こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン47度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
前回の登板から中2日
中後悠平投手の前回の登板は、8月22日「ペンサコーラ・ブルーワフーズ」とのビジター5連戦の内の第2戦目でした。
2-2の同点で迎えた7回裏のブルーワフーズの攻撃に対して、中後悠平投手がジェネラルズの3番手投手としてマウンドに上がりました。
先頭バッターにいきなりヒットを打たれはしましたが、その後3人のバッターを立て続けに打ち取り、1イニングを僅か10球で終わらせる「省エネピッチング」を披露しました。
「三振を取るだけが能じゃ無い」って感じの投球術を身に付けてきたのかも知れませんね。
ワンポイントリリーフとして登板
それから中2日となる8月25日の「ペンサコーラ・ブルーワフーズ」とのビジター5連戦の第5戦目に、中後悠平投手が今シーズン47度目の登板を果たしました。
この日の試合は投手戦となり、初回から8回までそれぞれ得点出来ずに0-0のスコアが続きました。
そして9回表にジェネラルズが待望の1点をもぎ取ると、その裏のブルーワフーズの攻撃を抑えるために、ジェネラルズは細かい継投策に打って出ました。
1-0で迎えた9回裏、前の回から投げていたJ.Rブラッドレイ投手が1人目の右打者を空振り三振に仕留めて1アウトとしました。
そして次の3番の左打者、サードのジョシュ・ヴァンメーター選手を迎えた時にベンチが動き、「左キラーのワンポイントリリーフ」として中後悠平投手が起用されマウンドに上がりました。
中後悠平投手はこの期待に見事に答え、ジョシュ・ヴァンメーター選手を空振の三球三振に仕留めて2アウトとしました。
「忍」さんのTweetより、空振り三振の映像。
8/25/2017❷#中後悠平 #JacksonGenerals@#PensacolaBlueWahoos
9回裏1アウトから。本当に馴染んでる😀
良かった〜⚾️ pic.twitter.com/vGV1JOgbno— 忍 (@shinobu_kb) 2017年8月29日
中後悠平投手はここでお役御免となり、次の4番の右打者、ファーストのゲイビン・ラバレイ選手に対してジェネラルズ4番手のアンドリー・アセベド投手をマウンドに上げ、ここも空振り三振にに仕留めて3アウトとしゲームセットとなりました。
9回裏は何と3人の投手が一人ひとつづつ三つの空振り三振を取ると言う、珍しいパターンでゲームを閉めました。
この日の中後悠平投手の投球内容はワンポイントリリーフと言うことで、1/3イニング1奪三振防御率0.00と言うものでした。
投球数も3球と、三振を取りましたけど、これも「省エネピッチング」と言って良いんですかね。
チーム勝利で中後悠平投手にはホールド
ジェネラルズはこの試合、最終回に1点を取り、それを守り切って勝利となりました。
FINAL: Tonight, Marty Herum played the hero as we shut out Pensacola 1-0 on a 9th inning homer. His first at Double-A! pic.twitter.com/dYhNhwVgCb
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年8月26日
これでこのカードは5戦して3勝2敗と勝ち越しが決まりました。
また中後悠平投手には今シーズン9個目となる「ホールド」が付きました。
アウト1個で「ホールド」が付くとは効率が良いですね。
ただ、その次の最後の1アウトを取ったアンドリー・アセベド投手には「セーブ」が付きました。
どちらかと言えばこちらの方がラッキーと言えますかね。
これで今シーズンの中後悠平投手の通算成績は、47試合で64回イニングを投げ、1勝 2敗 4セーブ 1BS 9ホールド 62奪三振 防御率2.39となりました。
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シーズン残り10試合
この日の試合を消化して、いよいよ今シーズンの残り試合も10試合となりました。
8月26日から「チャタヌーガ・ルックアウツ」とホームで5連戦。
8月31日から「テネシー・スモーキーズ」とビジターで5連戦を行なって今シーズンの2Aリーグのレギュラーシーズンは終了になります。
まだ分かりませんが、中後悠平投手が今シーズン最後まで2Aで投げ切ることになるとは思いませんでしたね。
メジャーチームの「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」は相変わらず好調で、ナショナルリーグのワイルドカード争いの首位を走っており、ポストシーズン進出は濃厚と言って良いでしょう。
ただ、25人のロースター(ベンチ入り)メンバーの中の「左の中継ぎ投手陣」チェイフィン、デラロサ、マクファーランドの3投手の防御率は、それぞれ2.89、4.50、5.48と、チェイフィン投手を除いて結構打たれています。
8月14日に続き、今回の中後悠平投手の「ワンポイントリリーフ」起用は、この辺りの弱点の補強を考えてのテストであったら嬉しいな〜なんて思うんですけど、どうでしょうか。
今の状態から「セプテンバー・コールアップ」で、一発逆転のメジャー昇格有るんでしょうか。
変な言い方ですけど、ワイルドカード争いでもう少しお尻に火が着いたりしていると、「シーズンを乗り切る為の補強として昇格有るかも?」って考えられるんですけどね。
この辺りどうなるでしょうか。
残り少なくなりましたが、もう少し希望を持って見守りたいと思います。
中後悠平投手、頑張ってください。
と言うことで、今回は中後悠平投手の今シーズン47度目の登板についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。