こんにちはnicoです。
MLB アメリカ・メジャーリーグ「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」とマイナー契約を交わし、傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」に所属して、今シーズンのメジャー昇格を目指している中後悠平投手。
そんな中後悠平投手が、今シーズン20度目の登板を果たしましたので、今回はその内容と結果についてチェックしてみたいと思います。
20度目の登板
前日6月6日の試合は「チャタヌーガ・ルックアウツ」との5連戦の内の第3戦。
延長14回まで及んだ死闘をジェネラルズが制して1勝2敗とし、5連戦の負け越しを何とか阻止しました。
その死闘の最後を締めたのが中後悠平投手でした。
4-2と2点をリードした14回裏にマウンドに上がった中後悠平投手は、多少ピンチを招いてバタバタしましたが、見事に無失点に抑えてチームを勝利に導き、中後悠平投手には今シーズン2個目のセーブが付きました。
午後7時15分に始まった第3戦は4時間17分にも及んだ激闘となり、ゲームセットとなったのは、あと少しで日付が変わる手前でした。
そしてその第3戦が終了してから僅か12時間後、中後悠平投手は再びマウンドに上がり、今シーズン20度目の登板を果たす事となりました。
連日のマウンド
日付が変わる直前の夜中まで続いた第3戦でしたが、続く第4戦は今度は昼前から始まるデイゲームとなっていて、前戦終了から僅か12時間足らずでの試合開始となりました。
ジェネラルズはこの日の先発のテイラー・クラーク投手が4失点と奮わず、4回を投げ終えた時点でマウンドを降りる事となりました。
そして、味方が1点を返して1-4で迎えた5回裏のルックアウツの攻撃に対しマウンドに上がったのは、何と12時間前にクローザーとして第3戦のマウンドで投げていた中後悠平投手でした。
これまでの登板間隔の例から見て、昨日の登板で、もうこのカードでは出番は無いのかなと思っていましたので、この連日の起用には正直驚かされました。
これは中後悠平投手への信頼の現れなのか、それとも単に故障者等ブルペンの台所事情に因るものなのかなど、果たしてどう言った理由からなのかはちょっと分からないですね。
何はともあれ、5回裏から連日のマウンドに上がった中後悠平投手。
先ず迎えた3番の左打者、レフトのラモンテ・ウェイド選手をセンターフライに打ち取り1アウト。
続く4番の右打者、DHのジョナサン・ロドリゲス選手をショートゴロに打ち取り2アウト。
そして次の5番の左打者、ファーストのダン・ガマチェ選手を空振り三振に仕留め、見事に三者凡退で3アウトチェンジとなりました。
いや〜中後悠平投手調子良いですね。
登板間隔が開かない方がいいのかも知れませんね。
そしてジェネラルズがもう1点を返して2-4となった後の6回裏にも、中後悠平投手はマウンドに上がりました。
先ず迎えた6番の右打者、センターのライアン・ストラスバーガー選手をサードゴロに打ち取り1アウト、
次の7番の右打者、サードのT.Jホワイト選手をライトフライに打ち取り2アウト。
続く8番の右打者、キャッチャーのダン・ロルフィン選手にはライト前ヒットを打たれてしまい2アウト1塁。
しかし9番の左打者、ショートのライアン・ウォーカー選手を空振り三振に仕留めて3アウトチェンジとし、この回もキッチリと締めてマウンドを降りました。
次の回は3番手の投手が起用されましたので、この日の成績は2イニング1被安打2奪三振防御率0.00と言う内容でした。
何か5月上旬の頃の不調が嘘の様に、ここの所調子が良いですね。
因みにこの日の好投で、中後悠平投手は今回の試合に出場したジェネラルズ選手の中から「プレーヤー・オブ・ザ・ゲーム」に選ばれました。
これで今シーズンの通算成績は、20試合で31イニングを投げ、1勝1敗2セーブ1ホールド33奪三振防御率3.19となっています。
このまま無失点を続ければ、防御率が3を切って2点台になるのももう直ぐですね。
結局敗戦で負け越しが決定
この日も好投してマウンドを譲った中後悠平投手でしたが、続いてマウンドに上がったジョーイ・クレビエル投手が更に3失点を喫してしまい、結局試合は2-7で負けてしまい、この5連戦の負け越しが決まってしまいました。
About 13 hours after finishing last night's game, Yuhei Nakaushiro dealt again Wednesday. It wasn't enough, however. pic.twitter.com/0v1YQIlIGy
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年6月7日
チームの勝率は30勝29敗で.508と、辛うじて5割を保ってはいますが、サザンリーグ北地区の5チーム中4位と低迷しています。
が
中後悠平投手の復調とは裏腹に、先発投手が打ち込まれるケースが多い感じがします。
中後悠平投手の最終的な目標はメジャー昇格ですが、どうせなら現在所属しているチームも勝ちが先行して強い方がモチベーションは維持し易いですよね。
|
次の登板はいつ頃?
もうこうなると、次の登板を予想するのは更に難しくなってきた訳ですが、流石に3連投はないだろうと言う事で、6月9日の金曜日から「テネシー・スモーキーズ」をホームに迎えて行う5連戦の中になると思われます。
9日に「ザ・ハブシティ・ヒッポーズ」として登板するのか、10日の「ウェディング・ナイト」の日に登板するのか。
兎に角この「テネシー・スモーキーズ」5連戦は、6月20日の「サザンリーグ・オールスターゲーム」前の前期最後のホームゲームとなりますので、ここは是非カードの勝ち越しを決めて貰いたいところですね。
中後悠平投手も現在の好調をキープして、勝利に貢献して貰いたいと思います。
次の登板も期待しています。
と言う事で、今回は中後悠平投手が今シーズン20度目の登板を果たしたその内容と結果についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。