こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン43度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
前回の登板から中1日
中後悠平投手の前回の登板は、8月12日の「モンゴメリー・ビスケッツ」とのビジター5連戦の第3戦目でした。
中後悠平投手は5-7と2点ビハインドの場面で7、8回の2イニングを投げました。
チームとしては、中後悠平投手でこれ以上の失点を防いだ上で、自チームの逆転を期待しての登板かと思われました。
しかし、8回の登板時に1失点を喫し、自チームは得点出来ずで、結局5-8でチームは負けてしまいました。
中後悠平投手も、自責点となる1失点により、シーズン通算の防御率が2.58と少しだけ上がってしまいました。
今までとは違うワンポイント起用
そんな中後悠平投手が、前回の登板から中1日となる8月14日の「モンゴメリー・ビスケッツ」とのビジター5連戦の第5戦目に、今シーズン43度目となる登板を果たしました。
そして、今回の起用方法は今シーズンのそれまでの42度の起用方法とは異なっていました。
前回までの中後悠平投手に対しての起用方法は、1イニング又は2イニング、時にはそれ以上のイニングのロングリリーフ等の役割が与えられていました。
しかし今回の起用方法は、イニングの途中に前のピッチャーがピンチを招いた場面で、相手チームの攻撃が左打者が続くと言う場面に「左キラー」と言う役割の「ワンポイントリリーフ」としての登板と言うものでした。
1-2と、この日も前回の登板時に続いて僅差のビハインドで逆転の期待がかかる試合展開の中、7回裏のビスケッツの攻撃で1アウト1、2塁とピンチを迎え、このあと左打者が続く場面で、中後悠平投手が起用されました。
先ず迎えた6番の左打者、レフトのジャスティン・ウィリアムズ選手でしたが、フォアボールを与えて歩かせててしまい、1アウト満塁とピンチを拡げてしまいました。
次の7番も左打者のキャッチャーのニック・シューフォ選手でしたが、ショートライナーに打ち取り2アウト満塁としました。
次が8番DHのマック・ジェイムス選手でしたが、右打者ということでジェネラルズは中後悠平投手をここで交代として、右投げのJ.R.ブラッドレイ投手をマウンドに送りました。
そして相手をサードゴロに打ち取り、セカンドフォースアウトで3アウトチェンジとなりピンチを凌ぎました。
この日の中後悠平投手は結局2人の左打者とだけ対戦する「ワンポイント・リリーフ」という事で、投球内容は1/3イニング1四球無失点防御率0.00と言うものでした。
チームは負けて5連敗
この後、相手に3点追加されてしまい、ジェネラルズも2点を返したものの、結局3-5で負けてしまい、この5連戦のカードを5連敗としてしまいました。
FINAL: Generals played the Biscuits close, but fall by a pair in the finale. pic.twitter.com/Ev5cOVoIX5
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年8月15日
トップチームの「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」が、ポストシーズンに向けて、ナショナルリーグのワイルドガード争い首位と好調なのとは対照的に、ジャクソン・ジェネラルズは全く元気が無くなってしまいましたね。
これで今シーズンの中後悠平投手の通算成績は、43試合で59回2/3イニングを投げ、1勝 2敗 4セーブ 1BS 7ホールド 61奪三振 防御率2.56となりました。
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本来の起用法をテスト?
今回、中後悠平投手に対して任された役割「ピンチの場面で迎える左バッターの抑え役」と言うものが、メジャーチームであるダイヤモンドバックスから期待されている本来の役割であったと思われます。
ここに来て、今回の様な目的のハッキリした起用の仕方をしたと言う事は、「対左バッターのスペシャリスト」として、メジャーリーグで試す為のテスト的な意味合いが有ったのかもしれません。
ポジティブに考え過ぎでしょうかね、
ただ、もしそうであったとしたら、今回は出来れば2人続いた左バッターをそれぞれアウトに仕留めて、二つのアウトを取ってイニングを終えたかったですね。
2Aリーグは、この後残りの試合が「5連戦×4カード」でちょうど20試合となりました。
この期間で大逆転のメジャー昇格が果たせるのでしょうか。
この後も残り少ない期間ですが、見守って行きたいと思います。
中後悠平投手頑張ってください。
と言う事で、今回は中後悠平投手の今シーズン43度目の登板についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。