こんにちはnicoです。
今年のテニスのATPツアーの最終戦「バークレイズATPツアーファイナル」も準決勝まで終了し、残すはシングルス・ダブルスのそれぞれ決勝戦のみとなりました。
注目は何と言ってもシングルスの決勝で、昨年に引き続き「ノバク・ジョコビッチ」選手と「ロジャー・フェデラー」選手の対決ですよね。
今回は大会史上初の4連覇達成に期待がかかる「ノバク・ジョコビッチ」選手についてチェックしてみたいと思います。
1強時代の到来!
まずはジョコビッチ選手のプロフィールを
Novak Djokovic(ノバク・ジョコビッチ)
愛称:Nole(ノーレ)
国籍:セルビア
出身地:セルビア・ベオグラード
居住地:モナコ・モンテカルロ
生年月日:1987年5月22日(28歳)
身長・体重:188cm・80kg
利き手:右
バックハンド:両手打ち
デビュー年 :2003年
ツアー通算:59勝
シングルス :58勝
ダブルス:1勝
4大大会最高成績・シングルス
全豪:優勝 5回(2008・11-13・15)
全仏:準優勝 (2012・14・15)
全英:優勝 3回(2011・14・15)
全米:優勝 2回(2011・15)
ノバク・ジョコビチ選手の2015シーズンは、今回のツアーファイナル前までで、17大会に出場して10回優勝、トータル83試合で78勝5敗、獲得賞金額が$16,706,125(約20億3800万円)と断トツの強さを誇っています。
もし今回のツアーファイナルで優勝すると、$1,781,000加算されて$18,487,125(約22億5550万円)という事になります!
(予選リーグのラウンドロビンでフェデラー選手に1敗しているので全勝優勝した昨年より$142,000少なくなります)
獲得賞金だけで20億円越えなんて凄すぎますね!
ATPツアー獲得ポイントも2位の「アンディ・マリー」選手の8,470ポイントに対して15,285ポイントと、約2倍のポイント数です。
ちなみにポイントランキング8位の錦織圭選手は4,035ポイントとジョコビッチ選手の3分の1以下となっていて、改めてジョコビッチ選手の一人勝ち的な2015シーズンだった事が分かりますね。
まさにジョコビッチ選手の「1強時代の到来!」といった感じがします。
食事改善で成績向上!
ジョコビッチ選手以前の、近年のテニス界の王者と言えば、今回決勝戦で対戦する「ロジャー・フェデラー」選手ですね。
そこにクレーコートの王者「ラファエル・ナダル」選手との2強時代が続いていた2010年まで、ジョコビッチ選手はランキング3位が4年間続き、停滞していました。
その頃に、試合中に起こる体調不良の原因を、パンやパスタなどの材料となる小麦から生成されるたんぱく質「グルテン」であることを突き止めて、グルテンを摂取しない「グルテンフリー」の食生活に改善することで体調不良を一掃しました。
そこから快進撃が始まり、一気にランキング1位に躍り出ることになりました。
身体は食事で摂る栄養から作られていることを改めて実感しますよね。
日本の錦織圭選手も、時々身体の故障で棄権したりという場面が見られますが、そういった科学的な見地から栄養摂取方法の見直しをした方が良いのかもしれませんね。
ちなみに、ジョコビッチ選手のご両親は、元々ピザ屋さんを経営していて、ジョコビッチ選手も大好物だったのですが、グルテンフリー生活の煽りを受けて食べる事が出来なくなってしまいました。
しかし、ジョコビッチ選手の食生活の改善と共に、自然食レストランの経営に変更する事になった様です。
スポンサーと総収入は?
ジョコビッチ選手も含めて、スポーツ選手の収入は獲得賞金だけにとどまりません。
各企業がスポンサーとなって選手のウェアにロゴマークを表示したり、自社広告に選手を起用したりする権利の代償として選手に契約金を支払っています。
現在のジョコビッチ選手のスポンサー企業はと言いますと。
UNIQLO(ウェア)
HEAD(ラケット)
adidas(シューズ)
PEUGEOT(自動車)
SEIKO(時計)
Jacob’s Creek(ワイン)
ANZ(銀行)
となっていて、スポンサー収入だけでも3100万ドル(約38億円)もの収入が賞金以外に収入として入ってきている様です。
トータルで約60億円もの収入です!
凄いです!想像もつきません!
ユニクロの契約金はいくら?
その中でも、ジョコビチ選手といえば、日本の錦織圭選手と並んで、ユニクロのウェアと契約をしていますよね。
一体いくらの契約をしているのでしょうか?
ジョコビッチ選手とユニクロとの契約は、試合以外の日常でのユニクロ製品の着用までの契約となっているので、結構な金額が想像されますが、上記のスポンサー数で38億円の収入ですからおおよその見当は付きますよね。
ユニクロとは2012年の5月からの5年契約ですが、契約金を調べてみたところ、2012年の契約成立当時にフランスのテニスジャーナリストの方が、多分1年あたりの金額だと思いますが600万ドル(約7億3200万円)の契約だとツイッターでツイートしていました。
I am checking with Djokovic pr manager about his 6 millions dollars contract with UniQlo
— Ubaldo Scanagatta (@Ubitennis) 2012, 5月 22
ちなみに、錦織圭選手とユニクロとの契約は1年あたり1億円程と推測されますが、次に契約が更新される際には、大幅な契約金アップが予想されますね。
まとめ
ノバク・ジョコビッチ選手の驚異的な快進撃で現在は事実上の「1強時代」に突入していると言って良い。
ATPツアーファイナル4連覇を達成すると史上初の快挙となる。
獲得賞金にスポンサー契約金をプラスすると、約60億円の収入となる。
ユニクロとの契約は5年契約で1年あたり600万ドル(約7億3200万円)らしい。
以上今回は、現在テニス界最強を誇る「ノバク・ジョコビッチ」選手についてチェックしてみました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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