を如何なく発揮出来るかの要因にもなると思います。
宿によっては、毎年宿泊する県が同じ事から、その県に対して特別な思い入れを持って応援してくれるところも有るでしょう。
ただ、たまには気分を変える意味でも、ローテーションで宿の割り当てを変更してみても良いのかも?と思いますが如何でしょうか。
何はともあれ、出場する選手の皆さんには、試合に向けて万全の体調で、悔いの無い試合をして貰いたいものです。
選手の皆さん、頑張ってくださいね。
という事で、今回は、甲子園大会に出場する各高校の宿泊先についてチェックしてみました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。