こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン38度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
前回の登板から中3日
中後悠平投手の前回の登板は、7月26日「モービル・ベイベアーズ」ホーム5連戦の第2戦目でした。
5-1とリードしての最終回に2戦連続のクローザーとして登板し、アッサリと三者凡退に仕留めて試合を締めました。
今回は点差の関係で、残念ながら「セーブ」は付きませんでしたが、今や勝ちを狙える試合では、いつも終盤を任される様になるまでに首脳陣からの信頼を得ていますね。
今回はセットアッパーとして登板
そんな中後悠平投手は、前回の登板から中3日となる7月30日の「テネシー・スモーキーズ」とのホーム5連戦の第1戦目、2-3と1点ビハインドの状態で迎えた8回表にセットアッパーとしてマウンドに上がりました。
2-3とまだ1点差ですから、ここをきっちり抑えればまだまだ逆転するチャンスは有りますからね。
先ず迎えたスモーキーズの3番の右打者、セカンドのデビッド・ボーテ選手にいきなりセンター前ヒットを打たれてしまいノーアウト1塁。
次の4番の左打者、サードのジェイソン・ボスラー選手をショート内野フライに打ち取り1アウト1塁。
続く5番の右打者、ファーストのイアン・ライス選手をフォアボールで歩かせてしまい1アウト1、2塁のピンチに。
続く6番の右打者、レフトのチャーサー・パークス選手を空振り三振仕留めて2アウト1、2塁まで漕ぎ着けました。
しかし次の7番の左打者、ショートのアンドリュー・エリー選手をフォアボールで歩かせてしまい2アウト満塁のピンチに。
ここでコーチがマウンドに行き、アドバイスをしながら悪い流れを切るために間を取りました。
そして迎えた8番の右打者、キャッチャーのエリック・カスティーロ選手を迎えた時に、中後悠平投手のワイルドピッチでキャッチャーがボールを取り損ねてしまい、その間にサードランナーにホームへ生還されてしまい、1点を失ってしまいました。
また、セカンドランナー、ファーストランナーもそれぞれ進塁し2アウト2、3塁と更なる失点のピンチに。
そしてエリック・カスティーロ選手にも結局フォアボールを与えてしまい、またもや2アウト満塁としてしまいました。
ここで堪らずベンチから投手交代の声が掛かり、中後悠平投手は8回表を2アウトまでしか取れずにマウンドを降りる事となりました。
「忍」さんのTweetより、3つ目のフォアボールでピッチャー交代の映像。
7/30/2017 ❽#中後悠平#TennesseeSmokies @#JacksonGenerals
8回表
5月終わりからはこんな感じのピッチングはありませんでした。 pic.twitter.com/nQdt4ZGeHs— 忍 (@shinobu_kb) 2017年7月31日
この日の中後悠平投手の投球内容は、2/3イニングを投げて1被安打3四球1失点1奪三振防御率13.50となりました。
今回はどうしてしまったんでしょう。
打たれたヒットは最初の1本だけだったのに、フォアボールとワイルドピッチで自滅してしまった形となってしまいましたね。
それを表すように、この日の中後悠平投手の全投球数34球の内、ストライクは半分の17球に留まりました。
ここの所安定していた「制球力」が、突然乱れてしまった感じですね。
これで中後悠平投手の今シーズン通算成績は、38試合で53回イニングを投げ、1勝 2敗 4セーブ 5ホールド 54奪三振 防御率2.55となりました。
チームは敗戦
中後悠平投手がマウンドを降りた後もジェネラルズは得点を挙げられず、結局2-4のまま試合が終わり敗戦となってしまいました。
FINAL: Two hits and an RBI for Kelly Dugan against his former team, but Jackson falls in the opener Sunday. pic.twitter.com/nHJxvvxe7q
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年7月31日
現在ジェネラルズは、今シーズン2度目となる「ホーム10連戦」を行なっています。
現在までのところ、6戦して3勝3敗となっています。
後期の通算成績も18勝18敗の勝率.500でサザンリーグ北地区の3位で、2位とは4ゲーム離されています。
なかなか追いつけそうで追いつけない歯痒さがありますね。
また、先日中後悠平投手と共に「勝利の方程式」の一翼を担っていた、リリーフエースのガブリエル・モヤ投手がダイヤモンドバックスからミネソタ・ツインズへと電撃的にトレードとなりました。
#Twins get #Dbacks No. 25 prospect LHP Gabriel Moya for catcher John Ryan Murphy. Crazy numbers at @jacksongenerals: https://t.co/dUgyt9yyJm pic.twitter.com/lh9ccezq6c
— MLB Pipeline (@MLBPipeline) 2017年7月27日
移籍先でも取り敢えずは2Aとなった様で、ジェネラルズと同じサザンリーグ北地区で現在首位を走っている「チャタヌーガ・ルックアウツ」の所属となったようです。
そのルックアウツとは、現在のホーム10連戦の後の8月4日から相手の本拠地でビジター5連戦を戦う予定になっています。
こう言う顔合わせになるところが、メジャーリーグの大変なところであり、面白いところでもありますね。
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いよいよ運命の8月
いよいよ8月となり、今シーズンの中後悠平投手にとっても大切な1ヶ月となりますね。
思い起こせば、昨シーズンは6月にルーキーリーグからマイナー選手生活が始まり、その後1A、1Aアドバンスと昇格し、8月に2Aを飛び越えて3Aの「リノ・エーシズ」に昇格したんですよね。
そして3Aで通算防御率0.00を記録して、1年目にしてメジャー昇格を期待されましたが、マイナー契約の壁に阻まれて昇格は果たせませんでした。
今シーズンは4月からスタートしているので、随分長く2Aでプレーしているように感じます。
多くの選手たちの昇格や移籍が取り沙汰されていますが、中後悠平投手はどうなるのでしょうか。
昨シーズンのこの時期に3Aに昇格した様に、今シーズンもそろそろ何かしらの動きが欲しいところです。
暫くはその辺りにも注目して行きたいですね。
中後悠平投手頑張ってください。
と言うことで、今回は中後悠平投手の今シーズン38度目の登板についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。