こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、現在は傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン18度目の登板を果たしたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
マイナーリーグの過酷な移動
前回5月30日の「ミシシッピ・ブレーブス」戦で3イニング1失点と、まずまずの登板内容だった中後悠平投手。
なるへそニュースの勝手な予想では、次は6月3日土曜日の「ミシシッピ・ブレーブス」最終戦辺りに登板するのでは?と予想していましたが、ハズレてしまいました。
6月3日に開催された「スターウォーズ・ナイト」のスペシャルユニフォーム姿で、マウンドに上がる中後悠平投手の勇姿を見たかったんですけどね。
因みにスペシャルユニフォームの実際の着用スタイルはこんな感じでした。
アクの強いキャラクターが描かれている割には、そんなに悪くは無いと思いますがどうでしょうか。
そしてスターウォーズ・ナイトが終了した翌日の6月4日からは「ロサンゼルス・ドジャース」傘下の2Aチーム「チャタヌーガ・ルックアウツ」との5連戦が組まれています。
この5連戦は、ルックアウツの本拠地「AT&Tフィールド」にて行われる為、試合終了後の夜の内に移動すると思われます。
「ジャクソン・ジェネラルズ」も「チャタヌーガ・ルックアウツ」も、同じテネシー州に本拠地を構えているので比較的近い方だと思われます。
ただ、そこは広大なアメリカ大陸と言う事で、テネシー州の州都であるナッシュビルを挟んで東西に約400km以上も離れています。
マイナーリーグはバス移動が基本ですから、約4時間の移動時間。
6月3日の試合は、夜の9時半過ぎにゲームセットとなりましたので、それからロッカールームに戻ってシャワーを浴び、着替えて荷物をまとめて、簡単な食事を済ませてからとなると、バスで出発したのは日付が変わってからではないかと思われます。
移動のバス内で一夜を過ごして朝方に現地到着し、ホテルにチェックインして一旦解散。
午後に球場へ移動して、練習を開始し、5時20分から試合開始。
想像ですが、そんな感じのスケジュールだと思われます。
これが5日毎に行われていると思うと、マイナーリーグの過酷さが多少なりとも理解できますね。
18度目の登板
そんなハードな移動をしたと想像される6月4日の「チャタヌーガ・ルックアウツ」戦の初戦、中後悠平投手が今シーズン18度目のマウンドに上がりました。
3-3の同点で迎えた5回裏のルックアウツの攻撃、ジェネラルズ先発のブラッド・ケラー投手が2アウトまで踏ん張るも3安打で1失点し、3-4となって、未だ2アウト1、3塁と追加失点のピンチの場面で投手交代。
ここで中後悠平投手が今シーズン18度目のマウンドに上がりました。
ヒットを打たれれば更に追加失点となる場面で、迎えた7番の左打者、サードのライアン・ウォーカー選手を空振り三振に仕留めて3アウトチェンジとし、見事に火消し役となりました。
そして6回表にジェネラルズの6番、オスカー・ヘルナンデス選手が2ランホームランを放って5-4と逆転しリードを奪った状態で、その裏のルックアウツの攻撃に対しても中後悠平投手がマウンドに上がりました。
先ずは8番の右打者、DHのケビン・ガルシア選手をショートゴロに打ち取り1アウト。
続く9番の右打者、キャッチャーのダン・ロルフィン選手もショートゴロに打ち取り2アウト。
中後悠平投手、調子良さそうです。
そして打順が上位打線に戻り迎えた、1番の右打者、ショートのニック・ゴードン選手にデッドボールを与えてしまい2アウト1塁。
続く2番の右打者、ライトのエドガー・コルチノ選手をショートゴロに打ち取りましたが、ショートのコリン・ウォルシュ選手のエラーでアウトを取れず、3アウトチェンジとなる筈が、一転2アウト1、3塁のピンチに。
ここは味方の守備に足を引っ張られましたね。
ショートのコリン・ウォルシュ選手と言えば、過去に4月26日の「ビロクシ・シャッカーズ」戦でも、クローザーとして登板した中後悠平投手が打ち取ったゴロを、その時はサードを守っていたウォルシュ選手がエラーをしてピンチを広げた結果、それから4失点を喫してしまった経験が有ります。
ここで中後悠平投手も動揺したのか、3番の左打者、センターのラモンテ・ウェイド選手にフォアボールを与えてしまい、2アウト満塁のピンチに。
ここで迎えるのは4番の右打者、レフトのトラビス・ハリソン選手。
1打出れば2失点は覚悟しなければいけない場面でしたが、ここは中後悠平投手が踏ん張り、センターフライに抑えて3アウトチェンジとしました。
中後悠平投手は、ここでマウンドを降りる事となり、この日の成績は1回1/3イニングで無被安打 1四球 1死球 1奪三振 防御率0.00という内容でした。
チームはサヨナラ負け
中後悠平投手降板後は、両チームとも得点が出来ず、5-4とジェネラルズがリードしたまま最終回まで進みました。
このまま行けば、中後悠平投手も久し振りに勝利試合での登板ということになる筈だったんですけど、9回裏のルックアウツの攻撃で、抑えで登板したジェネラルズのホエイ・クレビエル投手が連打され、結局5-6と逆転されサヨナラ負けとなってしまいました。
A clutch homer from @OscarHernDbacks wasn't enough yesterday, as Chattanooga walked off in the opener. Back at it tonight! pic.twitter.com/n5UXRiQ6yR
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年6月5日
う〜ん残念でした。
これで中後悠平投手の今シーズンの通算成績は、18試合で28イニングを投げ、1勝 1敗 1セーブ 1ホールド 31奪三振 防御率3.54となりました。
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次の登板予定は?
今までも次回の登板を予想して来ましたが、先発投手と違って、中継ぎ投手は試合の状況で登板が流動的になるので、中々予想通りにはならない場合がありますね。
他の中継ぎ陣との兼ね合いで順番的にな中3日くらいで登板と予想しているので、そうなると「チャタヌーガ・ルックアウツ」との最終戦となる6月8日あたりとなりますが、前回も5連戦の初戦で、今回も5連戦の初戦だった事を考慮すると、その翌日の6月9日から、また400km移動してホームで開催される「テネシー・スモーキーズ」5連戦の初戦になるかも知れないですね。
そうなると、またまた「金曜日のホームゲーム」になるので、謎のカバ集団「ザ・ハブシティ・ヒッポーズ」としての登板になるかも知れません。
6月もこのまま2Aリーグで戦い続ける事になるのかは分かりませんが、一時の不調から立ち直ったと見られる中後悠平投手には、この調子を維持して近い時期に昇格の声がかかる事を期待したいですね。
中後悠平投手、次も期待しています。
という事で、今回は中後悠平投手の18度目の登板内容と結果についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。