こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン29度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
前日からの連投
中後悠平投手の前回の登板は前日の7月2日、ダブルヘッダーの第1試合でした。
先発投手から引き継いで2番手として登板し、1イニングを無失点に抑えて、防御率を2.83まで下げて来ました。
ここのところ無失点登板が続き、絶好調と言って良いのではないでしょうか。
ただチームは絶不調で、今回の「テネシー・スモーキーズ」6連戦で初戦から5連敗を喫していて、最後の1試合だけでも勝って6戦全敗は避けたいところです。
そんなスモーキーズ戦の最終戦、ジェネラルズ先発のテイラー・クラーク投手が6回を1失点と好投し、久々の勝ちパターンの試合展開となりました。
そしてそうなると、ここ最近のチームの「勝利の方程式」となる継投が組まれます。
7回から先発の後を継ぐ2番手として中後悠平投手が今シーズン29度目のマウンドに上がりました。
2イニングを3奪三振で無失点
4-1と3点リードした状態の7回裏からマウンドに上がった中後悠平投手。
先ず迎えた5番の右打者、ファーストのヤシエル・バラガート選手を空振り三振に仕留めて1アウト。
次の6番の右打者、レフトのカルロス・ペナルバー選手をショートゴロに打ち取り2アウト。
続く7番の右打者、センターのトレイ・マーティン選手も空振り三振に仕留めて3アウトチェンジ。
何か安心して見てられますね。
そして続く8回裏も中後悠平投手はマウンドに上がりました。
先ず迎えた8番の右打者、キャッチャーのエリック・カスティーロ選手をセンターフライに打ち取り1アウト。
次の9番の右打者、ピンチヒッターのイアン・ライス選手をセカンドゴロに打ち取り2アウト。
続く1番の右打者、ライトのチャーサー・バークス選手にレフト前ヒットを打たれてしまい2アウト1塁。
しかし2番の左打者、ショートのアンドリュー・エリー選手を空振り三振に仕留めて3アウトチェンジ。
「忍」さんのtweetより、空振り三振で3アウトチェンジの場面。
7/3/2017 ❹#中後悠平#JacksonGenerals @
TennesseeSmokies
Bottom 8th pic.twitter.com/eSPpizWOqT— 忍 (@shinobu_kb) 2017年7月6日
大きなピンチもなく2イニングを抑えることができました。
この日の中後悠平投手は、この回でマウンドを降りた為、この日の成績は2イニングを1被安打 無失点 3奪三振 防御率0.00と言うものでした。
いや〜ここのところいつも書いてますけど、中後悠平投手調子良いですね〜。
チームも勝って5ホールド目
中後悠平投手の後を継いでマウンドに上がったのは「勝利の方程式」のもう一人となる、リリーフエースのガブリエル・モヤ投手。
モヤ投手も9回1イニングをしっかり0点に抑えてゲームセットとなり、ジェネラルズは6連戦の最後にやっと勝ちを掴むことができました。
FINAL: All smiles as the Generals stop the skid with a 4-1 win in the finale against Tennessee. pic.twitter.com/cPq0DVckRi
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年7月4日
そして、3点差以内の登板で勝利に貢献した登板ということで、中後悠平投手には今シーズン5個目の「ホールド」が付きました。
これで今シーズンの中後悠平投手の通算成績は、29試合で43回1/3イニングを投げ、1勝 1敗 2セーブ 5ホールド 43奪三振 防御率2.70となりました。
ジェネラルズは、ここの所先発投手が崩れてしまうケースが多く、今回の様に序盤を少数失点に抑えることが出来れば、「勝利の方程式」の継投パターンで高い確率で勝利に繋ぐことが出来るんですけどね。
何はともあれ、中後悠平投手は絶好調です。
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次の登板はいつ頃?
通常より長い6連戦を戦い、1勝5敗と悲惨な状態でカードを終えたジャクソン・ジェネラルズ。
次は7月4日から「バーミンガム・バロンズ」とのホーム5連戦になります。
後期に入って11試合を終えて、ジェネラルズは4勝7敗と負けが込み、サザンリーグ北地区の5チーム中で最下位と低迷しています。
バロンズ戦では、勝ちパターンの試合展開になった時には、「勝利の方程式」をどんどんつぎ込んでもらいたいと思います。
試合展開によってはバロンズ戦の初戦からも登板があるのではないかと思われます。
中後悠平投手は、現在ベンチ内の中継ぎ投手陣の中では信頼度はリリーフエースのガブリエル・モヤ投手に次いで2番目に位置していると思われます。
3Aにの「リノ・エーシズ」には現在有力な左投げの中継ぎ投手はいません。
モヤ投手は右投げですから、メジャーチームから左投手のリクエストが来た時には、中後悠平投手が一番最初に推薦されるのではと思います。
この状態を維持して、9月の「セプテンバー・コールアップ」にはメジャーへの切符を手にしてもらいたいものですね。
今後の中後悠平投手の活躍に期待ですね。
という事で、今回は中後悠平投手の今シーズン29度目の登板についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。