こんにちはnicoです。
MLBアメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」傘下の2Aマイナーリーグ「ジャクソン・ジェネラルズ」で奮闘中の中後悠平投手。
アメリカ現地時間4月12日に、今シーズン3回目の登板を果たしました。
今回はその辺りをチェックしてみたいと思います。
想定外の緊急登板
今シーズン、2チーム目となる今回の対戦相手は、昨シーズンまでアリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下の2Aチームとして10年間提携関係を結んでいた「モービル・ベイベアーズ」
ただ、中後悠平投手は昨シーズン、1Aアドバンスリーグから2Aを飛び越えて3Aの「リノ・エーシズ」所属となり、このチームには所属していなかったので、変な感傷に浸ることは無かったようですね。
そんな「モービル・ベイベアーズ」との試合は、ベイベアーズのホーム球場であるアリゾナ州の「ハンクアーロン・スタジアム」で4月16日までの5連戦となります。
そしてその第1戦目となる4月12日、中後悠平投手が今シーズン3回目の登板を果たしました。
元々、今シーズンが始まってから中継ぎとして中1試合を開けて登板していた中後悠平投手。
前回の登板が4月9日の「バーミンガム・バロンズ」戦の第4戦目でしたので、4月10日の第5戦目は登板無しとなり、4月11日は移動日で試合が有りませんでしたので、この4月12日のモービル・ベイベアーズ戦の第1戦目には登板が予想されていました。
相変わらず強力なジェネラルズ打線
この日の試合も、強力打線のジャクソン・ジェネラルズが2回表までに4点を奪い、4-0とリードした状態で2回裏の守備につきました。
ところが、ここでジェネラルズ先発のテイラー・クラーク投手が捕まってしまい、2アウトまで漕ぎ着けながらも2点を取られた上に、更にランナー1、3塁と言うピンチの状態となってしまいました。
ここで2番手投手として、中後悠平投手への投手交代が告げられ、予定よりも早い緊急リリーフ登板となりました。
本来なら中後悠平投手としても、3〜4回のイニングあたりからリリーフ登板に向けて肩を作っていく予定だったのかもしれませんね。
ところが先発投手の予想外の乱調で、ベンチからの指示で慌ててブルペンで肩を作り、登板したのではないかと思われます。
そんな状態で登板となった中後悠平投手。
2アウト1、2塁から2番の右打者DHウェイド・ワス選手にいきなり2塁打を打たれてしまい、4-3となって未だランナー2、3塁。
次の3番レフトの左打者フォレスト・オールデイ選手にデッドボールで満塁。
続く4番ファーストの右打者ルイス・テハーダ選手の打球を中後悠平投手自身によるフィルダーズチョイスでセーフにしてしまい、同点となる4点目を取られ、尚も満塁。
次の5番キャッチャーの右打者ジョシュ・ブライセーノ選手をセカンドゴロに打ち取り、ようやく3アウトチェンジとなりました。
ちょっと交代してからドタバタして、やっと1アウトを取った感じですね。
まあ、緊急事態で急に肩を作っての登板でしょうから、気持ち的にも試合に入り込めない状態のままだったでしょうから、仕方がないと言えば仕方がないですかね。
結局この回は、中後悠平投手に交代してから、更に2点を取られてしまいましたが、このホームに帰った2人のランナーは、中後悠平投手の前に投げていた、先発のテイラー・クラーク投手が出したランナーだった為、この2点の自責点はテイラー・クラーク投手に付くこととなり、中後悠平投手に自責点は付きませんでした。
想定外?のロングリリーフ
ドタバタの交代で2回裏を乗り越えた中後悠平投手。
それまでの試合では1イニングのみの登板となっていましたが、この日はイニングがまだ浅いこともあり、今回はロングリリーフとして、次の回からもマウンドに上がりました。
3回裏は、落ち着きを取り戻し、ショートゴロ、セカンドゴロ、センターライナーと三者凡退に抑えました。
4回裏もマウンドに上がり、センターフライ、空振り三振、センターフライでまたも見事に三者凡退。
5回裏も続けてマウンドに上がり、サードフライ、センターフライの後、センター前ヒットを打たれましたが、次の打者を見逃し三振として3アウトとし、この回も見事に抑えてお役御免となりました。
今シーズン1勝目をゲット!
5回裏まできっちりと抑えてマウンドを降りた中後悠平投手ですが、実はこの5回表の自チームの攻撃時に、味方打線が2点を奪い、6-4とリードをしており、最終的に10-5で勝利した為、中後悠平投手がこの試合の勝利投手となりました。
Dawel Lugo with 3 RBI as part of another big offensive effort Wednesday, as Generals beat down BayBears. pic.twitter.com/Zsddpaz7KW
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年4月13日
中々運にも恵まれているようで、現在のところの成績としては「5回1/3イニング・1勝 0敗 1ホールド 6奪三振 防御率0.00」となっています。
|
まとめ
中後悠平投手は、4月12日のモービル・ベイベアーズ戦で、今シーズン3度目の登板を果たした。
先発の予想外の乱調により、予定よりも早い回での登板となり、最終的に5回裏まで3回1/3イニングを投げ、2奪三振・自責点0でマウンドを降りた。
マウンドを降りる前の回に味方打線が勝ち越し点を挙げ、そのままチームが勝利した為、勝ち投手となり1勝目をゲットした。
運にも恵まれ、未だ防御率0.00を維持している。
次の登板は、4月14日のモービル・ベイベアーズとの第3戦目と予想されます。
次も中後悠平投手の活躍を期待したいですね。
ということで今回は、中後悠平投手が見事に勝ち投手となり1勝目をゲットした試合についてチェックしました。
本日も最後まで読んでいただき有難うございました。