こんにちはnicoです。
MLBアメリカ・メジャーリーグ傘下の2A(ダブルA)リーグ「ジャクソン・ジェネラルズ」で奮闘中の中後悠平投手。
アメリカ現地時間4月15日、今シーズン4回目の登板を果たしました。
今回はその辺りについてチェックしてみたいと思います。
中2日での登板
前回4月12日の「モービル・ベイベアーズ」との5連戦の初戦に、自チーム先発投手の乱調により2回2アウトの場面から緊急登板した中後悠平投手。
急な交代から、始めはバタバタしてピンチを招きましたが、徐々に安定感を取り戻し、結局5回裏までの3回1/3イニングを投げて0点に抑え、チームの勝利に貢献し、見事に勝利投手となり今シーズン1勝目を果たしました。
そして今シーズンに入ってからの自責点はまだ無く、防御率0.00を維持しました。
そして今回、の4回目の登板となりました。
当初は1日前の4月14日の登板が見込まれていましたが、前回3.1イニング投げた疲労を考慮されたのか、1日スライドしての登板となりました。
クローザーは信頼の証
4回目の登板となった4月15日の試合は、前回と同じく「モービル・ベイベアーズ」5連戦の第4戦目。
試合は3-2と1点リードの状態で、相手チーム9回裏の攻撃を迎えるにあたり、中後悠平投手の登板となりました。
僅差でのクローザーとしての登板は、チーム内で信頼を得られている証ですね。
味方エラーが続きピンチ
1点リードでベイベアーズ最終回の攻撃を締める為に登板した中後悠平投手。
先ずは5番の左打者、ライトのフォレスト・オールデイ選手のバントを中後悠平投手が落ち着いて処理して1アウト。
次の6番の右打者、DHのウェイド・ワス選手の打球をショートのダウェル・ルーゴ選手がエラーして1アウト1塁。
続く7番の右打者、ショートのハットン・モイヤー選手の打球を、今度はサードのコリン・ウォルシュ選手がエラーして1アウト1、2塁のピンチ。
通常ならここまででゲームセットになっていてもおかしく無かったはずなのに、なんと1打同点、又は逆転サヨナラのピンチに!
しかし、中後悠平は落ち着いていました。
次の8番の右打者、レフトのキャレブ・アダムス選手を空振り三振に仕留めて2アウト1、2塁。
そして9番の右打者、セカンドのアンドリュー・ダニエル選手も連続の空振り三振に仕留めて3アウトでゲームセット!
見事に1点差を守ってチームの勝利に貢献しました。
.@colinwalsh13 drove in all three Jackson runs as the Generals downed the BayBears to improve to 7-2! pic.twitter.com/dFh58x4mYp
— Jackson Generals (@jacksongenerals) 2017年4月16日
そして、中後悠平投手には、今シーズン初のセーブ「1」が付きました。
まあしかし内容を見たら、中後悠平投手は5アウトを取っている状態ですよね。
これで、中後悠平投手の今シーズンの成績は、4試合で6回1/3イニングを1勝0敗 1ホールド 1セーブ 8奪三振 防御率0.00と絶好調の成績をあげています。
昇格はあるか
シーズンが始まってからまだ2週間程度で、中後悠平投手もまだ4回だけの登板ですが、ついついこの先の昇格が気になってしまいますよね。
直接メジャーへのジャンプアップを期待したいところですが、現在メジャーチームのアリゾナ・ダイヤモンドバックスは、ナショナルリーグ西地区の首位を走って好調です。
中継ぎ陣の成績もソコソコなので、直ぐに昇格のチャンスというのは無いのではないかと思います。
有るとすれば、左の中継ぎ投手の怪我による離脱などがあった時に、中後悠平投手に声がかかる可能性もないとは言えないでしょうね。
まあ、そんな緊急事態は中々ないでしょうから、取り敢えず現在のジェネラルズで最低10登板はすると思います。
その後、もしかしたら昨年所属した、3Aの「リノ・エーシズ」に昇格とかになる可能性も有るでしょうか。
とにかくメジャーを目指す中後悠平投手ですから、ここ2Aでは不甲斐ない成績を出す事は避けてもらいたいですね。
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まとめ
中後悠平投手は、4月15日のモービル・ベイベアーズ戦にクローザーとして1点リードの9回裏に、シーズン4回目の登板を果たした。
1アウト後、守備の2連続エラーにより、一転サヨナラのピンチを迎えてしまった。
しかしその後、2者を連続三振に打ち取りゲームセットとし、今シーズン初のセーブ1を獲得した。
メジャーチームのアリゾナ・ダイヤモンドバックスは現在ナショナルリーグ西地区の首位と好調の為、残念ながら暫くはメジャー昇格の声は掛からなさそう。
ここぞという時に三振を取れる中後悠平投手は、チーム内で完全に信頼を勝ち取っていると思われます。
次の登板は4月17日、ホーム球場のテネシー州「ボールパーク・アット・ジャクソン」に戻っての「モンゴメリー・ビスケッツ」との5連戦の初戦になると思われます。
次の中後悠平投手の登板にも期待ですね。
という事で、今回はクローザーとしてシーズン4回目の登板を果たし、見事セーブを挙げた中後悠平投手についてチェックしました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。