こんにちはnicoです。
アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」で、メジャー昇格を目指して奮闘中の中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、アメリカ現地時間の4月26日、「ビロクシ・シャッカーズ」との5連戦の最終戦に、今シーズン8回目の登板を果たしました。
今回はその投球内容についてチェックしてみたいと思います。
クローザーとして信頼の起用
ミルウォーキー・ブリュワーズ傘下の2Aチーム「ビロクシ・シャッカーズ」のホームに乗り込み、5連戦を行なってきた「ジャクソン・ジェネラルズ」。
昨日までの4戦で3勝1敗と、勝ち越しを決めた状態で行われた第5戦目。
中後悠平投手は、6-1とジェネラルズが5点のリードを保った状態で、最終回の9回裏を締めくくるべく、この日3番手の投手としてクローザーとしてマウンドに上がりました。
5点差での登板なので、ここでこのまま抑えても「セーブ」は付きませんが、ここをキッチリと0点に抑えて、防御率を更に0.00に近付けて行ってもらいたいものです。
味方エラーからの大量失点
9回裏のマウンドに上がった中後悠平投手。
先ず、相手チーム4番の左打者、ファーストのアート・チャールズ選手にいきなりフォアボールを与えてしまいノーアウト1塁。
続く5番の右打者、セカンドのマウリシオ・デュボン選手に、レフトへ抜けるヒットを打たれてしまい、ノーアウト1、2塁のピンチに。
やはり制球の甘さをキッカケに、自らを苦しめるキッカケになってしまっていますね。
次の6番の右打者、ショートのエンジェル・オルテガ選手をショートライナーに打ち取りやっと1アウトでランナー1、2塁。
続く7番の右打者、ピンチヒッターのジェイコブ・ノッティンガム選手をサードゴロに打ち取ったのですが、ここで何とサードを守るコリン・ウォルシュ選手がエラーをしてしまい、アウトを取れずに1アウト満塁!
まずい状態になってしまいました。
上手くいけばここでダブルプレーでゲームセットになっていたところが、一転大ピンチに陥ってしまいました。
これは中後悠平投手も精神的にダメージが大きかったと思います。
そして次の8番の右打者、キャッチャーのダスティン・ホウル選手に、走者一掃のセンターへの二塁打を打たれてしまいました。
これで得点は2点差となる6-4となってしまいました。
しかもまだ1アウト2塁とピンチは続きます。
中後悠平投手、動揺してたんでしょうね〜。
続く9番の右打者、センターのマイケル・リード選手に、センターへのシングルヒットを連打され、2塁ランナーが一気に帰って得点は6-5の1点差に。
しかもまだ1アウト1塁。
ここで打順は上位に戻ります。
下手をすると同点、又はホームランで逆転サヨナラとなってしまいます。
流石にベンチの我慢もここまでとなってしまいました。
中後悠平投手に交代が告げられ、結局1アウトしか奪えずに4失点を喫してマウンドを降りました。
まあ仕方がないこととは言え、一つの味方のエラーから崩れてしまった点は、中後悠平投手も可哀想でしたね。
次の投手が後続を抑えて勝利
9回裏を1アウトしか取れずに、4点を奪われてしまい、尚、ランナー1塁の状態で、ジェネラルズの投手はガブリエル・モヤ投手に交代となりました。
そのモヤ投手が、続く打者をセカンドフライと空振り三振で打ち取りゲームセットに。
ジェネラルズは辛くも1点差の6-5で勝利し、モヤ投手に「セーブ」が付きました。
Gabriel Moya picked up his second save in as many days as the Generals earned another one-run win Monday! pic.twitter.com/IJGMKXIhbP
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年4月26日
今日は中後悠平投手、良いところがなかったですね。
まあ、時にはこういう事もありますよね。
ただ、投球イニング数の少ない中継ぎ投手は、点を取られると一気に防御率が跳ね上がってしまいます。
今回の4失点で、中後悠平投手の防御率は0.76から、3.09まで上がってしまいました。
中後悠平投手の今シーズンの成績は、8試合で11回2/3イニングを1勝0敗1セーブ1ホールド15奪三振 防御率3.09となっています。
まあ、次回から地道に無失点を続けて、再び防御率を下げていってほしいですね。
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次の登板は?
連日試合が組まれているマイナーリーグですから、中後悠平投手も今回の失敗を悔やんでいる暇はありません。
次の登板予定は、中2日で考えると、4月27日からロサンゼルス・ドジャース傘下の2Aチーム「チャタヌーガ・ルックアウツ」をホームに迎えての5連戦の第2戦目辺りと予想されます。
奇しくも、この第2戦目が今シーズン3度目の「金曜日のホームゲーム」になりますので、またあの幻の謎チーム「ハブシティ・ヒッポーズ」としての登板になるのでは?と予想されます。
中後悠平投手、次回はリベンジして好投を期待したいですね。
という事で、今回は今シーズン8回目の登板を果たした中後悠平投手についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。