こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン27度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
中4日と開いた理由
中後悠平投手の前回の登板は、6月24日の「ジャクソンビル・ジャンボシュリンプ」第3戦。
3-1とリードした試合の8回表の1イニングをしっかりと抑え、勝利に貢献して今シーズン4個目の「ホールド」を獲得しました。
ここの所、勝ち試合の終盤にクローザーへ繋ぐ「セットアッパー」としての役割が確立してきた感があります。
6月24日の中後悠平投手登板以降のジェネラルズの試合内容を見てみましょう。
6月25日は勝ち試合も連投を避けて登板なし。
6月26日は序盤から1-2と負け試合で登板なし。
6月27日は移動日で試合無し。
6月28日は序盤に4-8と点差が開いた負け試合で登板なし。
そして6月29日、5回終了時まで4-4と同点となっており、未だ勝利の芽があることから、6回裏から先発の後を継いで2番手として登板。
そんな流れで少し登板間隔が開いたのではと想像されます。
2イニングを無失点
6月28日から始まった「テネシー・スモーキーズ」とのビジター6連戦。
ジェネラルズは、初戦を終盤追い上げるも7-8で落としてしまいました。
そして第2戦となる6月29日。
4-4と同点のまま中盤まで試合が進んだジェネラルズは、6回裏のスモーキーズの攻撃に対し、先発の後を継ぐ2番手として中後悠平投手をマウンドに起用しました。
ここのところ好調で無失点が続いている中後悠平投手は、チームにとって点を取られたくない場面で頼りになる存在になって来ているようですね。
6回裏のスモーキーズの攻撃、先ず迎えた8番の右打者、ショートのカルロス・ペナルバー選手にサード内野安打を打たれてノーアウト1塁。
次の7番の右打者、ピンチヒッターのケビン・コーネリアスにもセンター前ヒットを打たれノーアウト1、2塁といきなりピンチに。
しかし、次の1番の右打者、レフトのチャーサー・バークス選手の時に守備のビッグプレーが中後悠平投手を助けます。
チャーサー・バークス選手がファーストゴロを打ち、それを取ったファーストがサードへ投げてサードフォースアウト。
その後サードがセカンドへ投げてセカンドもフォースアウト。
ビッグなダブルプレー成立で一気に2アウト1塁となりました。
続く2番の右打者、セカンドのベン・ゾブリスト選手をショートゴロに打ち取り、セカンドへ送球してセカンドフォースアウトで3アウトチェンジ。
中後悠平投手は序盤につまずきましたが、守備の助けもあって見事無失点で6回裏を切り抜けました。
そして同点のまま迎えた7回裏も中後悠平投手はマウンドに上がりました。
先ず迎えた3番の右打者、セカンドのデビッド・ボーテ選手をフォアボールで歩かせてしまいノーアウト1塁。
次の4番の左打者、サードのジェイソン・ボスラー選手を空振り三振に仕留めて1アウト1塁。
続く5番の右打者、ファーストのヤシエル・バラガート選手をレフトフライに打ち取り2アウト1塁。
そして次の6番の右打者、キャッチャーのイアン・ライス選手をサードゴロに打ち取り、セカンドへ送球してフォースアウトに仕留めて3アウトチェンジ。
中後悠平投手は、チームの勝ち越しを信じてここでマウンドを降りました。
この日の中後悠平投手の投球内容は、2イニングを投げて2被安打 1四球 1奪三振 防御率0.00と言うものでした。
チームは敗戦も防御率2点台に
4-4の同点のまま終盤を迎えたジェネラルズですが、中後悠平投手の後を継いで8回裏に3番手としてマウンドに上がったジョーイ・クレビエル投手が思わぬ乱調で、一気に5点を失ってしまいました。
その後ジェネラルズは追いつくことが出来ず、結局4-9で連敗となってしまいました。
FINAL: Michael Pérez stayed hot, but the Generals couldn't withstand a late Tennessee rally tonight. pic.twitter.com/o93Qc6Idln
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年6月30日
中後悠平投手の力投も無駄になってしまった感がありますが、中後投手個人的には好調が続いていますね。
これで今シーズンの通算成績は、27試合で40回1/3イニングを投げて、1勝 1敗 2セーブ 4ホールド 40奪三振 防御率2.90となりました。
やっと防御率が2点台に下がりましたね。
思えば5月上旬の不調時に失点を続けて防御率が6.00まで上昇してしまってから、コツコツと無失点登板を重ねていき、2ヶ月弱掛けてようやく2点台まで漕ぎ着けました。
この日の2イニング無失点で防御率が0.15下がりましたので、単純計算であと12イニング無失点を続ければ、防御率1点台に届く可能性があります。
防御率1点台、せめて2点台前半をキープしていれば、メジャーチームからも声が掛かり易いのではないでしょうか。
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次の登板はいつ頃?
中後悠平投手の次の登板はいつ頃でしょうか。
勝ちパターンの試合展開であれば勿論ですが、今回は6連戦と通常よりも1試合多い為、このカードの残りの試合のどれかに登板すると思われます。
このまま好調をキープして、早くメジャーから声が掛かると良いですね。
中後悠平投手の次の登板にも期待です。
と言うことで今回は、今シーズン27度目の登板を果たし、防御率2点台に下げた中後悠平投手についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。