こんにちはnicoです。
男子に続き、女子サッカー選手の2015年FIFA最優秀選手賞の最終候補者となる3人が発表され、日本の宮間あや選手がその内の1名として選ばれました。
今回は、宮間選手についてチェックし、受賞者を予想してみました。
永遠のサッカー少女
先ずは宮間あや選手のプロフィールを
宮間 あや
国籍:日本
生年月日:1985年1月28日(30歳)
出身地:千葉県大網白里市
身長・体重:157cm・50kg
在籍チーム:岡山湯郷Belle
ポジション:MF
背番号:10
利き足:右足
小学校1年生の時に、父親の作ったサッカーチームでサッカーを始めた宮間選手は、時には男子チームに混じって試合に出場し、自らゴールをあげてチームを優勝に導くなど、当時から卓越した才能を発揮していました。
僕の知り合いには、サッカーでは無くて野球ですけど、やはり小学生の女子で、男子に混じってレギュラーポジションを獲得して活躍している子がいます。
小学生くらいまでは、男子と女子の体力差も殆ど無いので、技術的なものが優れていれば対抗できるんですよね。
でも、中学生になると流石に体型的な違いが現れてきて、体力差も生まれてくるので、女子が男子に混じって活躍するのは大変だと思いますけど、宮間選手は中学でも男子に混じって活躍していたそうで、凄いですね。
宮間選手は、高校卒業と同時に、地元千葉から遠く離れた岡山県へ転居し、当時結成されたばかりの女子サッカーチーム「湯郷Belle」に第1期生として入団しました。
当然サッカー選手としてだけでは十分な収入を得ることはできないので、「季譜の里」と言う温泉旅館で清掃のアルバイトをしながらの選手生活だったそうです。
高校の同級生たちが、進学や就職などの進路を選んでいるのを見ていたでしょうけど、アルバイト生活でサッカーに掛けるって、余程将来の活躍を見据えていないと選べない選択ですよね。
そしてその後は、チームでレギュラーポジション獲得後、目覚ましい進歩とともに日本代表としても皆さんご承知の通りの活躍で、2015年のFIFA女子ワールドカップでは、澤穂希選手の後を継いで、日本代表のキャプテンとしてチームを引っ張って準優勝まで導きました。
FIFA最優秀選手賞の最終候補者に
今回、そこまでの活躍が評価され、2015年FIFA最優秀選手賞女子選手部門の最終候補者3名の中の一人に選ばれました。
選ばれた3名は、宮間あや選手の他に、セリア・シャシッチ(ドイツ)、カーリー・ロイド(アメリカ)となっています。
2016年1月11日に、男子選手らと共に、女子選手も3名の中から一人最優秀選手が選ばれます。
賞を競う他の二人とは?
今回最終候補者の3名に選ばれ、宮間選手とFIFA最優秀選手賞を競う他の二人のプロフィールを見てみたいと思います。
セリア・シャシッチ
(Célia Šašić)
国籍:ドイツ
生年月日:1988年6月27日(27歳)
身長:174 cm
ポジション:FW
所属チーム:フランクフルト(ドイツ)
2015年、ドイツ代表として出場したFIFA女子サッカー・ワールドカップ・カナダ大会で6得点を挙げ、得点王の証「ゴールデンシューズ」を獲得したほか、クラブチームのフランクフルトのチームとして出場した女子欧州チャンピオンズリーグでも得点王に輝いた、ドイツのストライカーです。
ワールドカップ・カナダ大会後に引退を表明しました。
女子の欧州最優秀選手にも輝いています。
カーリー・ロイド
(Carli Lloyd)
国籍:アメリカ合衆国
生年月日:1982年7月16日(33歳)
身長:172cm
ポジション:MF
所属チーム:ヒューストン・ダッシュ(アメリカ)
アメリカ代表として2015年女子ワールドカップ・カナダ大会に出場し、セリア・シャシッチ選手と同じく6得点を挙げました。
(同じ得点数の中、出場時間の差により準得点王となる「シルバーシューズ」の獲得となりました。)
ワールドカップでは、アメリカが優勝したこともあり、大会MVPとなる「ゴールデンボール」を獲得しています。
以上の様に、今回の受賞のライバルとなる二人も、共に素晴らしい実績を上げていますね。
受賞者を予想してみる
今回の受賞者が、3人の中から誰になるのか予想してみました。
先ずは3人の主な獲得タイトルを挙げてみます。
宮間あや
FIFA女子ワールドカップ「準優勝」
FIFA女子ワールドカップ「ブロンズボール」(大会最優秀選手第3位)
セリア・シャシッチ
FIFA女子ワールドカップ「ゴールデンシューズ」(得点王)
女子欧州チャンピオンズリーグ「優勝」
女子欧州チャンピオンズリーグ「得点王」
カーリー・ロイド
FIFA女子ワールドカップ「優勝」
FIFA女子ワールドカップ「シルバーシューズ」(得点王第2位)
FIFA女子ワールドカップ「ゴールデンボール」(大会最優秀選手第1位)
以上の獲得タイトルをそれぞれ見てみると、やはり最高峰の大会であるFIFA女子ワールドカップでの実績が大きくモノを言うと思います。
そうなると、アメリカのカーリー・ロイド選手が一番ですね。
宮間選手に関しては、数字に現れない部分でのリーダーシップや人間性などにも優れた、素晴らしさを持ち合わせています。
受賞者の選定は約400人のサッカー関係者なので、そう言った部分の印象で選ばれる可能性も有りますが、やはりタイトルなどの実績から選ばれる方が多くなるのでは?と思われます。
日本人である、宮間あや選手を応援したいのは勿論ですが、獲得タイトルの実績を見ると、やはりちょっと今回は他の選手と比べると弱い感じがしますかね?
残念ですが、今回はカーリー・ロイド選手が受賞するのでは?と予想します。
まとめ
宮間あや選手は、小学生の時から男子に混じってサッカーをしていた「永遠のサッカー少女」だった。
サッカー選手にとって最高の名誉であるFIFA最優秀選手の最終候補者3名に選ばれた。
今年の受賞者の予想は、残念ながら宮間選手では無く、カーリー・ロイド選手が有力と思われる。
以上、今回は女子のFIFA最優秀選手賞についてチェックしてみました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
宜しければこちらもご覧下さいね。