こんにちはnicoです。
アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下の2Aチーム「ジャクソン・ジェネラルズ」でメジャー昇格を目指し奮闘中の中後悠平投手。
「モンゴメリー・ビスケッツ」5連戦の第4戦目となる4月20日の試合に、今シーズン6回目の登板を果たしました。
今回はその登板についてチェックしてみたいと思います。
今回も予定外の登板?
4月17日から始まった「モンゴメリー・ビスケッツ」との5連戦。
8勝2敗と、勢いの良い状態でこの5連戦に臨んだ「ジャクソン・ジェネラルズ」でしたが、いきなり2連敗を喫して、出鼻を挫かれてしまいました。
しかし前日の第3戦は、乱打戦を制して8-7で勝利し、この4月20日の第4戦は、5連戦を負け越すか、土俵際で持ち堪えるかと言う、大きな一戦となっていました。
ホーム試合で後攻のジェネラルズは、初回からコツコツと得点を重ねて行き、7回を終えた時点で4-1とリードを保っていました。
ここで8回からの抑えに登板したのが、中後悠平投手のチームメイトでありながら、同じ左投げの中継ぎで身長2メートルの長身投手「ジャレッド・ミラー」投手。
彼も今シーズン、4月8日の1度だけ、1イニング3失点を喫してはいましたが、その他の登板は全て0点に抑えており、中後悠平投手と共にメジャー昇格を狙う有望なライバルでもあります。
そんなジャレッド・ミラー投手が、今回計算外の失点を喫してしまいました。
フォアボールやヒットが続き、1アウトしか取れない中7失点してしまい、4-8と逆転されてノックアウトされてしまったのです。
急遽、右の中継ぎであるミラー・ディアズ投手がマウンドに上がりましたが、8回表の残りの2アウトを取るまでにもう1点を失ってしまい4-9となってしまいました。
8回裏にジェネラルズも1点を返したものの、5-9と大きく4点差が開いた状態で、最終回の9回表、中後悠平投手が今シーズン6回目の登板となりました。
これって、本来であれば、8回をミラー投手が投げ、9回をディアズ投手が投げる予定で、中後悠平投手は翌日の4月21日の登板予定であったにも関わらず、多分予定外の登板だったのではないでしょうかね。
しかし、前の回に8得点というビッグイニングを作ったビスケッツを、中後悠平投手にピシャッと抑えてもらって、勢いを明日へ繋げられないようにとの考えだったのですかね。
とにかく、多分予定より1日前倒しで登板となりました。
きっちり抑えるも制球に難
9回表、ジェネラルズの5番手投手としてマウンドに上がった中後悠平投手。
兎に角、この回を0点に抑えれば、4点差であればまだ逆転の希望は無いとは言えないですから、この登板は「敗戦処理」と言うよりは、逆転の為の布石とでも言った方が良いかもしれませんね。
先ず先頭打者は、8回表の攻撃でビスケッツの4番オコーナー選手に代わってピンチランナーで出ていた4番の左打者、DHのアレック・ソール選手を空振り三振で1アウト。
次の5番の左打者、キャッチャーのニック・シューフォ選手をライトフライに打ち取り2アウト。
ここまで順調です。
続く6番の右打者、ファーストのマイケル・ラッセル選手にレフトへのヒットを許してしまいました。
そして次の7番の右打者、ライトのネイサン・ルークス選手にフォアボールを与えてしまい、2アウト1、2塁のピンチに。
しかし、続く8番の右打者、セカンドのリリー・アンロー選手をライトフライに打ち取って3アウトチェンジとし、見事に期待に応えて0点に抑えることができました。
ここのところの登板では、少なくとも1個はフォアボールを出しています。
3月に参加した「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」のスプリングトレーニングで、ルブロ監督から「ストレートの制球をもっと磨いて欲しい」との要望が出されていた訳ですが、まだまだ制球面で難があると言えそうですね。
チームはシリーズ負け越し決定
9回表を中後悠平が投手がキッチリと0点に抑え、9回裏の反撃に期待をしましたが、1アウト1、2塁までチャンスを広げるも、結局得点出来ず、最終的に5-9で負けてしまいました。
Generals get bombs from @colinwalsh13, @duganbaseball and @OscarHernDbacks but fall to a team named the Biscuits Thursday. pic.twitter.com/d6ftSRK3EN
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年4月21日
この結果、「モンゴメリー・ビスケッツ」との5連戦は3敗してしまった事で「負け越し」が決まってしまいました。
残念ですね。
翌日の4月21日の最終戦は、「金曜日のホームゲーム」という事で、ジェネラルズは、カバがマスコットの「ハブシティー・ヒッポーズ」として試合に臨みます。
カバのパワーで最終戦は一矢報いて欲しいところですね。
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まとめ
モンゴメリー・ビスケッツとの5連戦.第4戦目となる4月20日、中後悠平投手は、他の投手が打ち込まれた影響で、予定より1日早いと思われる、今シーズン6回目の登板を果たした。
4点ビハインドの9回表を、ヒットとフォアボールを許すも0点に抑えた。
これで今シーズンの成績は、6試合 9回1/3を1勝 0敗 1セーブ 1ホールド 12奪三振 防御率0.96と、防御率を0点台に下げています。
1点取られてしまった以上、防御率を0.00に戻すことは出来ませんが、ここから頑張ってもらって、限りなく0.00に近づけていって欲しいと思います。
という事で、今回は中後悠平投手の4月20日の6回目の登板についてチェックしました。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。
 
コメント
個人的な意見ですが、中後悠平の記事楽しみに拝見してます。
リアルタイムで助かっております
影ながら応援してますので
引き続きお願いします。
ken様、コメント有難うございます。
そう言って頂けると励みになります。
今シーズン、中後悠平投手のメジャー昇格を願っていますので、そこまでの道程を詳細にお伝え出来ればと思っています。
今後も宜しくお願い致します。