こんにちはnicoです。
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」
残念ながら、リオ五輪の出場が叶いませんでしたね。
2011年の女子サッカーワールドカップでの衝撃的な優勝から人気の面でも一気に盛り上がった「なでしこジャパン」ですが、今回の予選敗退でのファン離れが心配されます。
今回の予選敗退で、指導者として評価の高かった佐々木則夫監督の勇退が決まりました。
そして、まだ正式な発表はありませんが、ここからの「なでしこジャパン」復活に向け、次期監督として噂されているのが、現在U-19日本女子サッカー代表監督を務めている「高倉麻子」監督です。
高倉麻子監督ってどんな人なのでしょうか?
今回は、なでしこジャパン次期監督と噂される「高倉麻子」監督についてチェックしてみたいと思います。
日本で4人だけの女性S級ライセンス監督
先ずは、高倉麻子監督のプロフィールを
高倉 麻子(たかくら あさこ)
国籍:日本
生年月日:1968年4月19日(47歳)
出身地:福島県福島市
身長:163cm
ポジション:MF
利き足:右足
所属クラブ:
読売ベレーザ(1985-1998)
松下バンビーナ(1999)
シリコンバレー・レッドデビルズ(2000)
スペランツァ高槻(2001-2004)
高倉麻子監督は、現役時代は日本代表の中心選手としても活躍し、昨年引退した「澤穂希」さんとも一緒にプレーしていました。
そんな高倉麻子監督は、2004年シーズン終了後に現役を引退し、サッカー指導者でもあるご主人の竹本一彦に続く形で、サッカー指導者になる道を選びました。
サッカーは、よく比べられる事ですが、野球と違って現役引退して即指導者になれる訳ではないのです。
サッカーの指導者になる為には、野球と違って、指導法を学び、ライセンスを取得する必要があるんですね。
指導者ライセンスは、D級からありますが、サッカー経験者はC級からとなります。
以下、ライセンスによって指導できる相手が決められています。
C級:12歳以下の少年少女への指導が可能。
13時間の座学と、22時間の実技を受講する必要がある。
B級:ユース(高校生)以下の、監督を含めた指導が可能。
A級ジェネラル:Jリーグトップチームや日本代表チーム以外の、監督を含めた指導が可能。(JFL、なでしこリーグ等も可)
「B級」取得後、1年以上の指導実績が必要。
S級:最上位のライセンスで、Jリーグトップチームや男女日本代表の監督を含めた指導が可能。
「A級ジェネラル」取得者から年に20人だけ選考される。
国内短期講習会や指導実践試験、さらには海外プロクラブ及びJクラブで合計3週間以上のインターンシップ研修を積んだうえでのリポート提出などが必要。
今回、なでしこジャパン次期監督と噂になっている「高倉麻子」監督は、この厳しいライセンス取得選考を通過した「S級ライセンス」取得者です。
因みに現在「S級ライセンス」を取得しているのは、国内で400人程と言われていますが、その中で女性は、たった4人しかいないそうです。
その4人とは
高倉麻子(U-20日本女子代表監督)
本田美登里(AC長野バルセイロ監督)
半田悦子(常葉学園橘高校監督)
野田朱美(日本サッカー協会女子委員長)
その中でも高倉麻子監督は、2014年のU-17女子ワールドカップで、予選、決勝の6試合を無敗で制する完全優勝を達成するなど、指導者として高い実績を上げています。
2011年サッカー女子ワールドカップ優勝で、FIFAバロンドール女子最優秀監督賞を受賞している「佐々木則夫」監督の後任を務めるのには、適任なのかもしれませんね。
一気に世代交代へ
今回のリオ五輪予選の敗退の原因の一つとして、上手く世代交代が出来なかったという事が挙げられています。
高倉麻子監督の就任によって、彼女が育て上げて来た若い世代に上手く引き継いでいければ、なでしこジャパン復活は意外と早いかもしれないですね。
まとめ
リオ五輪予選敗退によって、なでしこジャパンの佐々木則夫監督が勇退する。
次期監督候補として、現在U-20女子日本代表監督の高倉麻子監督が噂になっている。
高倉麻子監督は、日本で4人だけの女子S級ライセンス取得者である。
高倉麻子監督の実績として、2014年にU-17女子ワールドカップで予選・決勝通して無敗の完全優勝を達成している。
高倉麻子監督の就任によって、なでしこジャパンの復活はそう遠くないかもしれない。
以上、今回は、なでしこジャパンの次期監督候補「高倉麻子」監督についてチェックしてみました。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。