こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン44度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
前回の登板から中2日
中後悠平投手の前回の登板は、8月14日の「モンゴメリー・ビスケッツ」とのビジター5連戦の第5戦目でした。
この時の中後悠平投手に対する起用方法がそれまでと違って「ワンポイント・リリーフ」と言うものでした。
ピンチを迎えた状況で、左打者を続けて迎えると言う場面で「左キラー」としてマウンドに上がりました。
そして左打者との対戦が終わり、次は右打者となる所でマウンドを降りると言う、本当の「ワンポイント・リリーフ」でした。
従来の起用法に戻る
そんな中後悠平投手が、前回の登板から中2日となる8月17日の「ビロクシ・シャッカーズ」とのホーム5連戦の第2戦目に、今シーズン44度目の登板を果たしました。
8回表、2-1とジェネラルズが1点リードした状況で中後悠平投手はセットアッパーとしてマウンドに上がりました。
先ず迎えた1番の右打者、センターのジョニー・デイビス選手をレフトライナーに打ち取り1アウト。
次の2番の右打者、レフトのトロイ・ストークスJr.をショートゴロに打ち取り2アウト。
続く3番の右打者、ライトのタイロン・テイラー選手をファーストフライに打ち取り3アウトチェンジ。
今回は従来の起用法に戻り、右打者・左打者関係なく1イニングを任されました。
そしてたった12球であっさりと3アウトを取り、ここでこの日の登板はお役御免となりました。
この日の中後悠平投手の投球内容は、1イニングを無被安打防御率0.00と言うものでした。
チームは延長の末逆転負け
中後悠平投手が8回表を0点に抑え、2-1のまま9回を迎えましたが、中後悠平投手の後にマウンドに上がったジェネラルズのキーガン・ロング投手が連打を打たれて2-2の同点にされてしまいました。
その後延長10回に相手に更に2点を取られ、結局2-4で逆転負けを喫してしまいました。
FINAL: Brad Keller pitched six one-hit innings, but we lost again in extras to Biloxi. pic.twitter.com/CcbMivWobo
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年8月18日
これでジェネラルズは前のカードの「モンゴメリー・ビスケッツ」戦から7連敗となってしまいました。
ただ、中後悠平投手には1点差リードの状況でのリリーフを0点に抑えたと言うことで、今シーズン8個目となる「ホールド」が付きました。
結果的に負け試合になっても、試合途中の内容でホールドが付くものなんですね。
これで今シーズンの中後悠平投手の通算成績は、44試合で60回2/3イニングを投げ、1勝 2敗 4セーブ 1BS 8ホールド 61奪三振 防御率2.52となりました。
残りの登板数は?
この日の「ビロクシ・シャッカーズ」とのホーム5連戦の第2戦目を終えて、今シーズンの残り試合数は17試合となりました。
その間、9月4日のレギュラーシーズン最終試合日まで移動日の設定は無く、17連戦となります。
その間、中後悠平投手が中2日程度で登板していくとなると、残りの登板数はあと5回か6回では無いかと思われます。
そうなると、今シーズンの登板数はちょうど50回になるかならないかの辺りで終了しそうです。
中後悠平投手の所属チームである「ジャクソン・ジェネラルズ」は、後期は振るわずサザンリーグ北地区の5チーム中4位と低迷していて、ポストシーズン進出の芽はありません。
ただ、前期は「モンゴメリー・ビスケッツ」と共に同率で前期ワイルドカード争いの首位となっています。
そしてその同率首位の「モンゴメリー・ビスケッツ」は後期ワイルドカード争いの単独首位でもあります。
詳しいルール解釈は不明ですが「モンゴメリー・ビスケッツ」が後期ワイルドカードの枠に入るとなると、「ジャクソン・ジェネラルズ」が前期ワイルドカードの枠に入る事になるかも知れません。
そうなると、本来は中後悠平投手にその時期には居てもらいたくありませんが、ポストシーズンでの登板の可能性も有りそうです。
2Aリーグのレギュラーシーズンの残り、あと約半月。
残りの期間の中後悠平投手の活躍に引き続き注目していきたいと思います。
と言う事で、今回は中後悠平投手の今シーズン44度目の登板についてチェックしてみました。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。