こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン40度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
前回の登板から中1日
中後悠平の前回の登板は、8月3日の「テネシー・スモーキーズ」ホーム5連戦の最終戦でした。
この日は、前日の第4戦の試合が雨で中止となった影響で、7イニング制のダブルヘッダーとなり、中後悠平は第5戦目となる第2試合に登板しました。
6回表、2-1と1点リードの場面でマウンドに上がった中後悠平投手は、そのイニングを三者凡退とし、そのまま7回表もクローザーとしてマウンドに上がりました。
この回を0点に抑えれば、チームは勝利して中後悠平投手に「セーブ」が付くはずでしたが、いきなり先頭打者にソロホームランを打たれて同点とされてしまい、その後の打者は抑えたものの、延長戦突入する原因を作ってしまいました。
最終的に10回まで試合が延長となった上にチームは負けてしまい、中後悠平投手は負け投手にこそなりませんでしたが、セーブ失敗を意味する「BS = Blown Save」と言う記録が付いてしまいました。
順調に減らしてきた防御率も、2点台半ばとなった辺りから上がったり下がったりで、少し足踏み状態となっている様です。
火消し役で登板
そんな中後悠平投手は、それから中1日となる8月5日の「チャタヌーガ・ルックアウツ」ビジター5連戦の第2戦目で、今シーズン40度目となる登板を果たしました。
対戦相手の「チャタヌーガ・ルックアウツ」は今シーズン絶好調で、シーズン前期優勝を果たし、後期の現在も31勝11敗勝率.738とダントツで首位を走っています。
所属する投手の殆どが防御率3点台以下としており、恵まれた投手力で相手の攻撃を押さえ込んで勝ちを重ねている感じです。
ただ、この日はジェネラルズの投手陣と攻撃陣が踏ん張り、6回まで相手を2失点に抑えた上で
自軍は7回表に4点を加えて逆転し、5-2の3点リードとなった状態で7回裏のルックアウツの攻撃を迎えました。
ジェネラルズ2番手のメイソン・マックロウ投手が、7回裏を2アウトまで追い込みまながらも、ヒット・ワイルドピッチ・フォアボールと続けて2アウト1、3塁のピンチを作ったところで投手交代の指示が出て、3番手として中後悠平投手が起用されました。
迎えた相手は4番の左打者、ライトのアンディ・ウィルキンス選手ですが、ここを空振り三振に仕留めて3アウトとし、見事にピンチを切り抜けることが出来ました。
そして次の8回裏にも中後悠平投手はマウンドに上がりました。
先ず迎えた5番の右打者、サードのT.J.ホワイト選手をピッチャーゴロに打ち取り1アウト。
次の6番の右打者、センターのマックス・マーフィー選手をショートゴロに打ち取り2アウト。
続く7番の右打者、キャッチャーのカルロス・パウリノ選手をフォアボールで歩かせてしまい2アウト1塁。
しかし次の8番の左打者、DHのアレックス・ペレス選手を空振り三振に仕留めて3アウトチェンジとしました。
この日の中後悠平投手は、ここでマウンドを降りることになりましたので、この日の投球内容は1回1/3イニングを投げて1四球2奪三振防御率0.00と言うものになっています。
チームは大量得点で勝利
この日ジェネラルズは打線が爆発し、8回表に7得点、9回表に2得点を加え、最終的に14-3と大差で勝利しました。
FINAL: Generals offense goes bonkers, scores 13 in final three innings to beat down Chattanooga. pic.twitter.com/9DWxatz1WA
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年8月6日
そして中後悠平投手には、7回裏のマウンドに上がった時点では3点差でピンチを切り抜けたと言うことで、今シーズン6個目の「ホールド」が付きました。
これで今シーズンの中後悠平投手の通算成績は、40試合で56回1/3イニングを投げ、1勝 2敗 4セーブ 1BS 6ホールド 56奪三振 防御率2.56となっています。
今年はこのまま昇格無しか
8月に入ってから5日、中後悠平投手は既に2試合登板しています。
今シーズンはこのまま昇格の声が掛からずに、このまま9月上旬の2Aリーグのシーズン終了を迎えてしまうのでしょうか。
それまでに3A昇格の声が掛かるのか、それとも9月に直接メジャー昇格の声が掛かるのか。
正直なところ、現在も「マイナー契約」となっている中後悠平投手が、今シーズンメジャーに上がる可能性は「かなり低くなった」のではないかと思われます。
後は、中後悠平投手が契約を交わしているメジャーチームである「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」で現在ベンチ入りしている「左の中継ぎ投手陣」の誰かが怪我をしてDL(故障者リスト)入りでもした場合くらいにチャンスが有るのかも知れません。
兎に角あと1ヶ月。
中後悠平投手の動向を見守りたいと思います。
中後悠平投手頑張ってください。
と言うことで、今回は中後悠平投手の今シーズン40度目の登板についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。