こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン39度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果、また今後の展開についてチェックしてみたいと思います。
前回の登板から中3日
中後悠平の前回の登板は、7月30日の「テネシー・スモーキーズ」ホーム5連戦の初戦でした。
この時は、クローザーへ繋ぐセットアッパーとして8回にマウンドに上がったのですが、この所ずっと安定していた「制球」がこの日に限って乱れ、フォアボールやワイルドピッチで自滅して失点すると言う「悪い頃の中後悠平投手」が久々に顔を覗かせてしまいました。
結局2アウトまで取ったものの、あまり良い所なく1イニング持たずに交代となりました。
シーズン終盤の大事な時期に、久々の不調で心配しましたが、まあ長いシーズン、時にはこういう事もあると開き直って次に引きずらない事が大事ですね。
クローザーとして登板
そんな中後悠平投手は、それから中3日となる8月3日の「テネシー・スモーキーズ」ホーム5連戦の最終戦に今シーズン39度目の登板を果たしました。
この日は、前日の8月2日の第4戦目が雨で中止となった為、7イニング制のダブルヘッダーとなりました。
第1試合はジェネラルズの先発ジョーイ・ペヤンプス投手が、7回を6被安打無失点で完封し4-0で勝利した為、中後悠平投手の出番はありませんでした。
そして続いて始まった第2試合の6回表、2-1と1点リードした場面で中後悠平投手が起用され、マウンドに上がりました。
6回表のスモーキーズの攻撃、先ず迎えた3番の右打者、ライトのデビッド・ボーテ選手をピッチャーゴロに打ち取り1アウト。
次の4番の左打者、サードのジェイソン・ボスラー選手をセカンドゴロに打ち取り2アウト。
続く5番の右打者、ファーストのヤシエル・バラガート選手をショートライナーに打ち取り3アウト。
難なく三者凡退として、前回の不調の不安を吹き飛ばしましたね。
そして2-1のままの7回表、この日はダブルヘッダーで7イニング制の為に最終回となりますが、6回に引き続きマウンドに上がり、クローザーとしての役割も果たす事となりました。
先ず迎えた6番の右打者、センターのトレイ・マーティン選手に、いきなりセンターへの第4号ソロホームランを打たれて2-2の同点にされてしまいました。
「忍」さんのTweetより、ホームランを打たれた映像。
8/3/2017 ❶#中後悠平
G2#TennesseeSmokies @#JacksonGenerals
Top of 7th
今年2個目のホームランを打たれてしまいました。
初球ストライク決まるのが嬉しいです。 pic.twitter.com/VyswdtGcfi— 忍 (@shinobu_kb) 2017年8月4日
中後悠平投手にとっては、今シーズン2個目となる久々の被弾でした。
因みに今シーズンの初被弾は5月9日の、今回と同じ「テネシー・スモーキーズ」戦で、その時の4番ヤシエル・バラガート選手にレフトスタンドへ2ランホームランを打たれています。
今シーズン打たれた二つのホームランが、何れも「テネシー・スモーキーズ」から打たれたのは何とも皮肉ですね。
気を取り直して次のバッターを迎えます。
次に迎えた7番の右打者、ショートのカルロス・ペナルバー選手をショートゴロに打ち取り1アウト。
次の8番の右打者、キャッチャーのエリック・カスティーロ選手をファーストゴロに打ち取り2アウト。
続く9番の右打者、ピンチヒッターのイアン・ライス選手をセカンドゴロに打ち取り3アウトチェンジ。
2イニングを安定したピッチングで切り抜ただけに、唯一ホームランを打たれたのが悔やまれますね。
中後悠平投手はここでマウンドを降りましたので、この日の投球内容は、2イニングを1被安打 1失点 自責点1 防御率4.50と言うものでした。
延長の末チームは逆転負け
ジェネラルズは、2-2の同点とされた最終回となる7回の裏の攻撃で得点が出来ず、そのまま延長戦となりました。
結局10回まで試合が延長となりましたが、最終的に3-7で負けてしまいました。
FINAL: Heck of an effort from Víctor Reyes, but we fall in the nightcap to Tennessee and split the doubleheader. pic.twitter.com/R5FUPoJv99
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年8月4日
中後悠平投手は、同点とされてしまう失点だったので負け投手にはなりませんでしたが、クローザーとしての登板でチームの勝ちを消してしまったと言う事で、「BS = Blown Save(セーブ失敗)」と言う記録が付いてしまいました。
これで中後悠平投手の今シーズンの通算成績は、39試合で55イニングを投げ、1勝 2敗 4セーブ 1BS 5ホールド 54奪三振 防御率2.62となっています。
今シーズンの今後の展望は
いよいよ8月となった訳ですが、チーム間では選手の移動が活発になっています。
ジャクソン・ジェネラルズでも、8月1日に先発を務めていたテイラー・クラーク投手が3Aの「リノ・エーシズ」に昇格しました。
ROSTER MOVE (2/2): RHP Taylor Clarke (@t_clarke9) promoted to Triple-A Reno @Aces. Congrats, Taylor! pic.twitter.com/hxZ4WDDqzp
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年8月1日
そして、その3A「リノ・エーシズ」に所属していた内野手のジャック・レインヘイマー選手がメジャーデビューを果たしました。
Welcome to the Major Leagues, @Reinheimer_08! #OurSeason pic.twitter.com/PGMr2Ef05N
— Arizona Diamondbacks (@Dbacks) 2017年8月1日
一方の中後悠平投手は今後どうなりますかね。
昨シーズンの事を思い返してみると、中後悠平投手は昨年の8月2日に1Aアドバンスの「バイセリア・ロウハイド」で登板した後に、3Aの「リノ・エーシズ」に昇格したんですよね。
ちょうど1年前の事です。
ただ今シーズンは、今のところ昇格の動きがありません。
どうなんでしょうか。
このまま2Aリーグの選手達の中に埋もれたままシーズンを終えてしまうのでしょうか。
もう暫く様子を見ていきたいと思います。
中後悠平投手期待しています。
と言う事で、今回は中後悠平投手の今シーズン39度目の登板についてチェックして見ました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。