こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン30度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
中2日での登板
前回の中後悠平投手の登板は、7月3日の「テネシー・スモーキーズ」6連戦の最終戦となる第6戦目。
5連敗の後にどうしても勝ちたかった6連戦の最終戦。
ジェネラルズの先発が相手を抑えてリードした状態で、「勝利の方程式」の一人として7回、8回の2イニングを任されました。
投球内容は、2イニングを無失点に抑えて3奪三振と素晴らしい内容で、防御率も2.70まで下げてきました。
また、僅差での久々の勝利に貢献した投球内容に、今シーズン5個目の「ホールド」も付きました。
チームは負けが込み、地区最下位と奮いませんが、中後悠平投手は7試合連続無失点登板と絶好調です。
1イニング無失点3奪三振
そんな中後悠平投手は今回、7月4日から始まった「バーミンガム・バロンズ」5連戦の第3戦目となる7月6日に、前回から中2日の間隔を空けてマウンドに上がりました。
ただ今回は、ここ最近の勝ちパターンの試合展開での登板ではありませんでした。
先発のジョエル・ペヤンプス投手が4回途中までに8失点を喫し、序盤で勝敗がほぼ見えてしまったこの日の試合。
ジェネラルズは2点を返すのが精一杯で、2-9と言う一方的な試合の最終回を確実に終わらせる役割として、中後悠平投手がチーム4番手としてマウンドに上がりました。
2-9で迎えた9回表、先ず迎えた6番の右打者、DHのコートニー・ホーキンス選手を空振り三振に仕留め1アウト。
次の7番の左打者、センターのジェフ・ジェラリッチ選手にはセンター前ヒットを打たれて1アウト1塁。
続く8番の左打者、ファーストのケオン・バーナム選手を空振り三振に仕留めて2アウト1塁。
そして次の9番の左打者、キャッチャーのクリス・オダウド選手も空振り三振に仕留めて3アウトチェンジとなりました。
「忍」さんのtweetより、2アウト目、3アウト目の連続奪三振の映像。
7/6/2017❷#中後悠平#BirminghamBarons @#JacksonGenerals
Top of 9th pic.twitter.com/GTaYQ5b89K— 忍 (@shinobu_kb) 2017年7月7日
9回の登板でしたので、中後悠平投手はこの回だけの登板でしたが、終わってみれば3つのアウトを全部空振り三振で奪った素晴らしい内容でした。
そう言えば、前々回の7月2日に1イニング登板した時には、3つのアウトが全部セカンドゴロでした。
この日の中後悠平投手の投球内容は、1イニング 1被安打 3奪三振 防御率0.00と言うもので、これで8試合連続で無失点登板となっています。
チームは大差で敗戦
中後悠平投手はこの最近の好調を維持して好投しましたが、チームは序盤の大量失点に追いつけず、2-9のまま敗戦となってしまいました。
FINAL: We did not win tonight. But Dawel Lugo had a couple doubles! pic.twitter.com/92qSdizpmL
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年7月7日
これで後期に入ってからのチームの成績は5勝9敗の勝率.357で、とうとうサザンリーグ北地区の5チーム中単独最下位となってしまいました。
ここ最近何回も書いていますが、先発投手陣の調子が悪く、試合の序盤から相手にリードされるパターンが多過ぎな感じがします。
それに比べて、中後悠平投手は好調で、自分の仕事を淡々とこなしている感じがします。
これで今シーズンの通算成績は、30試合で44回1/3イニングを投げ、1勝 1敗 2セーブ 5ホールド 46奪三振 防御率2.64となりました。
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今後の中後悠平投手
好調を維持している中後悠平投手の今後はどうなるでしょうか。
このまままだ暫くは2Aに留まるんでしょうか。
今回、シーズン当初から中後悠平投手のライバルと見ていた同じ左投手の「ジャレッド・ミラー」投手が、今回3Aの「リノ・エーシズ」への昇格が決まりました。
Congrats to @JaredMiller24 on his promotion to Triple-A! Posted a 1.65 ERA his last 22 appearances with us. pic.twitter.com/N8WNsYrTu1
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年7月7日
先に行かれちゃいましたね。
チームのtweetによると、ミラー投手はジェネラルズで今シーズン31試合に登板した中の、直近の22試合での防御率が1.65であると書かれています。
ミラー投手の今シーズンの通算防御率だと3.89で、2.64の中後悠平投手の方が優っているし、ここ最近の成績でも負けてないと思うんですけどね。
また、同じく中後悠平投手とチームメイトだった、やはり同じ左投げの「ダニエル・ギブソン」投手も、ジェネラルズで16試合22回1/3イニングを投げて防御率0.40と素晴らしい成績を上げて、6月上旬から3Aの「リノ・エーシズ」に昇格しています。
ただ3Aに昇格してからは打ち込まれていて、9試合で10回2/3イニングを投げて防御率10.13と低調です。
次は中後悠平投手の昇格の番と言うことで、もしかしたら8月辺りに、この選手とかどうかは分かりませんが、入れ替えで3Aに昇格になるかも知れないですね。
とにかく好調を維持している中後悠平投手の今後に期待ですね。
と言うことで、今回は中後悠平投手の今シーズン30度目の登板についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。
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