こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン22度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
中1日での登板
中後悠平投手の前回の登板は2日前となる6月11日の日曜日。
「テネシー・スモーキーズ」とのホーム5連戦の内の第3戦目でした。
この時は、1イニングをしっかりと三者凡退に抑えて後続に繋ぎ、チームの勝利に貢献して今シーズン2個目の「ホールド」が付きました。
その登板から中1日となった6月13日の「テネシー・スモーキーズ」との第5戦に、中後悠平投手にとって今シーズン22度目の登板機会が巡って来ました。
先発投手のピンチを救う
ジェネラルズは、4回まで相手打線を3失点に抑え、4-3とリードをしていましたが、5回表にジェネラルズ先発のジョシュ・テイラー投手が崩れます。
1アウトを取った後、フォアボール、シングルヒット、三塁打と連打され、2点を失い4-5と逆転されてしまいます。
ここで堪らず投手交代が告げられ、2番手として中後悠平投手がマウンドに上がりました。
1アウト3塁とピンチの場面から登板した中後悠平。
先ずは7番の右打者、ライトのジェフリー・バエズ選手をピッチャーゴロに打ち取り、3塁ランナーをホームに返さないように牽制しながら1塁をアウトにして2アウト3塁。
そして続く8番の右打者、センターのトレイ・マーティン選手を空振り三振に仕留めて3アウトチェンジ。
先発投手の作ったピンチを見事に救いました。
5試合ぶりの失点
そして続く6回表のスモーキーズの攻撃時にも中後悠平投手はマウンドに上がりました。
先ずは9番の右打者、ピンチヒッターのケビン・コーネリアス選手をファーストゴロに打ち取り1アウト。
打順は上位に戻り、1番の右打者、レフトのチェイサー・バークス選手にセンターへのポテンヒットを打たれてしまい1アウト1塁。
続く2番の右打者、ショートのカルロス・ペナルバー選手にデッドボールを与えてしまい、1アウト1、2塁のピンチに。
ここで3番の右打者、セカンドのデビッド・ボーテ選手を上手くサードゴロに打ち取り、3塁フォースアウトで、2アウト1、2塁まで漕ぎ着けました。
ただ、続く4番の左打者、サードのジェイソン・ボスラー選手をフォアボールで歩かせてしまい2アウト満塁。
中後悠平投手、ピンチを抑えてもらいたいところです。
しかし次の5番の右打者、ファーストのヤシエル・バラガート選手にセンター前ヒットを打たれてしまい、3塁ランナーと2塁ランナーに帰られてしまって2失点。
4-7と点差を広げられてしまいました。
中後悠平投手、実に5試合ぶりの失点を喫してしまいました。
更にまだ2アウトながらランナーが2塁にいるので、まだ失点のピンチが続きます。
そして迎えた6番の右打者、キャッチャーのカエル・ブロックマイヤー選手をレフトフライに打ち取り3アウトチェンジ。
デッドボール、フォアボールが重なって2失点。
無駄なランナーは出さないに越したことはないですね。
やはりここで改めて思い返すことは「制球難の克服」でしょう。
いざという時の細かな制球力が有るか無いかが、「メジャーリーガー」と「マイナーリーガー」の差なのでしょう。
この日はここでマウンドを降りましたので、この日の中後悠平投手の成績は1回2/3イニングを投げて2被安打 2失点 1四球 1死球 1奪三振 防御率10.8となりました。
チームは逆転で勝利
中後悠平投手がマウンドを降りた後、チームは逆転に成功し、最終的に8-7で勝利しました。
Winning run driven in by @Medranamo13 tonight in a game that featured five (!) lead changes! Generals take the series! pic.twitter.com/Oq1n116d8p
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年6月14日
ただ、今回の5連戦は結局2勝3敗と負け越してしまいました。
残念ですが、前期の最後のホームゲームを勝利で飾れたので良しとしましょう。
そして中後悠平投手の今シーズンの通算成績は22試合で33回2/3イニングを投げ、1勝 1敗 2セーブ 2ホールド 35奪三振 防御率3.48となっています。
あと少しで防御率2点台になる所だったんですけど、少しまた遠くなってしまいました。
出来れば防御率を2点台に下げて前期を終えられると、メジャーチーム側からの評価も違って来ると思うんですけどね。
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前期のラスト5試合
明日からは前期最後の5連戦を「バーミンガム・バロンズ」と、バロンズの本拠地「リージョンズ・フィールド」に移動して行います。
試合終了後に、バロンズの本拠地まで約390kmをバスで移動すると思われます。
バロンズとの5連戦でも中後悠平投手は2回くらいは登板があるかもしれません。
そこをきっちり抑えて是非とも防御率を2点台に下げたいものです。
明日からの5連戦が終われば、オールスターゲームを挟んで3連休になります。
そこで身体をしっかりと休めて、後期に臨んでもらいたいものです。
中後悠平投手頑張ってください。
と言うことで、今回は中後悠平投手の今シーズン22度目の登板についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。